見出し画像

ヒカリズム2023「臨床美術展」

9月4日 国宝瑞龍寺に行われる「ヒカリズム2023」に先駆けて、臨床美術の展示が始まりました。

テーブルセッティング

長テーブルが次々と並べられ、その上から白い紙を覆って展示台を作って行きます。

山門から大茶堂に続く回廊

長い回廊に、作品が展示されていきます。

桜屏風の展示

まずは桜屏風から、前後のバランスを考えて並べていきます。

桜屏風
作品の展示の様子

汗だくになりながらの展示が終わりました。国宝瑞龍寺の長い回廊にテーブルを並べてみると圧巻です。 

「臨床美術展」スタート

いよいよ、「臨床美術展」の開催です。展示の準備の最中にも、観光客の方から、「素敵ですねー、売ってもらえるの?」と聞かれました。
素敵な作品が並んでいます。

作品が季節ごとに展示

臨床美術は、絵やオブジェなどの作品を楽しみながら作ることによって脳を活性化させ、高齢者の介護予防や認知症の予防・症状改善、働く人のストレス緩和、子どもの感性教育などに効果が期待できる芸術療法(アートセラピー)のひとつです。

各作品の紹介

藤の花
シラエビ
ピーマン
ネギ
ひまわり
あじさい
春色の山脈
左から
『点から始まるリズム絵・太鼓』 『ドリッピングデザイン』 『パステル色の空』 『蕪を描く』
子どもアート
「お絵描き昆虫採集」
左前列 『雪解け絵』 『ヒモで描くメタルリーフ』 『つながる1つの形』 『満開の桜の大木』 左後列 『のびるね!』 『雪化粧する樹木』

紫蘭会では、臨床美術をデイケア光ヶ丘、おおぞら通所リハビリ、介護老人保健施設おおぞら、子どもアートクラスを定期的に行っています。

賑わった美術展

9月9日 ヒカリズム2023の当日には、トークセッションでは、芸術療法の紹介もありましたので、たくさんの参加者の方々が、興味を持って、「臨床美術展」を見て下さいました。

アートとは、『作りたいものを作ること』。作り手が自由に、自分の感情や体験を表現し、自分らしく自分を表現することは心のケアに繋がります。

国宝での展示

国宝瑞龍寺の回廊での「臨床美術展」。禅と心のケアとのコラボレーションは意義がありました。
この成功は、臨床美術士の先生方のおかげでもあります。作品が落ちていないか、ズレていないか、倒れていないかと、9月19日までという長期の展示期間、毎日交代でパトロールをして下さっていました。

たくさんの方々に臨床美術に触れていただけたこと、光ヶ丘病院の取り組みを知っていただけたこと、臨床美術士の先生方に感謝です。






#ヒカリズム2023

#医と禅と芸術の融合
#国宝瑞龍寺
#光ヶ丘病院
#ヒカリプロジェクト
#芸術療法
#臨床美術展




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?