もう一回言って 2話
○:おはよ、真佑
田:おはよ、○○の腕枕最高
○:そのせいで痺れてるんだけど
田:知らない!幸せが勝ってるからいいの!
○:はいはい、そうですね
田:朝ご飯作ったから食べて、あとお昼の弁当ね
○:ありがとう、弁当まで作ってくれて
でもバレたらどうするの?
田:そしたら付き合ってるって言えばいいじゃん
○:何もかも噓だな
もう俺は行くよ、時間ずらせよ、鍵も閉めろよ
田:ぜんぶ私じゃん!もう
○:蓮加、おはよ
岩:○○おはよ、真佑は?
○:そのうち来るだろう
岩:そっか、じゃあ昨日クッキー作ったからあげる
あ、余り物だからね
○:そっか、ありがとう
うん、美味しいよ
田:おはよ、蓮加
なにそれ○○!頂戴!
○:あ、取られちゃった
岩:んーー😠
○:(ごめんね、蓮加)
田:美味しいね、誰からもらったの?
○:机に入ってた(噓)
田:バレンタインでもないのに物好きがいるもんね?
岩:ははっ!w確かに(焦)
ーーーーーーー
岩:○○お昼ご飯食べよ
○:いいよ、真佑は?
田:職員室呼ばれたから食べてていいよ
○:はーい
じゃ食べちゃお
岩:○○の弁当美味しそう!
クッキーのお礼に一口頂戴
○:普通こっちがクッキーのお礼に一口どうぞっていうんだよ
頂戴なんて言わなくてもあげてるよ!(カッコつけてるけど真佑が作ったんだよな)
岩:パクッ、めっちゃ美味しい!
○○って料理もできるんだね
なんで○○は彼女作らないの?
○:なんでって言われてもなー、好きな人ができないから?かな
岩:でも○○のこと好きな人はこの学校中いっぱいいるよ
○:まー気になってる子がいないわけじゃないよ
岩:お!聞かせて!
キーンコーンカーンコーン
○:終わりみたいだ、席に戻らなきゃ!
岩:あ!逃げた!いつも遅刻ギリギリなくせに
○:お前に話すことはないよ
○○は教室に戻ると
田:弁当美味しかった?
○:美味しかったよ
田:そりゃ私が作ったからね、愛情も感じた?
○:うん、今日も家来るの?
田:来てほしいの?
○:図書委員の当番だから、帰るの遅くなるから来なくていいよ
田:遅れるっていってもそんな遅い時間じゃないでしょ
○:察してくれ
ーーーーーーー
遠:あ、きた!新谷さん!
○:遠藤、じゃ当番やろうか
遠:さくらって呼んでください
○:ん?あーさくらね
じゃあ○○って呼んでね
遠:え、いいんですか?
○:うん、いいよ
あと聞きたいことあるんだけど
遠:はい、何でも聞いてください
○:この前さくらの隣にいた子って誰?
遠:え、賀喜遥香ですね
○:賀喜遥香ね、ありがとう
仕事を終えると
○:そろそろ帰ろうか
遠:そうですね、一緒に帰りましょう
○:うん
遠:あの、かっきーになんか用があったんですか?
○:かっきー?賀喜のことか
んーかわいいなって思ってね
遠:え?いやだめです
○:だめ?なんか事情があるの?
遠:そ、そうです
かっきーは男の人が苦手なんです
だからだめです
○:そうなのか、教えてくれてありがとう
じゃあもう家だから、また明日
遠:は、はい
噓ついちゃった…
○:ただいまーって真佑いるよな
田:そりゃいるよ
○○のこと好きだもん!
○:そりゃどうも
付き合う気はないけど
田:なんでよーー!
○○のことが好きな田村、付き合う気のない○○
どうなるのか