諸悪の根源!電車を辞める方法を真剣に考える

※6/14 原付を追記

なぜ電車を辞める必要があるのか

これ、本当に簡単に言うと「駅でヤバい人に絡まれた」という出来事なのですが、
この出来事から1ヶ月以上経った今、正直なところ未だに僕の生活の足をうっすら引っ張っています。
こういうことがあったと人に伝えたときに「もっと人生を揺るがすようなことが起きたかと思った」「公に言っていったほうがみんな安心するよ」と言ってもらったこともあるのですが、上記の通り自分の生活に影響し続けておりまして、事実としては大したことがないように見えるかもしれないのですが、自分としては行動原理が変わるような出来事だったので、それを自分で大したことがなかったようにするのに自分の中で納得が出来ないままでいます。

ともかく、「駅でヤバい人に絡まれた」という出来事が無ければよかったわけです。
しかし電車を利用し続けていれば、時間のスケールはともかくヤバい人に出くわすことは避けられないでしょう。
自分の経験としては、5年前の通勤中に今回とはまた違うタイプのヤバい人に出くわして、目を腫らして出勤した覚えがあります。そこまでのことは何年に一回の単位かもしれませんが、中・小規模のものはたびたび出くわすことになるでしょう(うるさいグループがいる、酔っぱらいの嘔吐物など)。

この世の中の生活空間を平均化したときに、電車内・駅なんていうのはヤバい人に出くわす確率が高い方の場所かと思います。利用頻度の高さから出くわす回数が増えているという部分もあるかと思いますが、率としても高いような気がしてしまいます。
性質として、この国にいる人間のほとんどが利用しうるものなので、出くわす人間に例外を作りにくいというのが大きいと思います。例えば自分が所属している会社、コミュニティなんてものはある程度自分で選択も出来るし、自然と自分と感覚やレベルが近いものになりがちです(必ずしもそうとは限りませんが)。そういう柵のようなものを設けることを許されていないからです。
これは僕が以前働いていた役所もそうで、その自治体に住んでいれば全員が来得る場所である+行う必要があることに不満を抱きやすい ことから、体感でヤバい人に出くわす確率は高かったです。大規模なものが年に1,2回ほどでしょうか。これを何十年と耐え続けることが自分には出来ないというのが仕事を辞める引き金になったのは事実です。


具体的にどうやって電車を辞めるのか

この1ヶ月くらい、実際に考えて試してきましたが、これがなかなか難しいです。
こんなにも電車にしかないものがあるのかと愕然としたところです。
つぶさに代替案を検討していきましょう。


自家用車

メリット
・動く個室である。他人との接触がない
これはでかい!!
・細かい地点まで移動が出来る
・遠くの移動も可
・所有物のため好きなときに使える
・大荷物のときでも移動の負担がほぼ変わらない
これもでかい!!撮影機材や、ネタの小道具など

デメリット
・価格。維持費用(駐車場代)※1
・駐車する場所を探す必要がある(意外と融通が利かない)
・やばい人が運転している車に遭遇する可能性がある(直接ではなく車間のコミュニケーションにはなるが)
・僕が運転がそんなに好きじゃない。心身ともに疲弊する※2
公務員時代に仕事で原付によく乗っていましたが、ずっと嫌だった。部署が変わると車の可能性も全然あって、もっと嫌だなあと思っていた
・人を殺す可能性がある
自分が死ぬかもというより、人を殺す可能性があるというのが怖い!!

デメリットを解消するためには
※1:とにかく東京都は駐車場が高いので、生活拠点を郊外に移すなら一考の余地あり
※2:運転をすることが普通の生活になればいずれ慣れる?
また、運転手を雇うという手もある。これのデメリットは言うまでもなく、よりお金がかかる点。


カーシェアリング

メリット
・動く個室である。他人との接触がない(自家用車と同様)
・細かい地点まで移動が出来る(自家用車と同様)
・大荷物のときでも移動の負担がほぼ変わらない(自家用車と同様)
・遠くの移動も可(自家用車と同様)
・使いたいときにのみ料金が発生する、メンテナンスの必要なし

デメリット
・(サービスによるかもしれないが)借りた場所に返さないといけない。帰宅まで使用料がかかり続ける
・使いたいときに車がない可能性がある
・駐車する場所を探す必要がある(意外と融通が利かない)
・やばい人が運転している車に遭遇する可能性がある(直接ではなく車間のコミュニケーションにはなるが)
・僕が運転がそんなに好きじゃない。心身ともに疲弊する
・人を殺す可能性がある

カーシェアリングは月額かからず使うときにだけ料金が発生するプランで登録しているが、使って半年に一回くらい。
月額かかるプランにして使う回数が増えればお得になるが、そこまで使い続けるかどうか。


タクシー

メリット
・他人との接触が少ない(運転手のみ)
・自分が運転しなくて良い
・細かい地点まで移動が出来る
・大荷物のときでも移動の負担がほぼ変わらない
・思い立ったときに呼ぶことが出来る、いまはアプリがあり電話をする必要がない

デメリット
・使い続けるには費用がかなりかかる。例えばライブ出演の場合、ギャラを考えると完全に赤字になる※1
・まれに、ハズレの運転手に当たると個室で1対1になる※2
・まれに、ものすごいタバコ臭い車両に当たる※2

デメリットを解消するためには
※1:めっちゃ売れる
※2:いまのところ1回のみである

タクシー、どうしようもない体調のときに何回か使いましたが本当に楽で仕方ない。
払うお金に値するくらい楽な気もするが、頑張ってもっと安く移動すればいいのにと自分に対して罪悪感を覚えてしまうなとも思った。


LUUP

メリット
・細かい地点まで移動が出来る
・使いたいときにのみ料金が発生する、メンテナンスの必要なし
・移動先のポートに返却出来るので、移動時間分のみの料金で済む

デメリット
・出発地点、到着地点両方のポートの都合が合わないと効率の良い移動が出来ない※1
実際に何回か使ってみたのですが意外とこの2つが噛み合うことが少なかった
・大荷物は無理
・車道に出るには無防備すぎる※2
・あまりに長距離の場合は無理
・疲れる?立ちであり、交通ルールを遵守する精神的な疲れも

デメリットを解消するためには
※1:今後のポート拡大に期待
※2:慣れ、鋼鉄の体になる


電動自転車(所有)

メリット
・細かい地点まで移動が出来る
・所有物のため好きなときに使える
・追加での出費なしで自宅に置いておける
・一度購入してしまえば好きなだけ使える

デメリット
・疲れる?※1
・遠距離はさすがに厳しい
・大荷物が無理すぎる
・やや高価
・盗難※2
・意外と停めて良い場所が少ない
例えば僕の最寄り駅の駐輪場は常にほぼ埋まっている

デメリットを解消するためには
※1:これまで電動自転車に乗ったことがなかったのですが、レンタルのものに乗ってみたら案外楽でした。
※2:厳重な対策。ただし自転車を持っていたときも思っていたけど、厳重な対策のために費やす時間が毎回あるのはもったいないなあと思う


レンタサイクル(電動)

メリット
・細かい地点まで移動が出来る
・移動先のポートに返却出来るので、移動時間分のみの料金で済むうえ、駐車場所の心配がない

デメリット
・出発地点、到着地点両方のポートの都合が合わないと効率の良い移動が出来ない
・僕の自宅周りにちょうどいいポートがなかった(ありはするけど電動自動車は1台のみでなかなか出くわさない)
・遠距離はさすがに厳しい
・大荷物が無理すぎる


原付・バイク

メリット
・細かい地点まで移動が出来る
・車よりは駐車し易い
・車よりは維持費がかからない

デメリット
・あまりに生身すぎて怖いし全然人も殺しうる
原付は公務員の時仕事で乗っていましたが、生身すぎるのにあんなにスピードが出るので怖かったです(無敵と錯覚しそうで)
・道を覚えられない



電車・バス

メリット
・とにかく安い
・都心部はわりと場所の網羅出来ている
・利用の申し込みなどの手間がない

デメリット
・生身で大人数の前に晒されるストレス
・満員電車のストレス
・やばい人に出くわす可能性が他と比べて高め、数年単位で考えると即死レベルのものも
・大荷物での移動に向いてない
下りのエスカレーターだけない、みたいなことがわりとあってこれが意外と響くことがある


いまのところの結論

使えるときはレンタサイクル(電動)、距離が遠かったり元気なときは武装して電車移動、大荷物かつ元気がないときはタクシー

これさえ使っていればという結論には至れなかったので、併用しています。
電車に関しては、最近はサングラスをして威圧感を出しつつ視覚をある程度遮断、イヤホンをして聴覚を遮断、無理のない範囲で長袖を着て空間に触れる面積を減らす、などしています。
ただ、電車に乗らないに越したことはないのでまだまだ他の方法も模索していきます。

そもそも移動を減らすというのもあり、幸い仕事的には自宅や喫茶店で出来るものが多く出勤をなくせているのはありがたいです。ただライブ出演や撮影などはどうしてもあるので、完全に0には出来ないですね。
社会構造を変えるというのも有りなのですが、僕一人の力では残念ながら出来ません。



以下、「駅でヤバい人に絡まれた」の詳細を知りたい方向け
(メンバーシップ入っていただいている方は見れますが、気持ちの良い話ではないので、見なくてもよいです)

また、この出来事に対して心配の連絡をくださったのに返信出来ていない方、申し訳ありません。

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面白いことを考えるための余裕が増えます、ありがとうございます