香川県さぬき市でのズッキーニづくり
栽培する品種
【ズッキーニ(黄)】(2023年8月23日、自家採種1回目)
栽培のポイント
・ウリ科カボチャ属
・乾燥を好むので、水はけのよい畑に高畝にして植える。
・梅雨の過湿が苦手なので、雨よけできるとベター。
・人工受粉をすると着果率が上がる。
肥料について
肥料なしで育つが、有機栽培なら元肥を少し入れ、開花後に生長を見て追肥する。
種まき(5月下旬頃にポットにまく)
ポットに育苗土を入れ、2cmほど押して植え穴をあける。2粒ずつまき、覆土、鎮圧する。水やりをして、暖かい場所で育苗する。
植えつけまでに生育がよい1本を残して間引く。
2024年
2022年
植えつけ・管理作業(本葉1~2枚の頃)
本葉1~2枚の頃、畝に植えつける。
植え付ける際、土の底にミミズ堆肥2:籾殻くん炭1を混ぜ合わせたものを土と合わせてネギをさして苗を植え付ける。
生長してきたら、支柱を立てるとよい。2本立てると、自分で植えに伸びて生長していく。
梅雨明けまでに収穫できるとよい。摘芯や摘果は必要ないが、株を大きく育てる時期は摘果してもよい。
ズッキーニは虫が花粉をあまり運ばないようなので、毎朝8時ごろまでに開花を確認し、雌花が咲いていたら、他の株の雄花を摘んで花粉をチョンチョンと軽く柱頭につける。
補い
ズッキーニは肥料切れを起こしやすいので、週に1度周囲の草マルチの上に米ぬかを一握りまいて補う。
病害虫対策
梅雨時期はうどんこ病に注意。高畝にして水はけをよくして予防。害虫はウリハムシを見つけたら捕殺する。
収穫(6月中旬以降)
根元を包丁やハサミで切って収穫。収穫後に雨に当たると病気が出やすいので、晴れた日に収獲する。品種ごとに収獲適期の長さが違う。序盤は若どりを意識する。
種とり(7月下旬~8月下旬頃)
畑で完熟させてから収穫して種をとる
種を傷つけないように切れ目を入れる。半分に割り、スプーンなどで種をかき出す。よく水洗いして、ぷっくり充実した種を残す。ズッキーニは浮く種がよい。乾燥させて、保存する。
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