君のために 6話
今日は普通に学校だ
かったるい
行きたくね~
○○:なんか今日行きたくないな~
遠藤:だめだよ、行かなきゃ!
てかもうすぐ学校だから
○○:お、あやめ!おはよ
筒井:フン!
○○:あれ?あやめ?
✕✕:ごめんね、○○
あやめはもう俺のだから
○○:なに?付き合ったの?
✕✕:お前には関係ないよ(笑)
✕✕と筒井は歩いて行った
○○:なんだ、あれ
遠藤:あやめちゃん✕✕君と付き合ったのかな?
○○:しらね、関係ないって言われたよ(笑)
遠藤:なんかあやめちゃん雰囲気変わったよね
○○:確かに言われてみれば
遠藤:女の子の変化はすぐ気づかないとモテないよ
もうモテなくていいけど
○○:1人でなに言ってんだ
そんな話をしていると教室に着いた
が○○は異変に気付く
○○:あれ?遥香いなくない?
遠藤:ほんとだ、どうしたんだろう?
○○:電話してみるわ
賀喜に電話をかける
○○電:もしもし、遥香?休むの?
賀喜電:うん、熱が39℃あってさ
○○電:そっか、家に親いるの?
賀喜電:いないよ
○○電:じゃあ、そんな熱があるのに1人なのかよ
待ってろ、行くから
賀喜電:来てくれるの?
○○電:だから待ってろ
○○は電話を切った
○○:ごめん、さくら
遥香の看病してくる
遠藤:あ、うん
私は学校終わってから
○○:了解、じゃあね
そして○○は賀喜の家に着いた
ピンポーン
賀喜:は、はい
あ、○○君ありがと
○○:はいよ、ゼリーとかポカリとか諸々買ってきたから
はい!遥香はもう横になって!
賀喜:うん
すると賀喜はフラフラし始めた
そんな賀喜を○○はお姫様抱っこでベッドに運んだ
賀喜:自分で歩けたのに…
○○:無理だったろ
てか寝ろ、俺は洗い物とかしとくから
○○が立ち上がろうとすると
服を思いっきり引っ張られ
賀喜:あれは私がやるから(こうやればかわいいんだよね?マンガでみたぞ)
○○:痛い痛い、そんな引っ張らないで
賀喜:(あれ?思ってた反応と違うぞ)
ごめん、ほんとにあれは私がやるから
○○:わかった
じゃあ寝な、ここにいるから
賀喜:うん、寝るね
それと手繋いでくれる?
○○:はいよ
おやすみ
○○は賀喜と手を繋いで目を閉じて眠ろうとしてる賀喜を見て思わず
○○:かわいいな…ボソッ
賀喜:(ん!?かわいいって言った?私が?
無理無理無理無理、耐えられない)
○○:お、なんか微笑んでるな(笑)
いい夢見てるのかな?
賀喜:(違うよ~全部聞こえてるんだよ)
○○は賀喜と繋いでいた手を離す
と同時に○○の気配もなくなった
賀喜は目を開けて○○を探した
賀喜:○○君?どこ?
遥香寂しいよ~
○○:なに?自分のこと遥香って呼ぶんだ
賀喜:あ~○○君離れちゃだめって言ったじゃん
○○:トイレに行ってただけ
ほら、ベッド戻るよ
賀喜:歩けない~抱っこ!
○○:なんかすごい甘えん坊だな
と言いつつも○○は賀喜を抱っこする
賀喜:○○君の首をガブッ
○○:痛った(笑)嚙まないでよ
○○は賀喜をベッドに降ろすと
賀喜に引き込まれた
○○:うつちゃうよ
賀喜:そしたら私が看病するからね
○○:いいから寝ろって(笑)
トントンしてあげるから
賀喜:やった!
トントンしているうちに賀喜は眠った
ピンポーン
○○が玄関を開けると遠藤が立っていた
○○:さくらか
まぁ入って入って、俺の家じゃないけど
遠藤:かっきー大丈夫?
○○:今ぐっすり寝てる
賀喜:○○君!またどっか行ったの?
遥香怒るよ!
遠藤:かっきー?熱は?
賀喜:あ、さくちゃん
熱は○○君のおかげで下がったよ
遠藤:自分のこと遥香って言うんだ(笑)
○○:甘えたいんだって(笑)
弱ってるときくらいはいいかなって思って
賀喜:恥ずかしい///
遠藤:で、ずっと気になってたんだけど○○君の首についてる痕なに?
○○:え?なんかついてる?
賀喜:…
○○:あ、さっき遥香に嚙まれたやつだ
遠藤:なんで嚙んだの?
○○:これも甘えたかったかららしいよ
賀喜:いいじゃんそれくらい
○○:俺はいいけどチラ
遠藤:私が許さないよ
遠藤に怒られた賀喜は○○に抱きつき
また遠藤に怒られた
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