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【出品基礎知識】Amazon出品の撤退方法|具体的な手順も解説

みなさん、はじめまして!
Amazon専門の集客コンサルティング会社、JTRです。こちらのNoteでは、Amazon売上向上に向けたお役立ち情報を発信していきます。

今回は、Amazonでレビューを獲得するためのAmazon出品の撤退方法について詳しく解説します。
「Amazon出品の撤退方法知りたいや……」こんな悩みありませんか?僕も最初はどうやっていいかわかりませんでした。本記事ではそんなあなたのためにAmazon出品の撤退方法を具体的に解説しています。

【出品基礎知識】Amazonの撤退を検討する前に知るべきこと


本文Amazonの撤退を検討する前に知っておくと便利なことを以下に示しました。

出品ステータスの停止方法

Amazonを退店する前に知っておきたいのが、ある一定期間だけ注文商品の出荷ができない場合は、出品ステータスを「停止中」に変更する手もあるということです。

・家族の急病
・悪天候
・休暇

上記の理由などにより何かしらの理由で注文の出荷ができない場合でも、出品ステータスを停止中に変更することができます。

【出品ステータスの概要】
・ステータスを変更すると、1時間以内にAmazon商品詳細ページおよび検索結果からすべての出品内容が削除される。
・フルフィルメント by Amazonを利用している出品のステータスは、Amazonで引き続き出品中となる。
・すべての出品の出品ステータスを変更、または特定のマーケットプレイスの出品だけを変更することもできる。

【出品ステータスの注意点】
・出品が停止中に設定されていても、返品リクエストの処理と購入者からのEメールへの返信は24時間以内に行う必要がある。
・アカウントを休止モードにしている期間中も月間登録料は請求される。

Amazonヘルプページ「休暇中などの不在時の出品ステータス

【出品基礎知識】Amazonの撤退方法


Amazonの撤退方法の前提として、撤退前にすべての注文商品を出荷し、全商品を出品停止・出品ステータスを停止に切り替える必要があります。

具体的な作業としては、FBAの場合は全在庫の返送手配が必要となります。

1.返送ステータスはセラーセントラル上部メニューの「レポート」
2.「レポート」
3.「フルフィルメント」
4.「返送/所有権の放棄依頼の詳細レポート」

上記の手順で確認ができます。

自社出荷の場合は、在庫数[0]または出品終了作業が必要です。
また、海外にも出品をしている場合は、各地域のアカウントを個別に解約する必要があるのでご注意ください。

【出品基礎知識】Amazonの撤退方法の2つのパターン


Amazonの撤退方法は以下の2つがあります。

  ・出品用アカウントを契約する
  ・出品用アカウントを小口出品に切り替える

「出品用アカウントを解約する」はアカウントをAmazonから解約してしまうのに対して、「出品用アカウントを小口出品に切り替える」はアカウントを解約せず、小口出品に切り替えたあと出品を停止します。

(アカウントステータスを休止、全商品を出品停止にするので、アカウント&出品情報は残るが出品はしていないといったイメージ)

それぞれ確認していきましょう。

出品用アカウントを契約する

この方法は出品用アカウントを解約するため、こちらでは【今後一切Amazonでは絶対に出品しない】と判断されている時にとる方法です。

作業としては以下のURL参照の上、Amazonテクニカルサポートから解約の依頼を行います。

Amazonヘルプページ「出品用アカウントの解約」

作業手順は以下のとおりです。

1.Amazonテクニカルサポートより解約申請画面へ
設定>出品用アカウント情報ページの「アカウントの管理」>「アカウントを閉じる」をクリック

2.解約申請
「アカウントの解約をリクエストする」>「次へ」をクリック
※アカウントが解約されると、確認メールが届くか、現時点ではアカウントを解約できない理由と追加の手順が記載されたEメールが届きます。

【出品用アカウントを解約するメリット】
・キッパリと解約することができる。
・完全解約なので中途半端なメールなどが来ない

【出品用アカウントを解約するデメリット】
・前回の販売からAmazonマーケットプレイス保証申請の期間である90日間の経過が必要なのですぐに行えない。
・アカウントの残高が0になる(次回の支払いまたは請求日付)まで待機する必要がある。
・再出品を行いたくなっても解約済みのアカウントを再び開設することができず、新しいアカウントを再度登録する必要がある。
・閉店するまでの待機期間が必要だったり、今までのデータが見られなくなったり、再出品の際のアカウント開設手続きが再度必要となったりします。
・アカウント自体が解約となるため、以前の販売状況や注文履歴の閲覧などほとんどのことが行えなくなる。

出品用アカウントを小口出品に切り替える

この方法はもしかしたらまたAmazon出品する可能性があるかもしれないと判断されている場合です。

作業手順は以下のとおりです。

1.出品情報より出品アカウントを小口出品に切り替える
・設定>出品用アカウント情報ページの左側にあるご利用のサービスセクションで、サービスの管理をクリック
・登録内容ページで、Amazon出品サービスセクションにある小口出品に変更をクリック

※小口出品に切り替えを行った場合、次回決済日である日程から小口出品に切り替わります。

Amazonヘルプページ「小口出品形態に切り替える」

2.各商品の出品停止作業を行う
退店日に出品ステータスを停止し、全商品を出品停止(その商品の出品を終了するか、セラーセントラルアカウントから商品を削除する)を行います。出品を終了すると、Amazonでの販売は停止されますが、販売履歴は残ります。
そして、出品を終了した商品はいつでも再出品することが可能です。
注意点としては、小口出品へ切り替えを行う際、自社出荷でお届け日時指定を利用している場合は、退店予定日以降に注文が入らないよう、設定を停止しておきましょう。
今後少しでも再出品の可能性がある場合は、アカウントの「解約」ではなく「小口出品」に切り替えておくことで、スムーズに再開できます。

【小口出品形態に切り替えるメリット】
・前回の販売日程に関わらず大口出品から小口出品へすぐに切り替えできるため退店日の予定を立てやすい。
・今後販売再開する際にすぐに販売を再開できる。
・小口出品は月額登録料無料なのでダウングレードすることで月額登録料がかからなくなる。

【小口出品形態に切り替えるデメリット】
・出品のたびに細かな手数料がかかる
・すぐに大口出品に戻る可能性がある

最後に

【出品基礎知識】Amazon出品の撤退方法|具体的な手順も解説については、ご理解いただけましたでしょうか?
Amazon出品の撤退方法は主に2種類あります。あなたがどちらが適しているかをしっかりと考えてから進めると間違いないですよ。是非本記事を参考にして撤退手順を進めてみてくださいね。

本記事がセラーの皆様の参考になれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

弊社は、 AMAZONプロフェッショナルによるコンサルティングサービスを提供しています。物流ソリューションや、販売オペレーションの最適化、商品開発などセラーの皆様のニーズに合わせて幅広く売上拡大のご支援をさせていただきます。

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