ロジクールのMX MASTER 3Sは最高
ロジクールから6月に発売されたマウス MX MASTER 3Sを購入して1ヶ月くらい経ったので、レビューしてみたい。
当たり前だが3,000円程度のマウスよりは満足度が高い
先ず前提として、この前のマウスとして、私はおよそ3,000円くらいのロジクール M590を使っていた。その前にも型名は思い出せないが、同じような価格帯のマウスを使っていた。
そんな中でいきなり定価が約15,000円もするMX MASTER 3Sに買い替えたのだから、使いやすいに決まっている。
総評としては非常に満足度の高いマウスである。その中身について書いていきたい。
やはりマウスの静音はマスト
MX MASTER 3からMX MASTER 3Sにモデルチェンジしたことの最大の違いは、スイッチが静音化されたことだと思っている。
個人的には静音でないデメリットが特に見当たらない。クリック音があると、自分も気になってしまうし、職場や家で使う時に他に人がいると気になってしまう。
今回MX MASTER 3Sが静音スイッチを採用したことは正解だと思うし、私もそれがきっかけで買ってしまった。
横のホイールが想像以上に便利
MX MASTERには初代モデルから、横にサムホイールが備え付けられており、これを動かすことで、画面を左右にスクロールすることができる。MX MASTER 3からは、これが大型のステンレススチール製ホイールになり、操作性が向上している。
横に長いエクセルを使っている時にも、親指だけで左右にスクロールできるのは思ったよりも便利だった。たまに別のマウスを使うと不便でしょうがない。もはやこれなしでは仕事ができなくなってしまった。
ちなみに私は右手親指に腱鞘炎があり、若干痛むものの、無理なく使えている。
高速スクロールホイールは慣れる
横ではなく、上にあるメインのホイールについてだが、MagSpeed電磁気スクロールといって、高速にスクロールができるホイールを採用している。
ホイールを少しづつ回すと1クリック毎に感触を感じられ、勢いをつけて回すと高速で回転するというものだ。これにより、精密なスクロールも高速なスクロールもできる。これがラチェットモードである。
これに対してフリースピンモードというのもあり、ホイールの抵抗がなくなり、小さい勢いでも高速にスクロールさせることができる。このモードはホイールの下にあるボタンで切り替えができる。
通常のホイールと比べて感触が全く違うので最初は戸惑ったが、使っていくうちにモード切り替えも含めて慣れてきた。慣れてくると長いエクセル・PDF・PowerPointをスクロールするのに便利である。
本体の大きさも慣れる
このMX MASTER 3Sは本体が大きく、今まで小さめのマウスしか使ってこなかった私としては使用感が不安だった。
実際使い始めの頃は大きさの違いに慣れなかったが、慣れてくれば持ちにくかったり操作しにくかったりというのはなくなった。むしろ無理なく持ちやすいデザインになっている。手の大きさがある程度ある人なら使えるようになるだろう。
ただし、マウスが大きい分、マウスのスペースを大きめに取らないと周りの物にぶつかってしまうので、デスク回りの見直しは必要になるかもしれない。
8,000dpiは使わない
MX MASTER 3からの改善点として、センサー解像度が4,000dpiから8,000dpiに向上しているが、私は4,000dpiのままで使っている。個人的には無くてもよい機能だと思った。
Logi Options+のインストールができない可能性がある
MX MASTER 3Sの設定をいじるためには、Logi Options+というドライバーを使うのだが、これが上手くインストールできない人が結構いるようだ。
私の場合はPCの管理者ユーザーを追加し、そのユーザーでログインしてインストールを実行することで解決したので、万が一できなかったら参考にして欲しい。
総評
MX MASTER 3Sの総評としては、クリック音が静音化され、横スクロールができるホイールも付いており、非常に仕事がやり易くなった。
機能面では間違いなく世界トップクラスのマウスだと思う。事務仕事には間違いなく向いているだろう。
欠点は値段が高いこととドライバーの不具合が多いことくらいだろうか。
手が小さい人にも合わないかもしれないので、不安な人は家電量販店等で試してからにした方がよいだろう。
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