見出し画像

imiut Chibi の互換性のない服を着せる

2022/04/18現在できる技術です。
時期が外れると仕様が変わる可能性がありますのでご了承ください。

はじめに


imuit chibiはとてもかわいい。ただ、互換性のある服は現在ほぼ皆無だったりします。VRChatをはじめて間もないし、Unityと出会って2週間程度のふぁんですが、Chibiちゃんに等身の高い子の服を着せることに成功しましたのでその報告をさせていただいたいと思います

今回仕様した素体

今回移植した髪型と服

使用したアシストツール
●YOYOGIMORIアバター付属のK2Ex_AvatarAssembler

あると便利なツール
これはアバターのエミュレーターとなっております。
動作確認するのに便利なので入れておくといいとおもいます。
GitHubに飛びますが、UnitypackageをDLする部分からDLしてみてください。


●SDK及びDynamic Bone imuit CHIBI素体・服 ・髪型各種シェーダー、各種ツールはすべて読み込んだものとして作業を進めます。

手順


大まかに以下の手順を踏んですすみます。
作業ごとにエミュレーターで動いているか確認をするといいとおもいます。

  1. 頭に髪の毛をつけてあげる。

  2. YOYOGIMORIアバターの場合は頭と胴体がドッキングしていないためここでドッキングさせるといいとおもいます。(他アバターですでにドッキングしているキャラクターを用いる場合はこの手順は必要ありません)

  3. 洋服の調整(ここが難所)

  4. 「キセテネ」を使用して着せてあげる


1.頭に髪の毛を付けてあげる

1-1 CHIBIちゃんの髪の毛を取ってあげた状態かこちらです。

髪の毛が取れている状態のCHIBIちゃん

1-2髪の毛を装着をします

サイズ調整


大まかにあわせます

あとはサイズ調整でいいかんじにフィットさせます。

だいたい合わせた形がこちら
横からも確認をしましょう。

ドッキングさせる前に

Controllerを指定する。

InspectorのAnimator>Controllerの部分がNoneになってるばあいは動かないので、ここでコントローラーを指定してあげてください。(CHIBIのデフォルトはこれ)


1-3 「キセテネ」でドッキングする。
使い方は「キセテネ」のドキュメントをごらんください。

2 胴体と頭をドッキングする(YOYOGIMORIアバターの場合はこれが必要だと思います。)

ここでも胴体の方のAnimator>Controllerの部分に指定がないので入れておきましょう。

ここの作業は「キセテネ」ではなく、YOYOGIMORIさんのツールを使用をしてください。私の場合は「キセテネ」だとうまくドッキングしませんでした。

コツとしては、作業の一つ一つの間にエミュレーターできちんと動作をしてるか確認をしながら進めるとうまくいくと思います。
こおこではエミュレーターの使い方は割愛します。各自ドキュメントを確認してください

ここまでの作業を確認すると
こんな感じで頭と胴体が上手にうごいてくれているのがわかるとおもいます。

3 洋服の調整
ここが一番の難所です。
注意点としては全ての服でできる保証はありません。
今回うまくいったポイントとしては
ミニスカートのワンピースだったこと、腕周りがゆったりしていたことがあると思います。お洋服えらびの参考にしてください。半袖を選ぶのもありだとおもいまーす。

全然あわない

ここから調整をかけます。

ざっくり合わせる

胴体に合わせると袖が全然合いません!!!!!

ここから気合で調整します。
右腕の調整だけお見せします。

お洋服側のAmatureから
肩から順番に合わせていきます。
肩→下腕→上腕→下腕→手の順番で調整をするとうまくいきました。

肩の位置をあわせる
基本的にこれ以降は動かさない
下腕の位置をずらして半袖状態にします
これで上腕部分の調整がやりやすくなります
上腕の位置をちょうどひじのあたりに合わせます。
下腕の部分を触ります。長袖に戻してあげます。

必要に応じて手首の位置も合わせてあげてください。

等身が低いキャラはちょっとだけ腕周りに余裕があると安心なので、
Amatureの肩の部分で全体的な大きさを少しだけ大きくしておきます。
そうすると腕を上げたときにも比較的肌の露出が抑えられます。
Y軸とZ軸のみを触ります。Xを触った瞬間さっきの調整がダメになるので気をつけて!

逆側の腕も同様の調整をかけます。

ここでAmature>Chestの部分を少しして薄くしてあげるとスッキリして見えます。やり過ぎるとお辞儀したときに肌が露出する可能性があります。

4 キセテネを使って調整、ドッキング作業をします。

キセテネの調整も有効です。
横から見てあげて腕が袖の中心を通るような調整をすると結構いい感じです。

そのままの調整だとこれですが
キセテネの調整で中心に来るように調整するとGOODです。
裾を短くしたり長くしたりするのもアリです。おこのみでどうぞ。


エミュレーターで確認をします。

ちゃんと着れているようですね。

あとは通常の手順でアップロードをすれば改変完了です。

●さいごに


お洋服選び(重要)と気合と根性で等身の違うキャラクターにお洋服を着せることはできるようなのでだれかの参考になればと思いまして書かせていただきました。
等身が同じキャラも(おそらく)似たような手順で改変ができるかもしれません。
お役に立てば幸いです。

※かならずうまくいくかは保証はできません!
※頑張ってUnityと和解してください!!!!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?