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「TMの音楽は、自分にとって空気のようなもの。」ぱっぴーさん⑤

(前回からの続き)

⑫TMの40周年に期待することを教えてください。

ぱっぴー:
あれ、やってほしい。FANKSに聴きたい曲を募集して、それでライブをやってほしいな。そういうの1回やってくれると嬉しいな。
で、最近の曲じゃないのをやってほしい。もう、「RAINBOW RAINBOW」まで戻っても良いぐらいな勢い。「とことん後ろに戻してみて、一回。」って。「最初の衣装、今着たらどうなるの?」って見てみたい。「三つ編みを哲っちゃんが今やったら、どうなるんだろう?」って。中国人木根さんとかさぁ。

あと40周年はね、アルバムがちょっと物足りないから、もっと新曲作れ!(「DEVOTION」も)結局、半分ぐらいじゃねーかよ、と思って。また例のごとく。2枚組のフルアルバムで1回ぐらい作ってみろやって。

金谷:昨日辺りに「Whatever Comes」が9月の頭にリリースされるって聞きましたけど。アルバムも新曲で出してほしいですよね。

ぱっぴー:そうそう。あと、コンスタントに活動して。お願いだから。45周年ぐらいまで。50周年とは言わないもん。そこまでやってくれたら、(メンバーの)年齢を考えたら充分だよ。

(ライブは、)「CAROL」を1回ちゃんと見たいな。ライブのやつって、なんか端々しか見ていないから。ライブで「CAROL」の組曲、また、あの構成、やってくんねーかな。

あとね、変に凝らなくて良いから、普通にライブやってほしい。舞台組んだりとか、物語チックにやろうとするのが、哲っちゃん、好きだけどさ。ハマっていない時とかがあるんだよね。「そこじゃねーな。」と思う時がある。
普通にライブやってほしい。1回、なんか久々に、オリジナルでやってほしいかもしれない。リミックスが多過ぎるから。
だって、この間の(「DEVOTION」)の「TIME TO COUNT DOWN」とかも、だいぶ変わっちゃっているからさ。

金谷:サポートメンバーについては、いかがですか?(お話をお聞きしていると)大集合してほしい派と3人だけでやってほしい派に分かれるんですけど。

ぱっぴー:葛城哲哉とべーあん(阿部薫さん)くらいでいい。

金谷:(ぱっぴーさんはFANKSになったのが)「リズレ」からですからね。大ちゃん(浅倉大介さん)はいいんですか?

金谷:
大ちゃんは、もう今、入ってほしくない。もう完全に別の道を歩んでいるから、それはそれでいいんですよ。

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⑬メンバー3人への感謝とメッセージ(伝えたいこと)をどうぞ。

ぱっぴー:
もうね、「長生きしてね。」って。そこに尽きるよ、あの人たちには。元気に健康で長生きしてね。もう、それだけだよ。本当、そこだけ望むよ。多くは望まない。

やっぱり若い頃と今の世代じゃ、もう音楽の関わり方が違うよ。(昔は音楽が) なんとなく生活の中心みたいな感じになっていたりして。自分の「元気の源」みたいなのに音楽があるっていう感じだったけど、今は違うもん。やっぱ、カラオケで歌えるようになりたかったし、とかね。

今は、今度、ライブがあるから(「DEVOTION」の)アルバムを聴こうかなって。音楽にかける時間軸も、(今は)だいぶゆっくりになっているけど、それで良いと思っている。

(TM NETWORKは)あの3人のバランスが最高。やっぱ、あれが3人でちょうど良いのよ。あれがさ、2人、1人、だとやっぱりおかしいし、もう1人増えてもおかしいんだよな。で、個性強いじゃん、3人とも。おかしなぐらいの個性の強さがちょうど交わっている。それこそ、この間亡くなった藤井徹貫さんの本とかをよく読んでいた。あれの中に書いてある、ファミレスでよくだべっていた、とかのネタがとっても好き。

ラジオもさすがにあの時は聴いていた。「ラスグル」の時、最後だから。「TMNのオールナイトニッポン 4001GROOVE プロジェクト終了スペシャル」。これを聞いた!もしかしたら、どこかにテープが残っているかもしれない。取ったような気もする。「終了します。」みたいな感じで、それで「Nights of The Knife」がガンガンかけられた記憶がある。

(第10回へ続く)
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