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HDMIケーブルに関して


いい事聞いたかも♪

HDMIケーブルによって違いはある?

10月の3連休、時間が取れる方は是非前回の記事を実践してみて下さい。
中々、面白い結果が出ると思いますよ!

さて、話題はHDMIケーブルに関してです。
こちらもリーズナブルなモデルから10万円を超えるようなモデルまで多種多様に展開されていますね。
価格によって違いは出るのか?
皆さん、結構気になっているのではないでしょうか。
そこそこ投資した私の結論を述べさせていただきますと、「変化はある」という回答になります。
ただ、この変化は良し悪しも多少ありますが基本的には好みだと思います。
※Verや仕様が合っていないと映像や音(Dolbyなどのサラウンド系)が出ないという意味で悪い製品もあります。(使えると書いてあるが実際には粗悪品で使えないなど)

どんな違いがある?

映像で言えば「色(発色)」と「解像度」の違いが大きいと思います。
しかし、こちらは一見して大きな違いがあるかと言えばそうとも言えません。
低価格HDMIケーブルの品質も良くなってきているので、近年はよりそう感じるようになりました。

違いが分かりやすく出るのは「音」ですね。
こちらの方が違いが分かりやすいです。

個人的オススメ品(メーカー)と解説

映像と音を中心に個人的なオススメ品をご紹介いたします。

①SUPRA

スウェーデンのメーカ「SUPRA」、ご存知の方も多いかと思います。
SUPRAのケーブルは、HDMIもそうですがUSBも使いやすいですよ。
映像も音も比較的ニュートラルなので、HDMIケーブルに初めて予算をかける方にはオススメのメーカです。
値段と品質のバランスが取れているメーカーです。

②audioquest&Wireworld

こちらも有名メーカなのでご存知の方も多いでしょう。
発色に優れて滑らかなイメージのaudioquest。
メリハリがあってパワーがあるWireworld。
というのが私の両メーカの印象です。(映像も音も)

どちらもグレードが細かく分かれているので、予算に応じて購入するのが良いと思います。
※ハイグレードのHDMIケーブルは確かに良い製品ですが、受ける側(TV・プロジェクター・AVアンプなど)もそれなりのグレードの製品があってこそだと思います。
無理をしてケーブルだけに予算をかける方法はオススメしません。

③Panasonic

国産の雄PanasonicのCHKXシリーズがおススメです。
ただ、こちらに関しては注意点がいくつかあります。
まず、こちらの製品はかなり硬めで曲げにくいです。
長さには余裕をもって購入してください。
あと、繋げ方によっては端子に強めの負担がかかるので要注意です。
最後に、オススメ出来るのは「映像」に関してだけになります。
申し訳ございませんが、「音」に関してはオススメ出来ません。
ただ、映像に関しては好みに合えば海外製品にも負けていません。

で、結局どうすれば良いの?

で、どれが良いのかな?

そうなりますよね(笑)。
個人的なオススメは「SUPRA」からステップアップするのが良いと思います。
映像だけで言えば「Panasonic」も良い製品なのですが、いかんせん音が・・・。
その点、「SUPRA」は映像も音も弱点が無いので長く使えます。

「SUPRA」で満足出来なくなってきてから「audioquest&Wireworld」に挑戦するのがいいでしょう。
ただし、ここらかステップアップするなら上位から2~3番目のクラス以上を購入しないと満足感は弱くなるでしょう。
なので、無理をして挑戦する必要もないです。
ただ、上位クラスの品質は確かに素晴らしいものがあります。
懐に余裕が出来たら試す価値ありですよ。

最後に裏技?を伝授!

裏技という程の事でもないのですが、安くアップグレードが出来たら良いですよね!というお話です。
HDMIケーブルには規格があります。
世代が上がるにつれて転送スピードのアップや新規格に合わせたVerアップがあります。
勿論最新規格に合わせて購入するのが確実なのは言うまでもありません。
ただ、自分の環境に必要以上の規格品を導入する必要もありません。

もし自分のメイン私財がBlu-rayなら流行りの4K規格に対応する必要はありません。(プレイヤーで4Kにアプコンする場合は、ケーブルもそれに対応した製品が必要になります)
同じく、音に関してもDolby AtmosやDTS:Xが鳴らせない環境なら対応品は必要ありません。

そこで考えていただきたいのです。
各種メーカーは新規格が策定されるとそれに合わせて新製品を出してきます。
※値段の調整も兼ねていますが・・・。
そうすると現行品はどうなるでしょうか?
メーカーも店も売り切ろうとしますよね?
いわゆるアウトレットや処分価格になります。
これ、狙い目です!
手の届かなかったグレードの製品が買えるチャンスなんです。
最新規格=最高ではないので、ご自身の環境にあった物を選べばいいのです。

もう一つお得にアップグレードする手段があります。
何となくお気づきの方もいるかもしれません。
それは中古品とオークション品です。
常に最新規格に対応するヘビーユーザーもやはりいらっしゃいます。
そういった方々は、平均してグレードの高いアクセサリーを使う傾向にあります。
そして最新の製品を買うと、大抵古い品は処分します。
※早めに処分しないと市場価値がどんどん下がるので。
この辺も意識して調べてみると意外な掘り出しものが見つかりますよ!

最後に注意点をいくつかお伝えしますね。
世代が古いケーブルでもまれに次世代規格のデータが通る場合があります。
例:公式では10.2Gbpsしか記載が無いのに、4Kの18Gbpsが通る
例2:公式でも10.2Gbps 〜 30Gbpsの記載がある
私の経験ですが、確かにグレードの高いケーブルで信号自体は通る製品もありました。
しかし、不安定なものも見受けられます。(4Kは通るけどもHDRは未対応などもあります)
そのため、ご自身の希望するHDMIの規格が何か必ず調べた上で製品を購入するようにしてください!
最新規格を望むのであらば、きちんと規格の認証が取れた製品を購入しましょう。
それでは、皆さん良きオーディオライフを!

次回もお役に立てるような記事を書けるように頑張ります。
引き続き、よろしくお願いいたします。
※ご質問等ありましたらコメントいただければ回答いたします!


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