マンション購入③～モデルルームへ～

　さて、モデルルーム見学です。

　マンションについての問い合わせを何回かしてきましたが、本当にすぐに電話がかかってきます。
　電話だけでなく、DMやショートメッセージ、メール、すぐに返信が返ってきます。
　それくらい、売りたいんだろうなと少し引きます。
　　私の欲しいという気持ちを上回る勢いで売りたいが襲ってくると、売りたいがためにいいことだけ言われているのではと不安になります。

　今回も、同様でした。
　問い合わせをした日から、ショートメッセージや電話着信がこまめにありました。
　あと、手書きのはがきも来ましたね。
　「あけましておめでとうございます、資料請求希望ありがとうございました～」からの「モデルルーム見学予約ありがとうございました～」からの……。

　ひとつ安心したのは、どうやら自分を担当しているのは、女性らしいということでした。
　いや、圧が強い男性より、女性の方が話しやすいかなと思ったわけです。

　そして、モデルルーム見学当日の私のメンタルといえば、至って凪いでいました。
　まあ、見るだけ、聞くだけだし。

　とりあえず、きちんとめの服装で、モデルルーム所在地へ向かいました。
　出迎えてくれたのは、Ｋさんという女性でした。
　何度もはがきやショートメールを頂いていた方です。

　モデルルームの先行イメージとして、「社員一同、お待ちしておりましたー！」みたいな、全員ビシッとスーツ着用していて、「お茶です」「お荷物を」みたいな、おもてなしごりごりされて、瞬く間に契約に導かれる……というものがあったのですが、

　出迎えはＫさんひとり、受付に細身の男性がひとり、といった静かな雰囲気でした。

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　次こそモデルルーム見学内容へ