2024.9月DC最終44位、瞬間最高6位達成 【竜剣士】
初めましてノブ271です。
本記事は2024.9月のDCで最終44位、瞬間最高6位を達成した竜剣士について解説します。
noteを書くのは初めてであり、文章を書くのは得意ではないので、大目にみてもらえると幸いです。また、自分もまだまだ竜剣士について分かっていないところがあると思うので、間違っている点や改善したほうがいい点などがありましたら指摘していただけると幸いです。
竜剣士はマイナーデッキですが、私以外にも最終9位,瞬間最高1位のMagicさんもおそらく使用していたので、ポテンシャルがあるデッキであったと思います。また、とても楽しいデッキなので興味を持っていただけると幸いです。(Magicさんの構築を知っている方がいたら教えてもらいたいです)
竜剣士とは
竜剣士は同名ターン1がない爆竜剣士イグニスターP、超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン、ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラムを使い回し展開を行うデッキであり、増殖するGを発動されてもLOで勝利を狙えることができる超展開デッキです。また、後攻では爆竜剣士イグニスターP、ヴァリアンツワールド等で能動的に妨害を踏みつつ、P召喚による手数でキルを取ることができるデッキです。
竜剣士を使用したのは単に好きなデッキであり、環境的にあっているかどうかは分かりません……
また、軽く走る予定だったので、データを取っていないです。申し訳ない。
デッキレシピ
先攻はPカードを使い展開し、後攻は増G、ガンマ、才+手数で捲っていくプランを採用しています。また先述した通り、増殖するGに対してはツッパでLOを狙うのでうららなどは採用していません。
先攻盤面
妨害
バグースカ
ウーサ2回
シンギュラリティ2バウンス
ファイアウォールドラゴン1バウンス
マスカレーナリトルナイトの盤面干渉
トライゲート2回万能無効(リトルナイトの素材にした後でシンギュラリティの効果で蘇生)
咎姫
VV魔法による拮抗、無限泡影封じ
手札や展開次第でこの最終盤面からマスカレーナを墓地にいる状態にしたり、アポロウーサをエクシードにする、FWDをリトルナイトにするなどします。
また、60対面では三戦の号を意識してマスカレーナを盤面に残しトライゲートを2回使えるようにしたり、アポロウーサをエクシードにすることでリンクマーカーを相手に渡さずバグースカで効果を封じることで相手の手数を否定したりします。(40対面では一滴を嫌ってアポロウーサを出します)
基本的には捲られない盤面ですが、後ろに妨害がなくリソースを抱えてもEXのリソースがないので、冥王結界波などには弱く過信は禁物です。(捲り札を嫌うなら魔法族の里やアモルファージで封殺可能です)
ただ、DCではユベルがイヴリースやラギア唱導で捲り札を対策できるので捲り札はあまり採用されておらず、この盤面でも十分に勝つことができました。
展開例
竜剣士は手札のPモンスターの枚数などで展開が変わるので基本的にアドリブ展開でこれといった展開を決めてないのであくまで展開の一例で、最終盤面に出す妨害は自由にしてもらっても問題ないです。以下の展開ではワカU4を多く使用してますが、竜剣士の展開の本質は爆竜剣士、エレクトラム、超天新龍を揃えることであり、ワカU4を使用せずとも他のPカードを用いて似たような展開を行えます。
初めのうちは何をやってるのか分からないかもしれませんが、やってることは基本的に同じで慣れてくると思います!
まだより良い展開ルートがあるかもしれないので、良いルートがあれば教えていただけると幸いです。
・ワカU4+レベル4非チューナーP
動画のように爆竜剣士、超天新龍、エレクトラムを咎姫、ジーランティス、エクシードなどを用いて使い回し、リンク値を伸ばすことで先述した最終盤面を形成することが可能です。また、この展開は誘発のラグがないときに行う展開です。
・ワカU4+レベル4非チューナー(ニビルケア展開)
ニビルのラグを検知したら行う展開です。ニビルを受けたとしても竜剣士の展開の本質は変わらず爆竜剣士、エレクトラム、超天新龍を揃えることなので、これらを揃えさえすれば貫通して展開可能です。また、あまりされませんが二ビルをガメられたらウーサを出してケアをします。
・ワカU4+レベル4非チューナーP(ドロバ展開)
竜剣士は序盤の動きこそドロバの影響受けるものの、中盤以降の展開はドロバを受けずに展開できるので、それなりに強い盤面を形成できます。(もうちょっといい展開がありそうです)
・ヴェーラー1枚貫通
無効系誘発のラグがあるときの展開です。天空の魔術師を用いることで、ヴェーラーを強制的発動させることができ、どのようにヴェーラーを打っても貫通して展開を行えます。また、無限泡影も同様にVV魔法によるケアが可能です。
・ヴェーラー2枚貫通(エレクトラムへの無効)
エレクトラムに対する無効を受けても天空の虹彩で超天新龍を持ってくれば貫通をすることができます。また、天空の虹彩ではなくVV魔法を持ってくる場合でもスプライトエルフでエレクトラムに対象耐性を与えることで貫通ができます。
・ヴェーラー2枚貫通(咎姫への無効)
エレクトラムの効果で超天新龍を持ってくる場合はリンク値プラス2、アストログラフを持ってくる場合はリンク値プラス3となり、エレクトラムの効果はジーランティスの効果で2回発動するので、咎姫への無効はリンク値2(エレクトラム自身)+リンク値2~3×2(エレクトラム効果2回)でリンク値6~8の損失となるのですが、ファイアウォールドラゴンを用いることでエレクトラムを再出し直し、十分に強い盤面を形成できます。また、エルフを用いることでも無効系誘発ケアができます。
・ヴェーラー2枚貫通(ジーランティスへの無効)
ジーランティスに無効を打たれても貫通可能です。
・無限泡影2枚貫通
スプライトエルフを活用することで無効系誘発を貫通することができます。
・GツッパLO
天空の魔術師の効果+VV魔法でモンスター効果+無限泡影を打てない状況にし、35回以上の特殊召喚でLOします。後攻でもバトルフェイズ後に似たようなことをすることがあります。また、ウーサやエルフを用いて天空の魔術師の効果を守れます。
・エレクトラムからレイジングジーランティス
爆竜剣士を出せないときに後手でキルをとることができる展開です。後攻でバグースカを出して妨害を踏む状況でも有効な動きなので重要です。
・竜剣士初動の展開
ワカU4でなくても展開が可能な例です。
・霊廟+nsできるPモンスター+手札コスト初動の展開
霊廟を用いた展開です。
・ワカU4+手札コスト1枚初動
滅多にありませんが一応ワカU4だけでも展開可能です。
竜剣士の強み
・マイナーデッキである点
竜剣士はマイナーデッキであり、弱点が理解されておらず、適切に妨害が打たれずらい点は優秀であったと思います。
・誘発貫通力
上記の通り、竜剣士はマイナーデッキなので誘発当てどころが理解されておらず、また展開例で示したように当てどころを知っていたとしても誘発を貫通できる点は強力でした。また、後攻で相手が誘発しか引けない場合や妥協盤面+誘発などの状況に対してもキルを取り切れるのも偉かったと思います。
・手数と除去能力
竜剣士はPテーマなので手札のカードがP召喚ですべて手数になる点、P効果はアポロウーサなどのモンスター無効を受けない点などから後攻でもミッドレンジ系の盤面や妥協盤面に屈せずキルを取れるのが優秀でした。また、爆竜剣士、VV魔法、軌跡の魔術師の②の効果などで序盤から除去打てるので、妨害を能動的に吐かせてから展開を行える点や、覇王などのPテーマと異なり、ある程度の盤面さえあれば爆発的な展開ができ、キルを取り切れるのが強力であったと思います。
・天空の魔術師の存在
このゲームで最強のカードである増殖するGを打たれても天空の魔術師の効果+VV魔法さえ通せば誘発シャットアウトすることができ、増Gが適応されていたとして安全に展開を押し通せる点や、後攻で増Gを打たれバトルファイズ中にキルを取り切れない場合にメインフェイズ2で展開することでLOで勝てる点は優秀であったと思います。また、パワーが低く、ヒータで展開に利用されてしまううららを採用しなくても良いのも強みの一つだと思います。
・バグースカの存在
竜剣士はレベル4が容易に並ぶので、アトラクターなどを受けてたりしても、最低限バグースカを立ててごまかしたり、後手でも烙印やピュアリィ対面ではバグースカで相手の妨害を踏むことができたり、盤面を返した後で蓋をすることができる点は優秀でした。
竜剣士の弱い点
・誘発を積みづらい点
Pテーマは動き出すのに複数のカード必要なので、他のデッキと比べて誘発などの動きに関わらないカードを入れると事故率が上がってしまいます。
・バックの妨害が用意しづらい点
竜剣士は展開力は高いですが、展開を妨害に変換するのはあまり得意ではなく、基本的には前盤面による妨害に集中してしまうので、捲り札に対して弱くなりがちです。ただやろうと思えば、キュリオスグリフォン、アモルファージ、魔法族の里、レイジングフェニックスからロアーなどで、捲り札に対する対策ができます。
・EXを消費しきる点
展開にEXデッキのカードをフルに使うので、仮に手札にリソースを抱えていたとしても捲られた後に軽い蓋をされるだけで、ターンが帰ってきても相手の盤面を突破できなくなってしまう点は弱い点でした。
・スケールが偏ると弱い点
先攻では軌跡などを使ってスケールを揃えられますが、後攻では相手の妨害によってスケールが破壊され、スケールが偏るとP召喚ができずに負けることがありました。
カードの採用理由
話したいことが多く、基本的なカードの効果については解説していません🙇
申し訳ないです。
かなり長くなってしまったので、読み飛ばしてもらっても構わないです。
・カードの評価軸
竜剣士は超天新龍、天空の魔術師などの特殊なコンボカード、増G等の汎用札以外のメインデッキに入るカードは初動として使うカードであり、自分は初動として使うカードは以下に2点が重要であると考えてます。
①手札や盤面にPカードを増やす効果を持つ
②P召喚前にリンク召喚ができる
竜剣士は展開例で示したように盤面にPモンスターがいれば誘発を貫通することが可能であり、盤面にPモンスターを出すにはP召喚使えばいいです。しかし、P召喚はリンク召喚などとは異なり、スケールとP召喚されるカードの出す側のカードと出される側のカードの2種類のカードが必要であり、P召喚を強く使うには多くのカードが必要になってしまいます。よって、自分はカードの枚数を増やす行為が重要であると考え、それを行うには上記の2点が有効だと思っています。
①が重要であると考えている理由はサーチ効果などでP召喚に必要なカードを用意しつつ、P召喚のパワーを上げれるからであり、②が重要であると考えている理由は、P召喚前にリンク召喚ができれば、軌跡の魔術師やエレクトラムの効果でデッキの好きなPカードにアクセスし、そのカードをP召喚等に活用できるのとリンクマーカーが発生することで素材になりEXに送られたPモンスターをP召喚できるようになり、P召喚の出される側のカードを素材になったモンスターで賄うことができるからです。特に②に関しては後手の手数、二ビルケアにも重要であり、なるべく優先して行いたい行為です。もちろん、①,②以外にもチューナーである点やレベルなどの重要な要素はあります。
また、竜剣士のカード評価はγなどの汎用札ある程度入れる構築と入れない構築でカードの評価は異なると思います。
※以降①を①条件、②を②条件と呼ぶことにします。
・竜剣士ギミック
基本的には超重初動などの方が強いですが、それでも竜剣士初動もそれなりに強力です。また、このデッキは爆竜剣士の効果を大量に使うので、リクルート先となる竜剣士はそれなりに入れる必要性があります。
竜剣士マジェスティP
竜剣士Pカードの中で一番強いカード。P効果でサーチを行いつつサーチ先のカードがP召喚前に特殊召喚を行うカードがあるので、実質的に①条件、②条件の両方とも満たしおり強力なカードです。また、サーチ先にレベル4チューナーがいる点も優秀であり、モンスター効果もフィールド魔法をサーチすることで展開補助を行えたり、爆竜剣士などに対象耐性及び効果破壊耐性を与えられるのも非常に強いです。とても強力なカードなので3枚の採用です。
竜剣士ダイナマイトP
マジェスティPの相方として優秀なカード。P効果でPゾーンの竜剣士を特殊召喚することでP召喚にリンク召喚ができるので、②条件を満たしているカードで、被っても仕事をする点、他のカードと違いうららに対する受けがいい点、マジェスティPのモンスター効果を早期に発動できる点が優秀であり、モンスター効果も二ビルを受けた際などに使えます。それなりに優秀なカードなので3枚の採用です。
竜剣士イグニスP
炎属性の竜剣士カード。この構築ではP効果は使いませんが、モンスター効果が優秀であり、エレクトラムや天空の虹彩で破壊すると竜剣士カードをリクルートすることで、マジェスティPの効果経由でフィールド魔法をサーチしたり、4チューナーを供給することができます。また、炎属性なので咎姫の制約下でSSできたり、咎姫の墓地効果をアクティブにできるのも優秀です。ただ、P効果が実質的にないので初動として使う場合ではうららを受けてしまうとP召喚前のリンク召喚がしづらくなり展開が大幅に弱くなってしまいます。炎属性の竜剣士である点や竜剣士カードはそれなりに入れないといけないので3枚の採用としています。
竜剣士ラスターP
チューナーの竜剣士カード。P効果で枚数を減らさずにPゾーンを開けれるのは優秀で、ベンKを破壊することで超重ギミックを使った後に竜剣士ギミックを使うことができます。また、4チューナーなので竜剣士ギミックだけで爆竜剣士をS召喚できるようになる点も優秀です。ただ、①条件、②条件のどちらもこのカードだけでは満たしていない点、被っても弱い点、後述する超天新龍からサーチできる点からそこまで多く積みたいカードではないと考えてます。デッキの竜剣士カードの枚数及びPゾーンにラスターPを使用しているときに2枚目が欲しくなる時がある点から2枚の採用としています。
・ギミックのカード
超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン
爆竜剣士を蘇生できるカード。このデッキの核となるカードで、P効果で爆竜剣士を蘇生できます。モンスター効果も優秀であり、ラスターPをサーチすればチューナー、竜剣士カード、上スケールへのアクセスができ、ダーククルムをサーチすれば①条件を満たしつつ下スケールへのアクセスができます。また、たまにですがスケールとしての運用もするので忘れないようにしましょう。ただ、被っても強くない点、ガメて貫通として使う場合は他のカードで動ける必要があるのには注意が必要です。アストログラフからサーチを行う点、初動としても使える点、貫通札にもなりえる点から3枚の採用にしています。また、確実にアクセスする手段が軌跡の魔術師、エレクトラム、天空の虹彩の3種類もあるので、資産がない場合は2枚にしても大丈夫です。
EM天空の魔術師
GツッパLOをしやすくするカード。モンスター効果でSモンスターがいれば相手のモンスター効果を封じられるので、以降の誘発を弾いたり、妨害を強制的に吐かせることが可能です。また、Pモンスターがいるときの効果も便利で後続を最低限確保することができます。ただ、うららなどの誘発を受けてしまうのでアポロウーサやスプライトエルフで守る時があります。また、今回の構築では採用していませんが、真血公ヴァンパイアを採用する構築では天空の魔術師の効果が通らなくともLOを安定してできるそうです。素引きすることでGツッパLOをしやすくなりますが、①条件、②条件どちらも満たしていないので、初動になりづらく、軌跡の魔術師等でアクセスできるカードなので1枚の採用としています。汎用札をあまり入れない構築なら複数枚の採用もありだと思います。
アストログラフマジシャン
ペンデュラムと言えばこれというカードです。カードを破壊する必要はありますが、①条件、②条件ともに満たしている強力なカードです。竜剣士では超天新龍をサーチするので、エレクトラムで回収するとリンク値プラス3になります。また、爆竜剣士にアクセスできない状況でもエルフを経由することでレイジングジーランでキルを取るのに必要だったり、スケールとしての運用もできる点も非常に優秀です。ただ、竜剣士は初動の動きで破壊が起きないことも多いので、初動として使いづらいときがあるのは注意が必要です。制限カードなので1枚の採用としています。
VV魔法
マジェスティPのサーチ先。1枚で展開補助と除去の両方ができる優秀なカードで、竜剣士の後手性能を1段階引き上げつつ、先攻でも②条件を満たしつつ無限泡影、拮抗勝負のケアができるカードです。また、スケールとして使い終えたカードを有効に活用できたり、Pゾーンを空けることができる点も優秀です。ただ、手札にPカードが少ないときでは事故の原因になったり、PカードではないのでP召喚のパワーを落とす可能性があるのには注意です。今回はγや才などの汎用札を採用しているので1枚ずつの採用ですが、素引きも強く複数枚採用するのもありだと思います。ただ、複数枚にすることで被っても発動できるようになりますが、手札が1枚腐る確率が上がるのには注意が必要です。
天空の虹彩
マジェスティPのサーチ先。動きの核となる超天新龍にアクセスできるカードでこのカードの存在でエレクトラムへの無効系を容易に貫通できるようになります。ただ初動としては弱く、素引きはしたくはないカードです。
マジェスティPのサーチ先の択として1枚の採用としています。ただなくても問題がなくはないので素引きを嫌い採用しないのもありかと思います。
・超重武者ギミック
魔法罠が使いづらくなってしまいますが、その代わりにとても強力なギミックです。
超重神童ワカーU4
宇宙最強GODカードです。P効果が①条件、②条件両方とも満たしており、置くカードであるビックベンKもサーチ効果を持っているので、1枚が3枚になる強力なカードです。また、爆竜剣士出すために必要なレベル4チューナーであり、素材になった後でスケールに移動する効果も地味ですがかなり便利で、P効果がメジャー誘発であるうらら、無効系誘発を受けない点も強い点です。ただ、スケールがすでに埋まっているときには発動できなかったり、ベンKをスケールに置くので竜剣士のP効果が打ちづらくなるのは注意が必要です。最強カードなので3枚採用しましょう。
超重僧兵ビッグベン-K
ワカU4で置く用のカード。サン5などの超重PではなくベンKを採用した理由はP効果でサーチ効果を持っていたり、竜剣士的には下スケールの方が偉いからです。ワカU4との重複が怖いので2枚の採用にしてますが、引かない自信がある方は1枚でもいいと思います。また、ベンKを2枚にするのではなく、ベンK1枚、サン5 1枚にするのもありだとは思いますが、素引きのスケールとしてのバリューとベンKをラスターPで破壊することがあるので、自分はベンK2枚にしています。
超重武者バイーQ
基本的にはワカU4をサーチするカード。レベル変更効果も地味に偉く、レベル2なのでスプライトエルフの恩恵を受けつつ、レベル4チューナーになり爆竜剣士の素材になったり、バグースカの素材になったりすることができます。また、うららを受けたとしてもエルフ経由で4チューナーを出力できるので、誘発を受けても展開をサポートできます。また、後攻ではワカU4ではなくベンKをサーチしてスケールを揃えることがあるので、脳死でワカU4サーチはやめましょう。ワカU4にアクセスできるカードなので3枚採用です。
超重武者装留イワトオシ
ビックベンKからのサーチ先。ガイアブーストなどもありますが、竜剣士においてはPモンスターが盤面に出るので重要であるので、ワカU4をサーチすることができるのは優秀であり、また素引きのバリューはイワトオシの方があると思うのでイワトオシを優先しています。また、純超重武者と誤認してくる相手は積極的イワトオシを除去してくれるのもいい点です。基本的にはベンKからのサーチ先なので1枚採用です。
・霊廟ギミック
霊廟やおろ埋でダークヴルム、デストルドーを落とすギミックです。個人的に結構お気に入りのギミックです。
覇王眷竜ダークヴルム
基本的には霊廟、おろ埋で落とすカードで、通れば①条件、②条件の両方を満たすギミックであるので採用しています。また、霊廟、おろ埋に対するうららはγで弾ける可能性がある点、ビーステッドを受けない点、Pゾーンが埋まっていても問題なく特殊召喚できる点も強みで、超天新龍のサーチ先としても優秀となっています。超重ギミックとの兼ね合いが難しいですが、ワカU4が通っている段階でかなりのアドバンテージを得ているので、最悪ダークヴルムを起動できなくとも良く、手札の平均的なパワーを上げるために採用しています。ただ、素引きしても大して強くない点、落とす先としてデストルドーを入れている点から1枚の採用としています。2枚にするのもありだとは思います。
覇王門零
ダークヴルムのサーチ先。竜剣士初動は下スケールが必要になる点、超重初動の場合はP召喚できる点から素引きでも最低限の性能があります。似たようなカードで覇王門の魔術師がありますが、モンスター効果をワンチャン使う可能性があるので覇王門零の方を採用しています。調弦の魔術師を採用する場合では、覇王門の魔術師でも問題ないと思います。
亡龍の戦慄-デストルドー
超重ギミックを使うときやダーククルムを引いているときに霊廟、おろ埋で落とすカード。マジェスティPの手札コストになったり、P召喚後に自力で蘇生しリンク値を伸ばしたり、ラクーンを対象に発動すればレベル4チューナーになったりできるのが強みです。ただ、Pモンスターでない点やビーステッドを受けてしまう点や基本的には引きたくないカードなので1枚の採用としています。採用しないのもありだとは思います。
竜の霊廟
基本的にはダークヴルム、デストルドーを落とすカード。一応超天新龍を落としてファイアウォールドラゴン回収することも可能です。被って負ける試合が多々見られたので、2枚にしてますが3枚も全然ありだと思います。
おろかな埋葬
基本的にはダークヴルム、デストルドーを落とすカード。落としたカードをエクシードやエルフで釣り上げることも可能です。制限カードなので1枚の採用にしています。
・召喚権を使うカード
マジェスペクター・ラクーン
個人的にかなり評価が高いカードです。評価が高い理由は、ラクーンはマジェスティPにアクセスできるので、ラクーン→マジェスティP→竜剣士に繋がるので1枚が3枚になりつつ、竜剣士をサーチすることでP召喚前にリンク召喚ができるので、①条件、②条件の両方とも満たしているからです。また、ラクーンは対象耐性があるので、この動きを無効系誘発を受けずに成立させれる点や後攻での除去のされづらい点、被っても最悪マジェスティPの相方になれる点なども評価が高いです。レベル3で爆竜剣士になれないのは不便ですが軌跡の②の効果をアクティブにできたりするので、一概にデメリットではなく、二ビルが流行っている環境では評価が落ちますが、それでも基本的には3枚採用すべきカードだと思います。
EMドクロバット・ジョーカー
超天新龍、天空の魔術師をサーチするカード。①条件を満たしつつ超天新龍、天空の魔術師などの特殊な立ち位置のカードをサーチできるのは優秀ですが、スケールとしての運用ができない点やラクーンの方が枚数の増え方が多く、①条件、②条件の両方を満たしているので1枚の採用にしています。ただ、汎用札をあまり採用しない場合では初動をある程度引けると思うので、枚数を増やすことよりも超天新龍、天空の魔術師にアクセスできる方が重要だと考えて採用枚数を増やすのはありだと思います。
・汎用札
竜剣士はすでに説明したように盤面にPモンスターがいればいるほど誘発貫通ができ、汎用札入れすぎるとP召喚の強みである手札のモンスターがすべて手数になるというメリットがなくなるので、汎用札はあまり枚数を採用したくなく、採用するのはパワーが高いか自ターン中でも有効な札が良いと考えています。ただ、誘発を入れていないと厳しいと環境であれば誘発を入れるのもありかと思いますが、その場合では竜剣士の強みが損なうのであまりしたくない方針と考えています。
増殖するG
遊戯王で一番強いカード。通れば1枚で相手の動きを止めうる可能性があり、他の誘発と違い手札の枚数が減らない可能性もあるのもPテーマとしては大きな魅力です。竜剣士は展開例で示したように誘発に対してある程度の耐性があるので、Gが通ったけど相手の誘発で止められて負ける試合があまりないのは強いところでした。また、トップシェアであった炎王に対しては後攻からも有効でドローしたカードをP召喚で手数の変換できるのは良い点でした。また、レベル2なのでスプライトエルフの恩恵を受けれるのも強みです。最強カードなので3枚の採用です。
PSYフレームギア・γ
誘発としてのパワーが高く、自ターン中でもバイQ、霊廟、マジェスティPに対するうららなどに打てるのが強かったです。また、バイQ(自分)→うらら(相手)→γ(自分)→増G(相手)のような打たれ方をされてもLOで勝利できるにはストレスがなく竜剣士の強みであったと思います。また、レベル2なのでスプライトエルフの恩恵を受けれるのも優秀でした。強いカードなのですが準制限なので2枚の採用です。
PSYフレーム・ドライバー
γのために入れています。最低限マジェスティPの手札コストにしたり、P召喚できます。γのためのカードなので1枚採用です。
三戦の才
発動条件はありますが非常に強力な効果を持っているカードです。先攻で序盤に誘発を打たれた場合では、2枚ドローで引いたカードをP召喚に利用でき、中盤以降に打たれる誘発で止まってしまう場合でも妥協盤面を形成しつつハンデスを行うことができるので強力です。また、無限泡影を打たれた場合は発動できませんが竜剣士はVV魔法で無限泡影に対してある程度の耐性があり、誘発を打たれず発動できない場合でも展開が通っていれば十分に強い盤面を形成できるので、問題ないと考えています。後手でも竜剣士は手数がそれなりにあるデッキなのでコントロール奪取効果で後手を捲る可能性があるのも優秀です。被りを嫌って2枚採用にしてますが、採用枚数は好みが分かれると思います。また、採用しないのも全然ありだと思います。
EXデッキ
爆竜剣士イグニスターP
このデッキのメインエンジンです。先攻では②の効果を使い回し、後攻では、①の効果で除去を行いつつ展開を行えるカードです。また、①の効果でエレクトラムやエルフをバウンスして再度出しなおすことができるのは覚えておきましょう。1枚あれば十分なので1枚採用です。
No.41 泥睡魔獣バグースカ
最終盤面、妥協盤面に出すカードです。単体ではリンクモンスターを用いて容易に除去をされますが、他のカードと合わせることで一気に凶悪な制圧になります。また、後手でも妨害を踏むカードとして使える時があるので意識しましょう。1枚あれば十分なので1枚採用です。
ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム
メインエンジンその2です。基本的に超天新龍、アストログラフを手札に加えますが、ワカU4やスケールを持ってくるときもあります。制限カードですが1枚あれば十分なので1枚採用です。
軌跡の魔術師
P召喚前にリンク召喚を行いたい理由の1つです。好きなPモンスターをサーチできるので、スケールなどの状況に合わせたカードをサーチできるので非常に強力で、②の除去効果も強力です。1枚あれば十分なので1枚採用です。
スプライト・エルフ
最強カードです。先攻では無効系誘発のラグがある時には序盤に出し、エレクトラム、咎姫、天空の魔術師に対象耐性を与えたり、最終盤面に出すことでバイQ等を蘇生し展開補助を行い、相手ターン中にマスカレーナを蘇生しつつ炎属性なので咎姫の的になることができます。また、バイQにうららを受けてもエルフでバイQを釣り上げて4チューナーを供給できるのも優秀です。後攻でも対象耐性は非常に強力でリンク2のエレクトラムを蘇生することができ、このカードのおかげでエレクトラムからでもレイジングジーランティスでキルを取り切れます。1枚あれば十分なので1枚採用です。
I:Pマスカレーナ
最終盤面、妥協盤面に出すカードです。基本的に相手ターン中にリトルナイト、アポロウーサを出すカードで、エルフとの相性がいいです。また、シンギュラリティの蘇生効果を相手ターン中に発動できるのも優秀です。ニビルトークンを素材にできたり、効果破壊耐性も強いです。1枚あれば十分なので1枚採用です。
S:Pリトルナイト
リンク1がいないので、炎系統デッキほど強く使えませんが、それでも強力なカードです。竜剣士はGツッパLOができるのでGを打たれた場合や後述するトライゲートとシンギュラリティのコンボで①の効果を発動しても問題ない場面があります。1枚あれば十分なので1枚採用です。
賜炎の咎姫
エレクトラム、爆竜剣士を蘇生することができるカードです。エレクトラム、爆竜剣士を蘇生する行為は言うまでもなく強力であり、リンク3なのでリンク4のレイジングフェニックス→ジーランティスにつなげて展開をサポートすることもできます。また、墓地効果も強力であり、妨害兼リソースになります。また、縛りに関しても最悪エレクトラムで破壊することで解除することが可能です。1枚あれば十分なので1枚採用です。
奇跡の魔導剣士
先攻では①の効果で超天新龍、アストログラフを回収するのに使います。また、③の効果で天空の魔術師を特殊召喚した後に、アポロウーサ出して天空の魔術師の効果を安全に通す動きをするときがあります。後攻での使用頻度は低いですが、アポロウーサを出してからP召喚をしたり、スケールを揃えることできるので便利です。1枚あれば十分なので1枚採用です。
トライゲート・ウィザード
相互3リンクをして、最終盤面に出すカードです。デッキにゴミを入れずに万能無効を評価して採用しています。また、マスカレーナ、シンギュラリティを用いることで万能無効を2回用意できたり、地属性なのでビーステッドを受けない点、除去効果を持っているのも優秀なポイントです。相互1リンクの効果で攻撃力を上げたシンギュラリティで攻撃力0のモンスターに攻撃することでライフを取り切るプランもあります。1枚あれば十分なので1枚採用です。
召命の神弓-アポロウーサ
簡単に出る制圧モンスターです。竜剣士はリンク値が簡単に増やせるので、簡単に出せ、相手の手数を減少させることができます。また、ニビルケアに使用できたり、天空の魔術師に対する誘発をケアした後にジーランティスを出して展開を継続させることができます。あまりしませんがファイアウォールドラゴンでバウンスした後にマスカレーナで出しなおすことも可能です。1枚あれば十分なので1枚採用です。
世海龍ジーランティス
先攻では爆竜剣士、エレクトラムを再度使えるようにし、後攻ではレイジングフェニックス、咎姫と合わせてキルを取りに行けます。モンスター1体でリンク召喚が可能であるので、三戦の才で奪ったアポロウーサをジーランティスに変換し、妨害を踏みに行けます。1枚あれば十分なので1枚採用です。
転生炎獣レイジング・フェニックス
基本的には咎姫とジーランティスの中継点として使います。この枠をアンブロエールにしている構築もありますが、竜剣士はロングゲームが苦手であるので、レイジングフェニックスの後手のキル能力は非常に重要であり、基本的にはこちらの方が良いと思います。ただ、アンブロエールの効果も便利であり、素材の条件も緩いので展開ルートによってはこちらを採用するのもなくはないと思います。1枚あれば十分なので1枚採用です。
ファイアウォール・ドラゴン
個人的なお気に入りカードです。展開例で示したように、エレクトラムをバウンスして展開を伸ばすことできたり、シンギュラリティで蘇生してトライゲートの相互リンクをさせます。また、初動に使った墓地にある超天新龍を回収して強力な展開を行ったり、破壊でない除去なのでユベルに対して使ったり、誘発を受けた時や天空の魔術師の効果を押し通した後にエレクトラムを再出し直して展開を継続させることができる器用なカードです。1枚あれば十分なので1枚採用です。
ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ
最終盤面に出す用のカードです。①の効果で制圧をしつつ、②の効果でファイアウォールドラゴンやトライゲートを蘇生して妨害、展開を補助できます。竜剣士ではジーランティス等のリンク4のモンスターが出てくるので、リンク値4を有効活用できるのは非常に有用です。1枚あれば十分なので1枚採用です。
採用しなかったカード
竜剣士マスターP
超天新龍からサーチできるしたスケールではありますが、ダークヴルムから覇王門零をサーチすれば下スケールにアクセスできる点、①条件、②条件のどちらも満たしておらず枚数が増えないカードなので不採用にしています。また、軌跡の魔術師の素材になれないのも使いづらいです。マスターPでないと展開できないパターンもなくはないので、採用してもいいかと思います。
竜剣士EXモンスター
どちらも展開を補助しつつ、リソースを確保できるカードで、剛竜剣士は裏守備妨害に強くなったり、昇竜剣士はエクシードの③の効果を強く使えるようになります。ただEXに枠がなく、個人的には竜剣士はEXのリソースを吐ききってしまうのでリソースよりも妨害を優先したい点や妥協盤面の柔軟性を向上させたい点から採用していません。プラン次第で採用するのもありだとは思います。
真血公ヴァンパイア
LOを補助するカードで、爆竜剣士+剛竜剣士で出すことで相手のデッキを削ることができます。このカードを入れることで60枚相手でもLOが可能になったり、天空の魔術師が通らなかった場合でもLOがしやすくなります。また、相手のモンスターをジーランティスで相手の盤面に押し付けることで、無限泡影やγなどの誘発をケアすることができます。EXに枠がないので採用していませんが、全然採用してもいいギミックだとは思います。
ピットナイト・アーリィ
ファイアウォールドラゴンの枠と入れ替える候補です。①の効果で妨害効果を持ちつつ、②の効果でエレクトラムや咎姫で破壊した後でも特殊召喚することができます。また、後攻でも①の効果でモンスターの効果を無効にしつつ、攻撃力を0にできるので、トライゲート+シンギュラリティでライフを取り切ることができます。ただ、ファイアウォールドラゴンの方が器用な展開ができるので採用していませんが、採用するのもありだと思います。
墓穴の指名者
誘発を弾けるカードです。後攻でも聖炎王ガルドニクス、ラギアに打てたりできるので優秀です。雑多な対面に対して三戦の才の方が強いと思い採用しませんでしたが、炎王、ユベルのシェアがかなり多かったので採用した方が良かったかもしれません。また、9位のmagicさんの構築には入っていたらしいです。
マジェスペクターギミック
9位のmagicさんの構築に入っていたギミックです。マジェスペクターの共通効果の耐性が魅力的で、クロウからウィンドをサーチし、ラクーン、ユニコーンをリクルートしたり、マジェスペクターPの耐性付与効果を使用した後に蘇生するらしいです。ただ、P効果がなく入れすぎると後攻でアポロウーサを重く食らってしまう点やウィンドに対するうららで盤面のPモンスターがいなくなる点が気になっています。自分はまだ試していませんが強いギミックだそうです。
調弦の魔術師、紫毒の魔術師
魔術師ギミックです。調弦の魔術師はP召喚を行うことで枚数を増やすことができるので②条件を満たしてますが、P召喚をして初めて強いカードであるので、このカードを引いてP召喚前にリンクができないことを嫌って採用していません。また、紫毒の魔術師は後手で優秀ですが、ドクロバットジョーカーをあまり多く採用したくない点と先攻勝率を落とす点を意識して採用していません。どちらも強力なカードなので採用してもいいと思いますが、入れる場合はγや才などの汎用札と兼ね合いは考えた方がいいと思います。
・まとめ
初動として強いと思っているカードを以下にまとめておきます。
・①条件、②条件の両方を満たすカード
ワカU4、ラクーン、マジェスティP、霊廟、おろ埋、クロウ、アストログラフ
おわりに
かなり長くなってしまいましたが、竜剣士は使用者が少ない割に金アイコンと銀アイコンに1人ずついる強いデッキであり、とても楽しいデッキなので興味を持っていただけたら幸いです。また、質問や意見がある場合はTwitterのDMか以下に示すDiscordサーバーでしていただけると幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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