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チェルシー戦スタメン

ツイートじゃ文字数がさすがに足りないと思ったので久しぶりにnoteを書く。
明朝4時、ホームでのCLセミファイナル、1stレグ。スタメンの考察をする。

キャプテンを含め主力に離脱者が相次ぐマドリーに与えられた選択肢は決して多くはない。チェルシー相手といえども、相手との噛み合わせを考慮して普段と違うことをする余裕はないのではないかと思う(あってもFWの部分だけかなと)。

以下、招集メンバー22人。

マドリーの離脱者はラモス、ルーカス、メンディ、バルベルデの4人。

システム

今季のマドリーは、4バックを主軸に戦ってきたものの、2月のヘタフェ戦以降は3バックも。最近では試合中でのシステムチェンジすら行われていて、どちらでも戦える準備はできている。

この試合に関しては、結論から言うと、3バックが望ましいのではないかと考える。というのも、4バックにした場合左SBに適任が見当たらないからだ。

今季左SBを一貫して任されてきたメンディが左足ヒラメ筋の怪我で離脱。カスティージャのミゲルを除くと、起用可能なメンバーはマルセロとナチョの2人になる。

マルセロは長らく守備強度が不安視されてきたが、今季はその問題が非常に顕著に。WBの新境地を開発したこともあって、最近ではほとんどSBでの出場は無くなっている。この大一番でマルセロ左SBというのはかなり非現実的で効果の薄いものだと思う。

ナチョに関しては、メンディほどではないが攻守ともに安定感があり信頼度は高い。しかし、ナチョをSBで使ってしまうと2CBはミリトンとヴァランということになり、そっちが不安定になる危険性があるのだ。実際にこの人選を採用した直近のベティス戦、守備時のパフォーマンスは悪くなかったものの、ビルドアップの質が大きく低下。クロースがいなかったとはいえ、左CBのヴァランの配球の質は非常に不安定だった。ビルドアップという点でも高い機能性を持つナチョをわざわざSBで使う選択も、現実的ではないように映る。

対して3バックの場合、後方は3枚でのビルドアップが可能。マルセロを高い位置に押し上げて攻撃に厚みを持たせることもでき、攻守両面に効果的だと感じる。これらの理由より、僕は3バックを推したいと思う。

ただ1つ気になる点は右のWB。順当に考えればカルバハルになるとは思うが、僕の記憶する限りでは(少なくとも今季は)カルバハルはWBを1分も務めていない。SB以上の運動量が求められる中、復帰明けの彼が水準を満たせるのかという点では少し疑問は残るかもしれない。スタメンに値するとは思わないが、オーバーラップの質に関してはオドリオソラは目を見張るものがあり、試合展開によっては早めの投入もアリなのでは、と思う。

残りはざっと

中盤から前もガッツリ書く時間と気力がないので、あとはざっくり。クロースのコンディションが未知数ではあるが、万全であればカゼミーロ、モドリッチとの"いつもの"3センターしか有り得ない。その場合は、2トップはベンゼマとヴィニシウスが既定路線な感じはする。アセンシオもヴィニシウスも例の3連戦後は少し元気が無さそうだが、それでもヴィニシウスはPKを獲得。攻撃の起点、突破口という意味でも今は外しづらいと思う。もしクロースが厳しそうなら3トップにする可能性が最も高いだろう。イスコはもちろん、ブランコも大一番で先発を任せられるかというと微妙だ。

ここまで名前を挙げなかった7番には正直もう期待してない。彼が出るくらいならロドリゴかアリーバスのプレーを見たいな。

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