3万円超えのカシオ高級電卓
最近何故かインスタで広告が流れてきた高級な電卓のことについて調べていた。
私は経理系の仕事ではないので、電卓をいつも使っているわけではないのだが、たまにあると便利な時があり、家と職場に各1個置いている。
今使っているのはキヤノンの電卓で、簿記3級を受けるために昔買ったものだ。
現行定価は2,420円で、購入時はもう少し安かった気がする。
カシオ S100(38,500円)
しかし、世の中には恐ろしく高い電卓が存在する。
それがカシオのS100というモデルで、大きい卓上サイズは38,500円、小さめのジャストサイズでも36,300円する。
今年に入ってリニューアルという名の値上げがあり、それまでは3万円弱で買えたようだが、それでも高い。
国内生産・液晶の両面コーティング・アルミニウムボディなど、高額になる要素が詰まった製品である。
値段がこれだけ高いのだから製品はさぞ良いのだろうと思って、ビックカメラで試したところ、打ち心地は非常に良かった。
金属製なので、見た目の大きさに対してそこそこの重量がある。
そしてアルミニウムの剛性のおかげで、打った時に力がまっすぐ返ってくるので、指に嫌な感触がない。
この打ち心地は他では味わえない…のだが、流石にこの値段は趣味の領域であるし、そもそも使う頻度の少ない私のような人が買うべきではない。
カシオ 本格実務電卓(9,900円)
趣味性を除くと、一般人が買える限界はカシオの本格実務電卓だろう。
定価は9,900円、実売価格で8,000円弱と高いことに違いはないのだが、S100の3万円超えの前では霞んでしまう。
この値段でもS100のように、印字が消えにくい二色成型や、指を離す前に次のキーが反応するキーロールオーバーなど、大体の機能は備えている。
筐体とキーの作り以外はS100と変わらず、機能的だけ見るとこの本格実務電卓で十分と言える。
会計を仕事にしている人はこういうのを買うのがいいのだろう。
私は今のキヤノンの電卓で不自由していないし、カシオにすると配列が変わってしまうので、今の電卓を使い続けることにする。
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