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香川県さぬき市でのズッキーニづくり

栽培する品種

【ズッキーニ(黄)】(2023年8月23日、自家採種1回目)

栽培のポイント

・ウリ科カボチャ属
・乾燥を好むので、水はけのよい畑に高畝にして植える。
・梅雨の過湿が苦手なので、雨よけできるとベター。
・人工受粉をすると着果率が上がる。

肥料について

肥料なしで育つが、有機栽培なら元肥を少し入れ、開花後に生長を見て追肥する。

種まき(5月下旬頃にポットにまく)

ポットに育苗土を入れ、2cmほど押して植え穴をあける。2粒ずつまき、覆土、鎮圧する。水やりをして、暖かい場所で育苗する。

植えつけまでに生育がよい1本を残して間引く。

2024年

2024年5月20日:2024年は、晩生タマネギの収穫跡地に植え付ける計画のため、5月下旬に種まきした。

2022年

2022年04月22日

植えつけ・管理作業(本葉1~2枚の頃)

本葉1~2枚の頃、畝に植えつける。
植え付ける際、土の底にミミズ堆肥2:籾殻くん炭1を混ぜ合わせたものを土と合わせてネギをさして苗を植え付ける。

生長してきたら、支柱を立てるとよい。2本立てると、自分で植えに伸びて生長していく。

ウリ科は植えつけ後、株元には川砂を直径30cm、厚さ3mmくらいたっぷりと敷く。そうすることで、ウリハムシが株元の地面に卵を産みつけづらくなったり、産みつけたとしても日光で熱せられて卵や幼虫が焼け死んでしまう。

「現代農業2023年5月号」
定植した白ズッキーニ
2022年05月28日

梅雨明けまでに収穫できるとよい。摘芯や摘果は必要ないが、株を大きく育てる時期は摘果してもよい。

ズッキーニは虫が花粉をあまり運ばないようなので、毎朝8時ごろまでに開花を確認し、雌花が咲いていたら、他の株の雄花を摘んで花粉をチョンチョンと軽く柱頭につける。

補い

ズッキーニは肥料切れを起こしやすいので、週に1度周囲の草マルチの上に米ぬかを一握りまいて補う。

病害虫対策

梅雨時期はうどんこ病に注意。高畝にして水はけをよくして予防。害虫はウリハムシを見つけたら捕殺する。

2022年06月01日
2023年6月21日

収穫(6月中旬以降)

根元を包丁やハサミで切って収穫。収穫後に雨に当たると病気が出やすいので、晴れた日に収獲する。品種ごとに収獲適期の長さが違う。序盤は若どりを意識する。

序盤は若どりを意識する
2023年6月14日ズッキーニ(黄)

種とり(7月下旬~8月下旬頃)

畑で完熟させてから収穫して種をとる

種を傷つけないように切れ目を入れる。半分に割り、スプーンなどで種をかき出す。よく水洗いして、ぷっくり充実した種を残す。ズッキーニは浮く種がよい。乾燥させて、保存する。

2023年6月18日

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