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いつものお客さんが突然

最近○○がバイトしているおじいちゃんが経営してる喫茶店に来る綺麗な女性がいる
自意識過剰かもしれないが○○がシフト入ってる時に来る気がする

その日もいつも通りバイトをしていた

○○:マスター今日もよろしく

マスター:うん、よろしくね
○○君頼りにしてるから

○○:ありがとう

おじいちゃんだからなめてタメ口なんじゃくて
そうしてくれって言われたからタメ口にしてるだけです

んなことはどうでもよくて
バイト頑張るんですが、正直お客さんはあんまり来ません

だからコーヒーとかトーストとかを美味しく作る研究をしている


○○:マスターこれ食べてみて~

ピザトーストを試食してもらった

マスター:ん~おいしいね~元気出るよう

そう言っていつものように新聞を読み始めた

カランコロン

お客さんがやっと来た

○○:いらっしゃいませ

??:どーも

いつもの綺麗な女性が来た

○○:いつもの席でよろしいでしょうか?

??:はい

○○:ご注文お決まりでしたらお呼びください

??:あ、じゃあもういいですか?

○○:はい

??:ホットカプチーノとなんかおすすめのトーストとかあったらそれで

○○:かしこまりました

??:あ、カプチーノっていつも○○さんが作ってくれてるんですか?

○○:え?

急に名前を呼ばれたからビックリしてしまった

??:なんか一方的に知ってるっていやですよね
私森田ひかるって言います

○○:森田さんいつもありがとうございます
僕がいる時は全部僕が作ってます

森田:ほんとに美味しいです

○○:ありがとうございます!
トーストなんですけどピザトーストでよろしいですか?

森田:ピザトースト大好きです

○○:よかった
すぐ作りますんで少々お待ちください

○○はキッチンに行って作ってるとすごく視線を感じた

うちのキッチンはお客さん側から良く見えるようになってるため
よくあることなのだが、いつもの比じゃないくらい見られてる

○○が森田の方を見ると急いでスマホを見だす
正直バレバレだがかわいいと思ってしまった

○○:お待たせしました~

カプチーノとピザトーストを置きキッチンに戻ろうとすると

森田:他にお客さんいませんし、話しません?

○○:いいですよ

森田:○○さんおいくつですか?

○○:二十歳です

森田:わ!一緒!タメ口でいい?

○○:一緒なんですね、タメ口でいいですよ

森田:○○もタメ口だよ!

○○:でもお客さんですし

森田:私がいい!って言ってるんだからいいの!

○○:はははっ(笑)
じゃあタメ口で喋るね

森田:やった!
ねぇこのピザトーストすっごい美味しいんだけど

○○:ほんと?よかった口に合って

森田:どうやったらこんな美味しいの作れるの!

○○:いっぱい練習したんだよ、森田のために

森田:そこはひかるって言ってくれたら100点だったな~(笑)

○○:下で呼ぶのはレベル高いよ~

森田:ひかるって言わなきゃもう来ないよ~

○○:それは困るよ、次も来てよひかる

森田:来ます!

この日からよく話すようになり1ヶ月くらい経ったある日

カランコロン

森田:○○~来たよ~

○○:ひかるいらっしゃい

森田:いつものお願いしま~す

○○:は~い、ちょっと待っててね

カプチーノとピザトーストをもって行くと

○○:お待たせってそれ何?

机の上に置いてあったのはショートケーキだった

森田:○○にあげる

○○:いいの?いただきます

森田:相変わらずピザトーストおいしいね!

○○:このケーキも相当おいしいよ

2人は談笑しながら食べ終わる
すると

森田:全部食べたね!

○○:あ、ひかるも食べたかった?

森田:違う、全部食べたね?

○○:はい、美味しく頂きました

森田:じゃあ私のお願い聞いて

○○:なんで?(笑)

森田:いいから聞いて

○○:はい

森田:○○今彼女はいる?

この質問で何となく悟った○○

○○:いないけど

森田:私もいないよ

お?こっちから言えってことか?

○○:へ~いそうだけどね

森田:でしょ?でもいないんだよ?

○○:じゃあ食べ終わったの洗ってくるね

森田:バカ!待て!

○○:なに?(笑)

森田:わかってるくせに…

○○:うん、わかってる
もう店閉めるから一緒に帰ろう

○○は店を閉めて森田と2人はで帰っていた

なんか気まずくて無言が続いていたが
森田の手が○○の手に頻繫に当たる

○○はその手を引っ張って森田を抱きしめた

○○:ずっとこうしたかった…

森田:苦しいよ○○///

○○:俺の気持ち伝わった?

森田:言葉にしないと伝わらないな~

○○:大好きだよチュッ

森田:私も

森田もキスで返そうとしたが身長が足りづに出来なくて怒っていたが
それも幸せだと思った



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