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Amazon出品「バリエーション」登録とは?メリット・デメリットについて徹底解説!

みなさん、はじめまして!
Amazon専門の集客コンサルティング会社、JTRです。こちらのNoteでは、Amazon売上向上に向けたお役立ち情報を発信していきます。

今回は、Amazon出品での「バリエーション」登録の概要からメリット・デメリット、登録方法について詳しく解説します。

Amazon出品者として運用する中で、「バリエーション登録について知りたい。登録することでどんなメリットやデメリットがあるのか知りたい。登録方法について知りたい。」このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

今後Amazon出品で売上を向上させたいと思っている方は、バリエーションの登録方法やメリット・デメリットについて理解しておく必要があります!

バリエーション登録について理解し、うまく活用して売上の向上につなげましょう!


バリエーション登録とは

バリエーションという言葉には、「変化させたもの」という意味があります。
「あの洋服、たくさんの色があってバリエーションが豊富」というように、色違いや大きさ違い、素材違いなどの商品のことをバリエーションといいます。

Amazon出品では、色やサイズごとに商品ページを作成することもできますが、バリエーション登録することで、1つの商品ページに複数の色やサイズをまとめることもできます。


バリエーション登録のメリット

バリエーション登録することには、以下4つのメリットがあります。

・転換率が上がる
・上位表示されやすくなりセッション率が上がる
・商品レビューや評価が増える
・価格比較を利用できる

それぞれ解説していきます。

転換率が上がる

バリエーションを組むことで、転換率の向上が期待できます。
転換率とは、商品ページに訪問した人数の内、購入した人の割合を表した数値です。
バリエーションを組むと、1つの商品ページでの選択肢が増えるため購入される確率が高くなり、転換率の向上に繋がります。

また、1つのページにさまざまなバリエーションがあるため、場合によっては、色や大きさが違う同一商品をまとめ買いしてもらえる可能性もあるでしょう。
商品を探す際に表示される検索結果一覧で、バリエーションのない商品と比べた際に差別化することもできます。

上位表示されやすくなりセッション率が上がる

同じ商品の中でも、色の違いなどで人気があるものと、人気が無いものがあります。
人気のない色の商品を単体で検索結果の上位に表示させるのは非常に難しいですが、人気の色の商品とバリエーションを組み、商品ページを一緒にすることで単体では難しかった検索結果での上位表示が可能になります。

特に洋服などのファッションカテゴリの場合は、すべてのバリエーションを合わせた結果で売上ランキングが表示されているため、できるだけ多くの色や大きさでバリエーションを組むと良いでしょう。

商品レビューや評価が増える

色や大きさが異なる商品をそれぞれ販売している場合、当然のことですが、レビューや評価数はその1つの商品だけの数になります。
しかし、バリエーションを組み色や大きさの異なる商品を1つのページで販売すれば、分散されるはずのレビューや評価を1つの商品ページに表示することができます。

レビューや高評価が多いと、購入者側に安心感を与えられたり、Amazonに評価され検索結果で上位表示されやすくなったりというメリットがあります。

価格比較を利用できる

さまざまな色や大きさの商品を1つのページで登録する場合、色や大きさによって価格を変えることができます。

たとえば、プロテインなどは500g、1kg、2kgなど重量違いで登録されていることが多くあります。この場合、お客さんは重量別で価格を比較し、一番お得な重量を選び購入してくれます。

このようにバリエーションごとで価格を比べられるようにする工夫も、売上を伸ばすために重要なポイントです。


バリエーション登録のデメリット

ここまで、バリエーションを組むメリットについて解説してきましたが、バリエーションを組む事ことにはデメリットもあります。

デメリットには、以下2つがあります。
・セッション率が低下する
・表示される画像が読めない

それぞれ解説していきます。

セッション率が下がる

メリットの部分で「上位表示されやすくなりセッション率が上がる」と解説しました。
しかし、バリエーションの組み方によっては、セッション率を低下させてしまう場合があります。
それは、「バリエーションを組んでいなくても、上位表示されている商品を1つのページに組み合わせてしまうこと」です。
この場合、商品ページから購入してもらえる確率は上がるかも知れませんが、複数上位表示されていた商品が1つになるため、画面に対する商品の割合(画面占有率)が低下し、セッション数が減少してしまいます。

結果的に売上の減少に繋がってしまう可能性もありますので、このような商品の場合は、バリエーションを組む前と組んだ後で数値を比べ、どちらが良いのか確認しましょう。

表示される商品が読めない

さまざまな色のバリエーションを組んだ商品の場合、検索結果一覧ページで表示したい色の商品が表示できる訳ではありません。

たとえば、同じ帽子で「黒色」と「白色」の商品を出品していて、「黒色」は人気があるが「白色」は人気がなく、売れにくい状況です。
この状況を改善するため、色でバリエーションを組み「黒色」帽子でページへ誘導し「白色」帽子の露出を上げようと考えると思います。

しかし、実際に出品してみると、人気のない「白色」帽子が検索結果一覧に表示されていることがあります。そうなると、人気がある「黒色」帽子はページ上で見えないため、クリック率の低下に繋がってしまいます。

Amazonでは、表示される画像は「キーワードの一致率」としていますが、例のように表示される商品が読めないこともありますので注意が必要です。


バリエーション登録する方法

ここから、実際にAmazonでバリエーション登録する方法について紹介します。
ページ作成前に、混乱しないよう商品とバリエーションの種類をExcelシートなどに整理することをおすすめします。

子ページ作成方法

【手順】
①通常の商品ページ作成と同じ方法で、商品を1つずつ色やサイズ、
 画像を間違えないように子ASINのページを作成する。
②Amazonセラーセントラルメイン画面の上部にある
 「在庫」タブをクリックし「商品登録」を選択する。
③「商品を1点ずつ登録する」と表示され、検索窓の下に
 青字表示されている「商品を新規に登録する」を選択する。
④「製品のカテゴリを閲覧」画面が展開されるので、
 作成した子ページのジャンルを選択する。
⑤上記タブの「重要情報」を通常の出品時と同様の方法で入力する。

親ページ作成方法

作成した子ページを1つの商品ページにまとめるための、親ページを作成します。

【手順】
①通常の商品ページ作成と同じ方法で親ページを作成する。
 ※在庫ファイルの「バリエーション」項目を設定する必要があります。
②Amazonセラーセントラルメイン画面の上部にある
  「在庫」タブをクリックし「商品登録」を選択する。
③「商品を1点ずつ登録する」と表示され、検索窓の下に
  青字表示されている「商品を新規に登録する」を選択する。
④「製品のカテゴリを閲覧」画面が展開されるので、
  作成した子ページのジャンルを選択する。
⑤上記タブの「バリエーション」を選択する。
⑥「バリエーションを登録」画面が展開されるので
 登録したいバリエーション種類を選択し登録する。
 (例)種類が色の場合、入力箇所にまとめたい子ページで
 設定した色を入力し「バリエーションを登録」をクリックする。
⑦子ページで設定したASINを1つずつ登録する。
 (色やサイズなどのバリエーションで価格を変更したい場合は
 商品右側の「販売価格」で変更しましょう)


最後に

Amazon出品での「バリエーション」登録の概要からメリット・デメリット、登録方法についてご理解いただけましたでしょうか?
今後Amazon出品で売上を向上させたいと思っている方は、バリエーションの登録を活用することで売上を伸ばせる可能性があります。
今回説明したAmazon出品での「バリエーション」登録の概要からメリット・デメリット、登録方法についてしっかりと理解し売上アップに繋げていきましょう!

本記事がセラーの皆様の参考になれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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