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「今日も明日も『いいこと』がみつかる『繊細さん』の幸せリスト」を読んで

さて、前に読んだ武田友紀さんの「繊細さん」の本(「『気がつきすぎて疲れる』が驚くほどなくなる『繊細さん』の本」)がよかったので、今日新たに購入した「今日も明日も『いいこと』がみつかる『繊細さん』の幸せリスト」。

この本では、「繊細さん」の幸せを「感じる幸せ」「直感の幸せ」「深く考える幸せ」「表現の幸せ」「良心の幸せ」「共感の幸せ」と、大きく6つに分けて、こんな風にしてみたらどうかな?という提案がなされています。

前作同様、またまた読んでいて、思い当たること多々!!

私は元々本を読むことが好きで、大学も文学部に入って、そこで、文学作品の中にある真理のようなものを感じることができた時、震えるほど喜びを感じていました。
作品を読んでいて、もしかしてこういう意味があるんじゃないか?と直感が働いた時は、パズルのピースがはまるような、面白いくらいそれに合った箇所を見つけることができて、それをレポートにまとめることが楽しかった。

今思うと、この本に書かれていた「直感の幸せ」「深く考える幸せ」「表現する幸せ」を味わうことができていたんだと思います。

でも、今はどうかというと、目の前の仕事に追われて、とにかく早く終わらせる、ミスなく終わらせる。
誰にも怒られないように、誰にも迷惑かけないように。
そんなことで頭がいっぱい。

こんなことしたら、どうかな?
こうしたら、お客さんは喜ぶかな?
という気持ちは置き去りにして、とにかく無難に済ませようとしていることに気づきました。

実際の私はできていないけど、もし、私が要領よくできるタイプで、どんどん早く正確に仕事をこなせて、それで周りから評価されても、私はきっと幸せを感じにくいのだと思います。

要領よく仕事できるようになりたい。
職場の役に立ちたい。

これは、世間の目を取り入れた私の望み。

本当の私の望みは

朝は目覚ましかけずに好きな時に起きたい。
朝ご飯もゆっくり食べたい。
ゆるゆるな服を着て過ごしたい。
時間を気にせずに生きたい。
雨の日は、部屋の中で雨を見ていたい。
ゆったりのんびりしながら、小さなことに喜んだり、感動したり、悲しんだりしたい。
これはどういうことなんだろうと、じっくり時間をかけて考えたい。
政治とか事件とかのニュースは本当は見たくない。
キラキラかわいいアイドルの動画を見てニヤニヤしたい。
動物を撫でていたい。
ぼーっとしたい。

結局、

いつもリラックスした自分で在りたい。
それが一番私らしい。

この本は、私にとって、私の過去、現在、未来を考えさせてくれました。
きっと、これから何度も、苦しい時に手にとって、自分の中心に還る道標となってくれる。
そんな予感がします。

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