快楽に溺死する
ー 快楽を求める。幸福でないから。生きていてしんどいから ー
私は今まで、多くの人たちから「何が楽しみで生きてるの?」と変わり者扱いをされてきました。
私の、規則正しく早寝早起き、運動を欠かさず、無駄な飲み食いや買い物もしないような生活に対してです。
皆さんが言うには、帰宅して「面白い」テレビやSNSを深夜まで観て、「楽しい気分」になれるお酒を飲んで、「満足できる」までお腹いっぱいに何かを食べて、通販などで買い物をして「発散」をしないでいて、「何が楽しみ」で生きてるの? と、言うわけです。
つまり、「何が楽しみで生きてるの?」とは、言い換えると、「君の人生はつまらない人生だよね」と言うことだそうです。
人は、どんどん強い刺激を求める傾向があります。
ですから、その質問に対して私が答える、「お風呂」とか「布団に入った時」とか「本を読むとき」とか「うんこ」が気持ちよく出たときとか、「娘のことを空想しているとき」など、
と言う答えには、大概の人が、「こりゃ重症だな・・・」と沈黙するか、冗談だと思って爆笑をします。
「何が楽しみで生きてるの?」とは、言い換えると、「君の人生はつまらない人生だよね」と言うことだそうです。
確かに人生がつまらないと、休息やメンテナンスの大切な時間を犠牲にしてまで、身体に悪影響だと分かっていながら快楽を優先してしまうことでしょう。
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深夜に至って満腹で酔っ払っての入浴は、水圧も苦しく、交通事故死の倍もある、浴槽内での溺死に至る可能性が高まり、
肥満、糖尿病や高血圧など全身の不調に至る可能性が高まります。
就寝時にも胃腸が動き、膵臓や肝臓が必死に働き、浅い睡眠しか得られず、トイレに起こされ、
読書なんてする心境でもないでしょうし、最悪の腸内環境では蠕動運動も滞り、滞留気味の臭いうんこしか出ないのです。
人心不足蛇呑象(中国の<諺>人間の貪欲さはまるでヘビがゾウを呑み込もうとするようなものだ;人の欲望は底なしである)
知足常楽(中国の<四字熟語>日本の「足るを知る者は富む」足りている事を意識できる者は、いつも楽で楽しくある。