見出し画像

新発田駅について調査してみた!

みなさんこんにちは。今回は敬和の生徒も通学等で日々利用している人が多い新発田駅について、様々な視点から調査してみました。普段一交通手段として何気なく使っている駅ですが、歴史や出来事を知ることで違った角度から捉えることができるかもしれません。また、駅周辺とのつながりや新潟県とどのような関係性を持っているのかなどを理解すると、認識が変わり興味深い存在になるのではないでしょうか。

新発田駅の構造

単式ホーム(1番線)とその新潟寄りにある切欠きホーム(0番線)、島式ホーム(2・3番線)を有する地上駅です。
以前は構内で、キヨスク・新発田三新軒が運営する駅弁売店や立ち食いそば店が、デイリーヤマザキ部分にはJR東日本系のコンビニ「JC」を経てイートインコーナーを備えた山崎製パン系パン屋が存在していたそうです。現在は立ち食いそば店のあった所に新発田市コミュニティバス・新発田市市街地循環バスの共通回数券などを販売している観光案内所とコインロッカーが設置されています。

新発田駅の歴史

新発田駅はもともと1912年(大正元年)に鉄道院信越線支線新津駅終着駅として開設されました。
1952年には白新線が開通され、現在は、羽越本線と白新線の2路線が置かれています。
新発田駅の駅舎は2013年に新発田城をモチーフとしたデザインとして黒い瓦となまこ壁を用いた駅舎へ改装されました。
2015年には橋上駅舎への改築案が可決されていましたが、景観に対してそれはどうなのかということで新発田市長選挙にて、橋上駅舎化計画中止を掲げた現市長である二階堂馨氏が当選したことにより駅構内地下通路が開設されました。エレベーターを設置するなどのバリアフリー対応の地下通路へと変わりました。

新発田駅周辺について

新発田駅周辺は新発田城を中心として栄えていた城下町であり、たくさんのお店であふれていましたが、自動車の普及などの影響によって急速に衰退していきました。大蔵製糸新発田工場が閉鎖、撤退を境にハヤカワ本店をはじめダイエーカネダイ新発田店、ジャスコ新発田店等の大型店が相次いで閉店したことにより現在のようなシャッター街へと変化してしまったようです。そんな状況でも、長きに渡り営業し続け人気を保っているお店が多く存在します。今回はその中の二つのお店を紹介します!

一つ目は、鮨 和食 ながしまです。
新発田駅西口から徒歩1分の所にある食堂です。出てすぐにお店が見えるため非常にわかりやすく、迷うことなくたどり着けると思います。

鮨 和食 ながしま(HPより)

新潟市内の日本料理屋や古町の人気寿司店で働いていた長嶋さんが、創業70年のこのお店を4年前に継ぎ、お母様、妹さん、弟さんと4人でお店を営んでいます。長嶋さんは、「新潟ガストロノミーアワード」の若手シェフ部門30にも選出されている、注目度の高い職人さんです。
「飲む楽しみ、食べる楽しみの増える店」というコンセプトのもと、地浜・日本海で獲れた新鮮な魚介類と、新潟産の食材をふんだんに取り入れた料理が提供されています。新発田の郷土料理でもある唐寿司の入った「花嫁人形御膳」や、季節の素材を日替わりでリーズナブルに楽しめるランチセットなどがあります。
好立地であり、和洋中問わず幅広いお料理が存分に堪能できるながしまさんにぜひ足を運んでみてください!

住所/新発田市諏訪町1-2-10 営業時間/11時30分〜14時、17時30分〜21時

二つ目は、新発田第一ホテルです。
こちらのホテルは新発田駅正面に位置し、新発田病院まで徒歩3分、新潟東港まで車で20分で向かうことができます。駅から最も近い宿泊施設で、どこに行くにも移動しやすい場所になっていると思います。

新発田第一ホテル(HPより)

全客室でWiFiを接続することができ、有線で使用できるためのLANジャックも完備されています。コインランドリーや自動販売機、電子レンジ等が利用可能になっており、どのような状況でも対応できるような機能が充実しています。さらに、テンピュール枕(低反発)・王様の夢枕(マイクロビーズ)が貸し出されていて、疲れた一日の夜にはこの枕で眠りたいですね。また、インターネット特別プランが用意されており、その中でも様々なプランが選択可能で、通常で購入するよりもお得に宿泊することができるので、HPを詳しく見て検討してみてくださいね♪

住所/〒957-0055 新潟県新発田市諏訪町1丁目2−3

http://www.shibata-daiichihotel.com/

調査を通しての感想

ほとんどの人が自動車を使うことに対して駐車場の場所がないなどの問題などがあるなかで、町の活性化に向けて地域の高校生や、市としてイベント、施設を増やすなどの取り組みによって少しずつではあるけれど賑わいを取り戻してきているのではないかと思いました。(天城)
大学に通うまで新発田駅に訪れたことがなく、入学を機に頻度が増えましたが、それでもまだまだ知らないことがたくさんあると感じました。新発田駅について調べるだけでなく、現在の新発田駅になるまでどのような経緯があったのか、そして駅を取り巻く周辺地の昔と今を比較しながら理解することによって、新発田市全体を含め、今までとは異なった意識を持つことができるようになったと思います。(中村)

新発田駅住所/〒957-0016 新潟県新発田市豊町2丁目15


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?