ワンピースオンアイス名古屋公演スケオタ感想


当日券購入は現金のみ。残り二公演で終了なので行ける人は行って下さい

尾田っちが言うように、現地で見ないとスケート(滑り)の美しさはわかりませんしスピード感もモニター越しではわかりません。SとAが多く残っていますが、フィナーレの写真や動画撮るならS席・氷上映像が見易いのはA席です。

横浜公演よりパワーアップ

音響とプロジェクションマッピングがわかりやすくなってたのはリハ見学で感じた通り。
サンジの眉毛のくるくる度もパワーアップ。
橋本チャカも登場時横浜より多く回ってました。
周回で無良コダイルの河野カルー弄りもパワーアップして小芝居始まってました。なお河野カルーは無良コダイルと同じ中京大スケート部の一年後輩です。(宇野ルフィボン郷も)
アンコールのわちゃわちゃも両サイドとセンターそれぞれに小芝居が繰り広げられて目が足りません。ボツ案の芝居を見せてくれてるのかも?と想像。

全方向の客席を意識した振付に改善

セリフに合わせて動きながらいろんな方向の客席に顔と身体が向くよう改善されてると感じました。
ルフィ大事な場面でショートサイド背中向き問題も少し改善されてました。
スタンド席4列目でしたが通りすぎる時にキャストがスタンド席前方まで目線くれる場面が多くなってると思いました。

名古屋はバロックワークス推しにお勧め


一番パワーアップしたのはプロスケーターが担当しているバロックワークス。BW登場シーンのよーじMS.メリクリはよりせっかちに、小沼Mr.4は1本足打法に。最後に登場する無良コダイルの滑りに緩急が増え色気3割増しでした。あれは現地じゃないとわからないです。
新横では2.5次元舞台感強かったバロックワークス戦が、すでに完成度が高かったモグラ塚四番交差点はプロジェクションマッピングのモグラが掘る道が見やすく。島田サンジ・ボン郷戦も死闘だとわかる振付演出が加算。刑事ゾロMr.1戦は振付ほぼ作り直しでは?リンク使いが広くなり新横浜でのあっさり終わった感じがなくなってました。
宇野ルフィ戦でも無良コダイルの演出かなりパワーアップされて(特にやられたときの)迫力が増してました。

スクリーン近く見切り発生席あり


PブロックKブロックの一番スクリーン寄りの東ブロックが前方列でもA席扱いでしたが、その理由は吉野ペルの最後が見えないからでした…初見の方は声しかわからなかったと思います。その代わり北側Pブロックはフィナーレ周回でスケーターさん達が真っ直ぐこちらに向かって来てくれます。無良コダイルが葉巻投げ捨てる所とかビビ真凜を落とす瞬間の暗転は端席からじゃないと見えません。
その席からじゃないと見えない景色や発見があるのがアイスショーの楽しい所です。

現地ABEMAブースについて

ABEMAのスタッフが来てるので配信購入でわからない事があればその場で質問できます。
ABEMA有料配信はID管理なのでPC申込したものをスマホで表示できます。

配信について

マルチアングルかつアーカイブ二週間の配信で6000円(PCから購入の値段)はかなり安いです。TV放送と違い著作権使用料も必要なので。リンクサイド三方向のカメラ映像で、通常配信は現地スイッチャーが切り替えるメインアングルしか見られないということのようです。氷上に複数キャストがいることがほとんどの舞台のようなショーなのでマルチアングル一択です。
・配信見ました。対決場面のメインアングルは二人のどちらかに寄るので島田サンジ見たい方はマルチアングル一択です(ボン郷多めでした)
・千秋楽でのみ登場時に配信カメラに投げキッスする望結ナミ、流石カメラをわかってるプロの女優さんです。
・自分がスケート観戦(観覧)するときはエッジ6割・ボディームーヴメント3割・顔1割の集中力で見るので足元が切れてるとストレス感じますが、このショーに限っては顔の表情演技もしっかり見るために配信買いました。結果満足です。

感想ではない9/3最終日覚書

昼公演は今まで全くなかったミスありでした。ショーの素晴らしさに影響はないです。
・ルフィの顔に傷がなかった
・島田サンジがボン郷に顔を触らせず蹴るSEが出ない(あれ手動だったんですね)
・6人のビビの正体見せる前に織田ウソップのフードが取れてしまう
・一部最後に宇野ルフィが「待ってろよワニ~!」と叫びながらスクリーン中央に入っていく所で麦わら帽が頭から落ちて顔の横に→千秋楽では最初から背中側に外してました
・氷上のゴミをそっと拾う真凛ビビ。立ってるだけの時だから目立つけど仕方ないです。エッジに引っ掛かると転倒になりかねません
・アンコールの刑事ゾロ三刀流でニースラ決めてから立ち上がる時にちょっとよろける(そりゃバランス悪いよね…)
・予想外の三回目のカテコに戸惑いながら周回するキャスト達。島田くんが言ってた通り、一度役のスイッチが切れると元に戻らないというのを実感しました。

夜公演千秋楽といってもカメラへの望結ナミの投げキッスが増えただけで全員今までと同じように全力でした。
周回でキャストが皆やたら手を振るなと思ったら、いつの間にか演出の金谷さんが南西の捌け口から見守っていました。宇野ルフィが最後の演出確認に近づいて来て、金谷さんが左腕を上げるポーズを示し、その腕にはもちろん仲間の印が…!→円形になって全員で仲間の印ポーズ。このためにあのステッカー配布されたのか…初回公演からやったら盛り上がったろうなー
 仲間の印ステッカー台紙にかなり細かく要望を聞いてくれるアンケートのQRコード付いてるのでお持ちの方は必ず送付して下さい。要望・不満点あれば特に!

他の方の感想で気づいた演出等
受け売りです。

・ 真凜ビビが一人氷上に残り「きっと私が反乱軍を止めて見せる」と言う場面。全て一人で解決しようと考えてる心情表現だと。

・小川オールサンデー・無良コダイルのペアと、真凜ビビ・宇野ルフィのペアスケーティングは真逆の関係性を現す対になっている。どうしても宇野選手が見えてしまうスケートの振付なのに、表情と動きのニュアンスがルフィ成分強めになっていったのは地味に凄かったです。

・20年前の作品で、新規録音のビビの声が真凜ちゃんの見た目に比べて老けているのがゲネプロ映像では気になりましたが、歌舞伎で孫がいる年齢の役者さんが<京鹿の子娘道成寺>踊るのと同じで、演技はまだ幼さの残る10代の少女そのもの。鑑賞を重ねるごとに気にならなくなりました。

・小川オールサンデーと松橋トトじいさんが国王軍と革命軍の兼役もやってたことに気づいたのはスケオタだけかな?小川さん始め国王軍は大半が女性なのに、それを全く感じさせませんでしたし、松橋さんは精悍な革命軍の青年にしか見えない体つきと動きで、猫背気味の小さなお爺さんは完全に演技です。普通に二人ともフィナーレには再びキャラのヘアメイクに変えて出てきたのでパンフにメイクさんの名前が8人もいるの納得

・配信でアップの顔を見ると本当にメイク技術が凄い。現実の人間の顔としてギリギリ違和感のないところまで原作に寄せてあります

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