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「『気がつきすぎて疲れる』が驚くほどなくなる『繊細さん』の本」を読んで

今大人気の武田友紀さんの「『気がつきすぎて疲れる』が驚くほどなくなる『繊細さん』の本」を読みました。

「繊細さん」とはHSP(Highly Sensitive Person)のこと。

そもそも私がこの本を読んだきっかけは、仕事で関わる方で繊細な方がおられ、私はどちらかというと

「大雑把」「雑」「適当」

と言われることが多いので、繊細な方の気持ちも理解できるようになりたいと思ったからです。

だけど、読んでみたら…

あれ?
これ、私、「繊細さん」じゃない??

いやいや、こんなガサツな私が「繊細さん」なんて図々しい!!
「こんな適当な人会ったことない」と同僚に言われるような私。

でも、第一章にあったHSP自己テスト23項目中14個あてはまりました。
特に、

・他人の気分に左右される
・忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
・短時間にたくさんのことをしなければならないとき、混乱してしまう
・一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
・ミスをしたり物を忘れたりしないようにいつも気をつける
・暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
・仕事をするとき、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる

ここら辺がすごく当てはまると感じました。

読み進めていって、具体的な方法もとても参考になったのですが、この本を読んで一番私がよかったのは、自分が「繊細さん」だと知れたこと。

今までは、私ってプレッシャーに弱い人間なんだとか、キャパの小さい人間なんだとか、どちらかと言うと自分の性格的な問題だと感じて、自分を責めたり、「直さなきゃ」という気持ちが強かったんです。

でも、この本を読んで、

直さなくていいんだ。
むしろ、私は私の気質を生かしたらいいんだ。

と楽になりました。

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