「はつめいひん!」解説

ときおり立川茜漫画を描いていただいているオノコーゾー先生に、また変な漫画を描かせてしまいました。申し訳ありません。

「はつめいひん!」とは?
おかしな物しか作らない発明家たちのほのぼの4コマ。


のはずが……?

以下、ショッキングな内容が含まれます。



この漫画を読み解くためのヒント

この漫画は、四人全員が主人公です。
この漫画は、一人一人の結末が違います。
一人目の漫画にだけ、「つづく」と記されています。



「つづく」が記されていないということは、「終わり」ということです。
何が終わりなのか?
登場人物たちの命です。


1発目ではギャグ漫画の爆発オチと思わせて、本当に爆発に巻き込まれて羽瀬が命を落とします。

2発目では生物に使ってはいけない機械に入り、秋田が犬と融合します(そして精神は犬のものとなります)

3発目、木に擬態していた木下は、他の植物とともに刈り取られてしまいます。

4発目の時点では大発しか生き残っていませんが、自動返信botにより生きているようにミスリードされています。



四人の主人公の異なる結末を一つの漫画で表現したい、というアイデアから生まれました。



追記

タイトルの「はつめいひん!」について

各話サブタイトルである「n発目」と併せて考えると、「n発目の遺品」ともとれるようになっています。

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