サツマイモ掘りイベント報告(2023年9月30日)
のんびりガーデンで、サツマイモ掘りイベントを行いました。23日の予定が、雨のため1週間延期になったのでした。
参加者は0名。厳しい現実にまっすぐ向き合うのは辛すぎるので、頭の中に「イマジナリー参加者」を5名つくりだして、みんなで一緒に楽しく掘ったテイにして作業しました。
今年は、支柱を立てて 、つるを垂直仕立てで育てていました。
まず、つるをハサミで切って支柱を抜いて隣の畝に。その後、スコップで周囲の土を掘り起こしてできるだけ傷をつけないように手で掘りました。
大きさはまずまずこんなところかなと思います。まだ掘らずにおいておけば大きくなっていきます。が、大きさや糖度などのバランスが整っていて、「おいしい」とされる収穫適期以降は、大きくはなるが糖度は上がらないので大味になったり、雑味が混ざってくるんだろうと考えています。
1本の苗つるから、4~5個のサツマイモが収穫できました。垂直仕立てにすることで、畝を立体的に使えたので、収量が増えました。来年もこの仕立て方で、畝に2条栽培すればよさそうです。
画像手前に見える白っぽいイモは、つるや葉をおいしく食べる品種です。ヤギたちのごはん用に去年から栽培しはじめましたが、垂直仕立てとは相性が悪いです。来年、育てるとしたら、種イモを畝の端に植えつけて、伸びてきたら2~3節残して切ってヤギたちにあげる、または料理して食べる、くらいの感じがいいかなと思いました。
イモは筋ばっててまったくおいしくないです。
今日からしばらくは、大好きなサツマイモのつるを食べられるヤギたちでした。
最後に、これは数日前から根出しをしていたつるです。これを培養土を入れた鉢に植えつけました。
サツマイモを裁判するとき、多くは苗つるを買ってくるか、種イモからつるをとって植えつけます。
今年は種イモからつるをとって育てたのですが、どうしても植えつける時期が最初と最後で差ができてしまうことになります。5月下旬に最初の苗つるを植えつけて、最後は6月下旬。しかし、収穫は一斉に掘りあげてしまうので、その差が現れてしまいます。
そこで、今回は新たな試み。元気なつるをビニールハウスや屋内で越冬させて、植えつけの時期をあまりずらさないようにして栽培してみようかと思います。
しばらくは外で、少し気温が下がったらビニールハウスへ、冬は暖かい室内で管理してみます。さて、うまくいくのでしょうか。
今回のイベントは、9:00~11:00で開催したのですが、移動時間などを考えると、13:30~15:30など午後からでも問題ないような気がしました。むしろ、その方がよいのかなと思ったりしました。
今後も、心が折れるまではイベントを開催して、参加された方々とのんびり楽しめたらと考えていますので、よろしくお願いします。
のんびりガーデン
ひろせしゅんじ
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