バーティカルSaaSからホリゾンタルSaaSへ転職した話
はじめまして!DIGGLE株式会社でフィールドセールスを担当している小野と申します。
今回、初めてのnote寄稿ということで、自己紹介と転職の経緯についてお伝えしたいと思います。前職が建設業向けのバーティカルSaaSでSalesをしていたため、バーティカルSaaSからホリゾンタルSaaSへの転職を検討されている方の参考になれば幸いです。
自己紹介
前職では建設業向けのバーティカルSaaSでフィールドセールスを5年間担当していました。建設業界は依然としてアナログな部分が多く、入社当時はDXという言葉も浸透しておらず、「iPad?なにそれ、現場で使えんの?」という状態でした。SaaSの提案というよりも、まずは「iPadってこんなに便利なんですよ!ペーパーレス化していきましょう!」というiPadの営業がメインでした。DXとはかけ離れた営業をしていたので、商談自体もオンラインではなく、ほとんど対面で実施。施策によっては建設現場に飛び込み訪問もしていたので、かなり泥臭い営業を経験しました(今となってはとてもよい経験だったと思います)。
担当するお客様の規模感は地方の工務店から最大手ゼネコンまでさまざまで、SMB~エンタープライズと幅広く経験させていただきました。3年目からはチームリーダーも兼任しており、チームの予実管理業務も担当しましたが、普段はお客様に業務効率化の提案をしながら、社内ではアナログな予実管理に「弊社ってこんなアナログだったんだ……」とショックを受けました。これが予実管理の分野に興味を持ち始めたきっかけです。
転職のきっかけ
①ホリゾンタルSaaSに興味があった
建設業向けのSaaSを提供する中で、建設業で働く方々をリスペクトしていましたし、非常に意義のある仕事だと感じていました。世間一般のイメージからすると3Kなどと呼ばれることもありますが、実際に建設業で働いている方々の業界をよくしていきたいという熱い想いや社会的意義の高さを感じ、業界を変えていきたいというお客様とDXを推進する仕事は非常にやりがいのあるものでした。
一方で、自分の今後のキャリアを考えるにあたり、スキルアップや市場の大きさの面からホリゾンタルSaaSに挑戦したいという気持ちが強まりました。バーティカルSaaSでは特定の業界知識が深まる一方、他業界に対する知識が増えません。ホリゾンタルSaaSは様々な業界に対する理解と経験を得ることができ、キャリアの選択肢を増やしたいと思いました。
②新しいことにチャレンジしたかった
前職では営業として一定の成果を残せたものの、他の会社で再現性をもって成果を残せるか?という問いに自信を持てませんでした。次のステップとして、自分のスキルをさらに磨く環境に身を置きたいと考え、DIGGLEをはじめとするアーリーステージの企業で自分の力を試したいと思いました。
③予実管理における課題を感じていた
営業職として、KGIやKPIなどの数値の予実管理は重要だと感じていました。特にマネジメント職を経験する中で、チームの行動量を見える化することは、ボトルネックを特定し、アクションに落とし込む上で特に重要だと考えています。しかし、自分が見たい数字をすぐに見られない、数字が正確かどうか怪しいなど予実管理の大変さを感じることが多々ありました。
また、経営企画部やCFOが予実の分析を遅くまで行っていることも知っていたので、大きな課題があると感じていました。
実際、転職してどうだったか?
とても大変ですが、やりがいも大きいです!
①予実管理の領域について
営業畑にいたため、財務会計や管理会計の知識がほぼゼロでした。そのため、ドメイン知識を一からキャッチアップする必要がありました。入社初日は社内で飛び交う単語のほとんどが分からず、会社を間違えたのではと思うほどでした。
ただ、DIGGLEはスタートアップとは思えないほどオンボーディング体制が整っていて、何を学ぶべきか、いつまでに習得すべきかが明確に設定されており、進捗を定期的にメンターと共有することで数か月後には独り立ちできる体制です。そのおかげで、今では問題なくお客様と商談ができ、DIGGLEの価値を届けられています(もちろん、まだまだ学ぶことも多いですし、予実管理や管理会計は奥が深いので常に学び続けることが求められます)。
様々な業界や会社のビジネスモデルに触れることで、キャリアの幅を広げたいという転職のきっかけを十分にクリアできていると感じます。
②DIGGLEについて
まず、人がよいです!大手出身者や経理・財務・経営企画出身のメンバーが多く、落ち着いた方が多いです。働き方に関しても子育て世代が多く、互いに助け合う文化ができていて、とても働きやすいです。また、サウナ部やゴルフ部など部活もあり、スタートアップ感もほどよくあります。このバランス感がDIGGLEのよさだと思います。
最後に
DIGGLEでは引き続き一緒に事業を成長させてくれる仲間を募集しています。少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ一度お話しましょう!
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