籠球にかけて 22話
大会当日
○○は目を覚ました
今日負ければWCは出れない
必ず勝たないといけない
だが、○○は
○○:かわいそうにw
起きて一言目がかわいそうに
どういう意味か
会場
相手チームの東京第一高校は先についていてアップを始めてた
長瀬:よーし、俺らもやるか
悟:これで長瀬亮太3年生は引退かもねw
長瀬:縁起でもないこと言うなよ
達也:○○は後半からな
○○:1試合出来るよ
達也:ダメだ、復帰戦なんだからプレイタイムは20分!
○○:ちぇ~
優:○○なしでも勝たないと
美月:はい!みなさん集合!
私から一言!勝って!
○○:そんな他人事みたいに言いやがって
全員(○○以外):おーーーー!
○○:単純な奴らだなw
やるか
会場の体育館に入るともう坂道学園が勝利していた
そこには○○と同じ中学の橘徹がいた
○○:徹活躍したかな?
早川:32点12リバウンド5アシスト2スティール6ブロック
○○:わ!早川
早川:聖来って呼んで
○○:聖来、徹は活躍したみたいだね
早川:日本が徹を見つけることになるよ
○○:だろうなw
早川:嬉しそうだね
○○:強いやつを倒せるってことだからな
それに徹は日本に見つかるなら、俺は世界かな?w
早川:?
美月:○○!こっち来て
試合前に訳の分からない女と話しちゃだめ!
○○:はいよ~
じゃあな今度は試合でな
早川:うん、待ってるよ
また明日、今日勝ってね
美月:むぅ~!
そして○○達乃木東高校の試合が始まる
1番PG 鈴木達也 170㎝ 1年
2番SG 黒田礼央 176㎝ 1年
3番SF 白石優 179㎝ 1年
4番PF 長瀬亮太 183㎝ 3年
5番C 梅澤悟 190㎝ 2年
悟がジャンプボールに勝った
乃木東高校の攻めから試合が始まる
○○はベンチで仲間の試合を見ている
達也:長瀬さん!自分で行って!
長瀬:おう!任せろ!
ゴール下でゴリゴリに攻めていく長瀬
長瀬:悟!
ボールは宙を舞い、時間が遅く感じる
悟は既にジャンプをしていてボールをつかんでた
悟:おりゃー!
ガシャン!
豪快なアリウープが決まった
会場は歓声で溢れかえってた
前半が終了し
48ー56 乃木東高校がリードで折り返した
○○:俺が出る必要ある?
達也:だめ!出て試合慣れして
○○:はいよ~
後半開始
黒田礼央と交代して松本○○が出てきた
早川:お、出てきた注目選手
徹:まぁ前半見た感じだと○○を止めれる選手はいないね
後半が始まると○○は魔法を使ったように活躍した
ノールックパスに
変幻自在なドリブル
正確無比なシュート
素人が見ても一人だけレベルが違うのがわかった
早川:あんなに違うもん?
徹:うますぎるね
正直戦いたくないねw
気が付いたら試合は残り1分になっていた
スコアは65ー91
メンバーも両チーム変えて試合は決まっていた
○○ 15点、8アシスト、7リバウンド、8スティール、2ブロック
後半だけの活動とは思えないスタッツとなった
そして乃木東高校が勝った事で明日から始まる総当たり戦
坂道学園、乃木工業、乃木東高校、乃木中央に決まった
○○が会場から出ると
試合を見ていたであろう女性たちが、サインやら写真やら求めてきた
長瀬:いいな~○○はモテて
悟:長瀬さんは長瀬さんですよ
長瀬:慰めてる?それ
優:バカにしてますね
悟:言うな!w
久保:達也はダメだよ?私以外見たら
達也:分かってるよ
与田:○○~もう行こうよ
○○はまだファン対応(?)に追われてた
○○:みなさん!明日からも試合あるので応援よろしくお願いします
そう言うとファンたちは帰っていった
与田:ようやく解放されたね
○○:うれしいけどしんどいね
美月:○○もすぐに逃げていいんだよ
あんな女相手にする必要ないよ
○○:まーな、でも応援してもらってるし
ちょっとは応えたいじゃん
与田:変わったね、入学当初だったらそんなこと言ってなかったよ
○○:大人になったのかもね
与田:いいことだ、私達の話も聞いてくれるようになったし
○○:みんなのこと好きだからね
○○の口から出たとは思えない言葉に驚いてると
○○に失礼だと言われて怒られた美月と与田
次回決勝リーグ1回戦目
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