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香川県さぬき市でのレタスづくり

半結球レタス【美味タス】(2023年9月に購入)

2023年12月9日

栽培のポイント

・キク科アキノノゲシ属
・秋まきでは種を浸水後、冷蔵庫に入れる休眠打破をしてから種まきすると発芽率が上がる。

レタスの種の休眠打破

レタスの種は21℃以上になると休眠して発芽しにくくなる性質がある。8月下旬から9月末までに種まきする場合は、休眠打破で発芽率を高める。

肥料について

無肥料でも栽培できるが、元肥を入れる有機栽培が育てやすい。

種まき(2月下旬~3月上旬頃、8月下旬~9月上旬頃)

7.5cmポットに育苗土を入れる。深さ5mmを目安に種をまく。ごく浅く覆土。レタスは発芽に光が必要な好光性種子なので、浅く覆土する。表面を軽くならしておく。水やりして、発芽まで半日陰に置き、発芽してきたら日当たりがよいばしょに移動して育苗する。

植えつけ(3月下旬~4月上旬頃、9月上旬~10月上旬頃)

定植の目安は、本葉の数も大切だが、ポットの大きさによっても変化する。底穴を見て、根がちょろっと出てきた頃がベスト。
植えつけ前にたっぷり水やりしておき、根を傷つけないようにポットを押しながらやさしく抜く。
根鉢を崩さないように、手を添えてやさしく植えつける。浅植えにならないようにしっかり植える。
土が乾燥していて雨の予報がないときは水やりするとよい。

追肥する場合

植えつけから2週間後、株が生長してきた頃に追肥する。

収穫(5月上旬~下旬頃、11月上旬~1月上旬)

中央から少しずつ巻いてくる。春レタスは4月下旬、病気予防のためにマルチをはがす。
ちょうどよい大きさになったら、包丁で根元を切って収穫する。

2023年11月20日

寒さ対策

レタスは霜や低温に弱いので、霜が下りる時期になったら、寒冷紗や穴あきビニールをトンネルがけする。もしくはベタがけして防寒し、1月上旬までに収穫する。

病害虫対策

アブラナ科に比べると少ないが、肥料が多いと立ち枯れ病が出やすい。また乾燥や高温ではアブラムシ、ハスモンヨトウ、高温多湿と雑草が多いとナメクジが出やすい。ほかにネキリムシやタマナギンウワバなど。害虫を見つけたらとり除く。

種とり

レタスは自家受粉するので交雑しにくい。種をとるなら固定種を選ぶ。春先にトウが立ち、開花後、種ができたら種とりして保存する。

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