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vα-liv(ヴイアライヴ)発表会を振り返る

なつをです。

2023年4月14日に「PROJECT IM@S vα-liv(ヴイアライヴ)発表会」が開催され、プロジェクトの最新情報が発表されました。
この配信を振り返りながら、私の感想や考えを記していこうと思います。

「PROJECT IM@S vα-liv(ヴイアライヴ)発表会」はこちらからご覧ください。

オープニング

第一弾のティザーPVが流れた後に、もうお馴染みとなった未来研スタジオに司会進行を務める「わかちこP」こと狭間和歌子Pとプロジェクトのプロデューサーを務める勝股春樹P(以下、勝股P)が登場しました。
勝股Pは「THE IDOLM@STER MR ST@GE!!」や「THE IDOLM@STER 765プロダクション所属星井美希特別生配信」 in SHOWROOMでプロデューサーを担当していたそうです。
「ヴイアライヴ」のプロデューサーを任されたのも自然な流れだと思います。
わかちこPは勝股Pのことを「かっちゃん」と呼んでいるそうで、「かっちゃんP」で親しまれる日もそう遠くないのではないかと思います。

発表内容は次のように4つのフェーズに分かれているので、私もこれに沿って書いていきます。

「ヴイアライヴ」企画背景

2023年2月に「PROJECT IM@S 3.0 VISION」に移行し、新規プロジェクトとして「ヴイアライヴ」が始動します。
アイドルの活動の場を広げる「"MR"-MORE RE@LITY-プロジェクト」(MRプロジェクト)の切り込み隊長として、また、アイドルの育成・輩出機関として立ち上げられました。
そのため他のブランドとは異なり、「THE IDOLM@STER」ではなく「PROJECT IM@S」名義の企画となるそうです。
現在のタレント活動のホットな場である「配信活動」を舞台にアイドル候補生たちはアイドルデビューを目指します。
また、勝股Pは「新アイドルの単独デビューのチャンスの場としてタレント活動に特化した新規アイドルのデビュープロジェクト」というようにおっしゃっていました。

アイドル候補生たちは配信活動からアイドルデビューを目指し、デビュー後は実際にタレント活動を行う予定です。
将来的には「ヴイアライヴ」からデビューしたアイドルたちによる「THE IDOLM@STER」名義の(765プロダクションのような)新しいアイドルグループを作ること、「ヴイアライヴ」自体も次世代のアイドルを誕生させられるアイマスの公式研修生制度となることを目指しています。

「ヴイアライヴ」企画内容

「vα-liv」名前の意味

「vα-liv」の名前には意味があり、「視聴(View)・投票(Vote)・勝利(Victory)」の3つの要素による配信活動を通して視聴者(プロデューサー)とともにアイドル候補生たちを育てデビューさせる、アイドル育成プロジェクトです。

そのほかに「研修制度」や「配信者」といったこのプロジェクトのテーマとなる意味も含まれています。

スタッフィング

原作のバンダイナムコエンターテインメントは、同社第3IP事業ディビジョンが主に『アイドルマスター』シリーズの事業を行っています。
ちなみに、同ディビジョン内には「765プロダクション」という部署があります。

制作のActiv8は、キズナアイやYuNiらが参加していたバーチャルYouTuber支援プロジェクトを運営していた会社です。
バーチャルアーティストのプロデュースやイベントの企画・制作を行っています。

協力のhotarubiは、アプリやゲームの開発・運営、サウンドクリエイティブ、映像制作の事業を行っている会社です。
このプロジェクトでは特にバーチャルプロダクションの領域での協力をお願いしているのではないかと思います。

音楽のASOBINOTESは、原作を担当するバンダイナムコエンターテインメントのサウンドエンターテインメント事業およびレーベルです。
事業としては『電音部』を展開していたり、レーベルとしては「CRYST@LOUD」をリリースしていたりします。
第一弾ティザーPVのBGMはドリームモンスターの白戸佑輔さんが、この発表会で流れているBGMもドリームモンスターが制作したそうです。
ちなみにランティスはバンダイナムコミュージックライブのレーベルであるため、自社の事業であるASOBINOTESが音楽の担当になっていると思われます。
キャラクターデザインの森倉 円さんは、イラストレーターでキズナアイのキャラクターデザインを手掛けた方です。

ルール説明

アイドル候補生たちは配信活動を通してアイドルの必要なスキルを磨きアイドルデビュー、さらにその先のトップアイドルを目指していきます。
私たちは視聴者としてアイドル育成公開オーディションに参加し、アイドル候補生たちを「プロデュース」していきます。
第一期生として3名のアイドル候補生がアイドルになるための「ラストチャンス」をつかむために挑戦していくストーリーとなっています。

「ラストチャンス」とは一体どういうことなのでしょうか。
主催はどうやらアイドル候補生たちがアイドルデビューするときに所属することになるプロダクションのようです。

運営と一緒に視聴者もプロデューサーの一人としてアイドル候補生たちの展開をプロデュースする参加システムになっており、その結果によって配信活動に影響をもたらし、アイドルデビューの命運でさえも視聴者が握る(プロデュースする)という形式になっています。

アイドル候補生たちの配信活動は「YouTube」を起点として行い、様々なことに挑戦していきます。
「アイドルマスターポータル」の「ヴイアライヴ」公式サイトでは、成績の確認・投票・支援などの機能を使って評価やサポートをすることができます。

オーディションは2023年4月から2024年3月まで一年かけて行っていきます。
アイドル候補生たちは公平性を期すために既定のボリュームで配信活動を行います。
さらに、視聴者の支持率や活動の成果によって追加で活動の場が提供されるそうです。
そして、2月の最終審査で審査基準をクリアしたアイドル候補生のみがアイドルデビューできます。
アイドル候補生がそれぞれ最終審査をパスできれば全員デビューできるそうなので、3人一緒にデビューを目指して頑張りましょう。

年間スケジュール

また、アイドル候補生たちと同様に「ヴイアライヴ」自体も評価の対象となっており、十分な支持が得られなければプロジェクトを終了するという責任を負うそうです。

アイドル候補生紹介

まずはじめに、各アイドル候補生の1分前後のあいさつ動画が紹介されました。

灯里 愛夏(ともり まなか)

灯里愛夏さん

一人目は灯里愛夏さん
「やっぴー」(「やったるぜ!ハッピー」の略)が挨拶のアイドル候補生です。
表情や体がよく動いて、小動物的なかわいさがあります。
最初は緊張していましたが、話し出すと意外と舌が回るみたいです。
話すことが飛んでも続行を促されたり、動画を締めるように言われたりとスタッフとの掛け合いでも彼女の可愛らしさがうかがえます。
彼女の好きなものを紹介する動画があれば、良さが引き出されるのではないかと思います。
画像の中途半端な顔が個人的にツボです。

上水流 宇宙(かみずる こすも)

上水流宇宙さん

二人目のアイドル候補生は上水流宇宙さん
「宇宙」と書いて「コスモ」と読むそうです。
アイマスで文字の通りに読めない名前は初めてではないでしょうか。
落ち着いていて、言葉遣いも丁寧で素敵なスピーチでした。
初めてのあいさつでも余裕があり、大人っぽい印象を受けました。
しかし、最初に名乗り忘れたりとうっかりしているところもあるようです。
彼女の落ち着いた話し方は朗読の企画にぴったりではないかと思います。

レトラ(れとら)

レトラさん

三人目はレトラさん
本名はサラ・レトラ・オリヴェイラ・ウタガワ
ポルトガル語であいさつをしていましたが、ルーツはどちらなのか気になります。
ゆるい雰囲気のある方ですが、オチだから何かしたほうがいいかと聞いたりサービス精神旺盛なようです。
あごを引いた時や口をすぼめた時の表情がかわいいです。
雑談配信でゆるっと話していてもなんだか面白くなりそうだなと感じました。

アイドル候補生登場

そしてなんと、未来研スタジオにアイドル候補生の3人が登場してくれました。わかちこP・勝股Pとアイドル候補生たちが同じテーブルに並んでいるのは不思議な光景でした。

スタジオに登場

ちょっとメタ的なことを言うと、未来研スタジオの後ろのLEDディスプレイにアイドル候補生たちが映し出されているのが残念でした。
上の画像のように寄ってしまうとLEDの感じが気になってしまいます。
下の画像のように遠くからだとあまり気になりませんでした。

「PROJECT IM@S カンファレンス」の天海春香さんのように登場してもらうのは期待しすぎだったかもしれません。
しかし、実はこの登場方法にも良いところはありまして、わかちこPと勝股Pは実際にアイドル候補生たちがそこに見えるので、自然に話しやすかったのではないかと思います。

話が脱線しましたが、気を取り直して配信の内容に戻ります。
改めてアイドル候補生の3人があいさつをしてくれました。
そのあいさつを聞いて思ったのが、それぞれ短いあいさつでもフックがあって印象に残りました。
愛夏さんは「みんな、やっぴー!」という挨拶、宇宙さんは「宇宙と書いてコスモです」と名前の説明、レトラさんは長い本名を言った後に「レトラって呼んでください」と呼び方を提案したりと、3人の個性が表れていました。

わかちこPからの「緊張してる?」という振りに愛夏さんは緊張しながらもジョークで答えていたり、ずっと緊張している勝股Pを早速アイドル候補生たちがいじったりしながら、和気あいあいとしていてとても雰囲気が良かったです。
宇宙さんはSっ気があるのか天然なのか、新たな一面が垣間見えました。

緊張をほぐすためにわかちこPが用意した「好きな食べ物」の質問に対しては、愛夏さんは「アイス」、宇宙さんは「カヌレ」、レトラさんは「辛い物」と回答。
宇宙さんは結構なお嬢様なのでしょうか。
愛夏さんとレトラさんは企画動画に活かせそうで楽しみですね。

今後の展開について

このままアイドル候補生の3人と一緒に、今後のプロジェクト展開について話が進みます。

月間スケジュール

一年かけてオーディションをしていくという説明がありましたが、スケジュールとしては1か月単位で回していくサイクルになります。
各月ごとに与えられたテーマに沿ってレッスンや配信活動をしていく流れになっています。
月初にテーマを発表し「公式レッスン番組」でレッスンし、その後は「個人レッスン配信」やテーマに沿った「番組企画」に挑戦し、月末には「成果発表番組」で1か月の成果を発表します。
「公式レッスン番組」には特別講師をお招きし、「成果発表番組」では審査員も務めていただくそうです。
「成果発表番組」で審査員と視聴者で審査を行い、「マンスリークイーン」を決定します。

月間スケジュール

「マンスリークイーン」や四半期ごとにある「中間審査」「個人チャンネル」の登録者数などの結果に応じて追加で活動の場が与えられます。

そんな説明をしながらも、愛夏さんが「特別講師」の話を振ったり、宇宙さんが「マンスリークイーン」と言えなかったり、レトラさんが勝股Pの無茶振りに答えたりと見どころ満載でした。

わかちこPから意気込みを聞かれると、愛夏さんは「このままじゃいけない、変わりたいと思ってこのプロジェクトに参加決めたので、プロデューサーさんとみんなと一緒に楽しんで頑張っていきたいなって思ってます」と答え、愛夏さんの意志が感じられました。
宇宙さんは「己との戦いになる」とストイックな一面を見せながらも「みんなとは協力して」他のアイドル候補生たちと一緒に頑張ろうとする姿勢を示しました。
レトラさんは「崖っぷちアイドルというわけでロッククライミングする勢いでガシガシつかんで這い上がっていこうと思います」と謎のミリオンライブ!イズムを見せてくれました。

直近のスケジュール

続けて直近の動画配信スケジュールに話が進むのですが、なんとここからは3人のアイドル候補生から説明をしていただきました。

4月はチュートリアル期間として企画動画を投稿し、個人のライブ配信「公開レッスン」については5月の1週目から始まります。

直近の活動予定

YouTube個人チャンネル開設

「ヴイアライヴ」のプロジェクト公式チャンネルに加えて、3人のアイドル候補生の個人チャンネルが開設されました。
この配信後にはそれぞれの個人チャンネルで初投稿として自己紹介のショート動画が投稿されました。

公式YouTubeチャンネル開設

プロジェクト公式YouTubeチャンネル「vα-liv」
https://youtube.com/@project_imas_va-liv

公式サイトOPEN

「アイドルマスターポータル」に「ヴイアライヴ」の公式サイトがオープンしました。
投票機能がプレ実装されており、プロジェクトへの支持投票とアイドル候補生への投票ができるようになっています。
4月の投票テーマは「FIRST IMPRESSION(第一印象)」です。
投票期間は4/30(日) 23:59までです。
お試しとして一人1票で、投票のし直しはできないのでご注意ください。

vα-liv公式サイト

アイドル候補生たちの台本読みにもそれぞれ個性があり、愛夏さんは一生懸命に、宇宙さんは丁寧に、レトラさんはらしさをふくませながら説明をしていました。
これからも台本を読むことはたくさんあると思うので、成長が楽しみですね。

公式アーティスト写真

キャラクターデザイン担当の森倉 円さんが発表会に合わせて公式アーティスト写真を作ってくださったそうです。

公式アーティスト写真

レトラさんが率先して座ろうとしていたのを宇宙さんがバラしたりと、すでに3人の仲が良さそうで、個人配信も良いですがこれから3人がどんな掛け合いをしていくのかも楽しみになりました。
アイドル候補生3人での動画や配信も投稿していただけると助かります。

エンディング

エンディングではアイドル候補生の3人と勝股Pから最後のあいさつがありました。
アイドル候補生たちからは「宇宙ちゃんとレトラさんと」「お二人と一緒に」「3人4脚足いっぱいで」と、3人で一緒に頑張りたいということをそれぞれの言葉で聞けたのがうれしかったです。
これからのアイドル候補生3人の活躍を応援していきたいと思います。

感想

「PROJECT IM@S vα-liv(ヴイアライヴ)発表会」の内容を振り返りながら感想を記してきました。
説明が長ったらしくなりましたが、ご了承ください。
まず「PROJECT IM@S」が「3.0 VISION」に移行して、「ヴイアライヴ」が切り込み隊長として「MRプロジェクト」を推進していくんだ、という強い意志を感じる内容だったと思います。
どの辺が強い意志と感じたかは別の記事で詳しく語りますが、端的に言うとアイドル候補生たちを「存在している人間」として扱っていました。
私としても、この3人を「本物のアイドル候補生」として取り上げていこうと思います。
このプロジェクトに対してさまざまな疑問・推察・意見があると思いますが(もちろん私もあります)、新しいことに挑戦する彼女たちを厳しくも温かい目で一緒に見守っていただければと思います。

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