Go,JET!Go!GO! vol.7そんなヒロシに騙されてレポ後半
前半はこちら
まずは前日、11月21日の出来事
11月18日に観たA班、B班の舞台はどちらも楽しかったです。
しかしB班の観劇時は、初咲里奈さんばかり見てしまったため、他の役者さんにも失礼だし、班ごとの演出の違いがわからないのも勿体ない。
それとあの時に、やっぱり役者さんが誰もわからないってのはつらいなと感じたので、各役者さんの下調べをしておこうとTwitterでアカウントを探してみることにしました。
まずはAチームの沢木さん、タカフジチヒロさんはすぐに見つかりました。
タカフジチヒロさんって、劇中に
「オカチメンコ!」
と呼ばれてノリノリで踊りだし、フラメンコだよ!と突っ込まれてた人ですよね。
A班は笑えるポイントが多めに用意されていた印象ですが、この時のタカフジチヒロさんの満面の笑顔が印象的でした。
さっそくタカフジチヒロさんのTwitterを見てみると…こんなツイートが…
SHOWROOMってなんですかね??
配信中ってことはYoutubeLiveみたいな感じ?
さっそく行ってみました。
すると、配信は既に始まっておりファンとの会話にお邪魔する形になりました。
タカフジチヒロさんは
「明日は千秋楽だから、チェキ枯れてほしい~」
と言ってました。
うーん、そういえば18日はチェキ1枚も買ってないんだった。
それと差し入れの話題になった時に、
「もう次の舞台稽古があるので、ラムネがあると嬉しい」
みたいに話していたため、
「明日の千秋楽は差し入れにはラムネ持っていきます」
とコメントしておいたのでした。
あと、応援チケットというのを購入するとタカフジチヒロさんのやる気がパワーアップすると話していたので、タカフジチヒロさん以外にも、さとう愛理さん、初咲里奈さんの分も購入しておきました。
しかし、この応援チケットが何者なのか、いまだによくわかってない私…応援って言葉とは相反しているような??
その後他の役者さんのTwitterアカウントも数名回ってみたのですが、いかんせん顔の覚えられない私。
さとう愛理さん、初咲里奈さんは10年くらい前から知っているからわかるけど、あまり会ったことない人の顔を認識するまで本当に時間かかるのです。さらにダメなのが名前も覚えられないので、ある程度は演者さんのアカウントを確認したつもりなのですが、見ていくたびに忘れていくという体たらく。
うーん、あんまり意味なかったかな。
前編の最後に有給取って観劇に行きますと書いてありますが、実はそれを現職チーム内に伝えたところ
「有給の日のデータ処理はこちらでやるので、仕事教えてください」
と、定時直前に言われてしまっていたのです。
実はB班は、回数カウントでは1回見ているんですが、前編で書いた通り、初咲里奈さんに見とれてしまい舞台の全体を見れていないので、この日は定時で上がってB班2回目を見ようと思っていたのですが…仕事を教え終わった時点で18時50分ほど…開演は19時なのでもう無理だ…と諦めた経緯があったのです。
A班開始まで
朝は11時前には馬喰町に到着する作戦でした。
タカフジチヒロさんにはラムネを差し入れするつもりがあったものの、それを聞いたのは前日22時くらいだったので、そこから買い物に行くのもねぇ…当日朝、劇場近くのスギ薬局などでお菓子売ってたはずだから、開場前に調達できるぞと考えていました。しかし、横浜駅構内の売店でラムネが買えたのである分だけ買い占め、スギ薬局ではこれまたタカフジチヒロさんお気に入りらしいトッポを2種類購入しておきました。
私より先に並んでいたのは、5人くらいいたかな?12時開場、11時30分過ぎに劇場前に来たんですが、なかなかトップを取るのは難しいようです。
12時になり、順番待ちで自分の番になったのでチケットを購入し、チェキを見てみると…さとう愛理さんのチェキは売り切れ…チェキ枯れてほしい~と言ってたタカフジチヒロさんのチェキ袋は、めっちゃ入ってました。30枚くらい用意されてた??
さすがにこの枚数を枯れさせるのは無理だなと思い、まずは3枚購入。
それと、ツーショット券はさとう愛理さん、タカフジチヒロさんの分購入しました。
次に差し入れボックスに、タカフジチヒロさん向けのラムネとトッポを入れておきました。
開演前、やはりさとう愛理さんのチェキが欲しいなと思い、受付に追加販売とかないんですか?と聞いてみると
「終劇後に演者さんに聞いてみてください」
とのことでした。
当日はA班、B班、C班まで通しなので時間を気にする必要ないしね。
A班最後の公演
レポ前半にも書いた通り、18日の観劇時はサキ、ミッツ、ナッツが劇中で何者なのか全くわかっていませんでした。
序盤の
「人生終わってる私たちに言う?」
ってセリフも、何か大失敗で借金背負っていてもう人生終わった…ってな意味だと思ってしまっていたため違和感があったのですが、この日は地縛霊ってことを理解した上での観劇だったので素直に楽しめました。
A班最後の公演時は、3列目の席に座っていたので全体が見えたのですが、セリフを発している役者さん以外の、舞台上にいる役者さんが小芝居をしているのはA班が一番多かった気がします。
それと18日は自分自身が余裕なくて気づかなかっただけなのかもしれませんが、終盤のヒロシのセリフで泣いた人はかなり多かった気がします。あちこちからすすり泣くような…と書くと怪談っぽい表現ですが…泣いているような声が本当にあちこちから聞こえてきました。
A班メンバーとの歓談時間
まずは、さとう愛理さんとのツーショットをお願いしました。
すると、さとうさんは、すぐに私を認識したようで
あー!と驚いていました。
え?もう私のことわかるんですか?初めて会話したのが3日前だし、そんなに長時間話したわけじゃないのに…すごい記憶力。
さとう愛理という名前は今年いっぱいで終了とのことだけど、また舞台やって欲しいと要望出しておきました。今は時期的に何も答えられないみたいなので、あくまで要望ってことで。
それと、入場時にチェキが売り切れていたので追加して欲しい、今日は全チームの観劇するから後でも大丈夫と話し、2枚追加撮影しておいてもらえることになりました。
さとう愛理としてのミッツのチェキが入手できることになってよかったです。
それと、さとう愛理さんには、誕生日にほしいものリストから送ったことがあるのですが、それから更新されていないため、クリスマス関係のほしいものを追加して欲しいと頼んだのですが、特に何もなさそうで…差し入れも野菜じゃなければいいということだし…12月のレフカダは何も差し入れできないかなと思ったその時
「あ!手紙だ!手紙がいいよ」
とのことでした。
私:「手紙ですか?手書きはダメなんでプリントアウトでいいですか?」
さ:「手書きがいいんだよ~」
とのことで呪いの手紙とも評される悪筆の手紙を書くことになりました。
愛理さん、後悔しても知りませんよ?
いや、そもそも読めないかもしれんけど…💦
次にタカフジチヒロさんとのツーショット撮影を終えて、ラムネ持ってきましたよと話すと
「あー!白銀さん!!」
とすぐにバレてしまいました。
18日の公演時は何も話してないので、前日の配信時にコメントした程度。ほぼ初めましてに近い状態だったのに、即座に認識するとは…さとう愛理さん、タカフジチヒロさんともすごいです。
閉場時間になったので、舞台上の役者さんたちに手を降ってお別れしたところで、タカフジチヒロさんが
「チェキ枯れてさせてほしいー!」
と満面の笑顔で話していました。
しかし、入場時の枚数から言ってあれを完売まで持っていくのはまず無理でしょうと思い
「私の財力じゃ無理でーす」
と答えておきました。
劇場から出たところで、タカフジチヒロさんのチェキを3枚購入して受け取った直後に何か違和感が。
あれ?もしかして残り枚数少なくなってない?
なんと残り6枚でした。せっかくだから全部買っちゃうよと追加購入しようとすると、近くにいたタカフジチヒロさんファンと思わしき人が、1枚欲しいから5枚購入にしてほしいと言ってきたので、1枚は彼の希望を引いてもらう形にしました。
こうして見事にチェキ枯れミッションは完了したのでした。
めでたしめでたし。
B班開場前、再入場までの待ち時間
劇場裏のカナピナでカレー食べ終えた時点で13時50分ほど。
開場時刻の30分前には劇場前に行っておかないと、希望する席が取れないかもしれないというのは、承知済。
そして、第2部開場時刻は15時30分だったのですが、15時と勘違いをしていたため、早めにお店を出てしまったのでした。
結果、14時くらいから1時間近く、劇場前で待つことに。
気づいたのはそう遅くなかったので、この時間で銀行に行って資金調達しておくことにしました。
さとう愛理さんのチェキは2枚購入が決まってるけど、初咲里奈さんのチェキも先日購入していないので、今回は買っておきたいんですよ。
何枚あるかわからないけど、タカフジチヒロさんのチェキで計画以上の資金投入しちゃったので、予算から修正です。
それにしても結果的に開場1時間前に並んでしまったはずなのに、やっぱり先頭じゃなかったんですよ。熱心なファンっているもんなんですね。
まだ通算でも観劇4回のペーペーにはわからないことだらけです。
ふと思ったのですが、ぺーぺーってひらがなですか?カタカナですか?
どうでもいいことですが気になりました。
劇場入口扉の前で待っている間にタカフジチヒロさんが受付から出てきました。これから次の舞台に向けて稽古だそうです。
チェキ完売おめでとうございまーすと声をかけると
稽古に行ってきまーすとのことでした。
12月の裏白雪姫も楽しみにしてます。
開場まで、A班担当の役者さん達が何度か出入りしていたのですが、さとう愛理さんが通りかかったので、帰っちゃうんですか?と聞くとコンビニ言ってくるとのことでした。
そして、チェキは2枚追加して受付に置いてくれているとのこと。
やったね!
B班開場から開演まで
15時30分になり、B班開場と同時に入場開始。
まずは、初咲里奈さんのチェキの枚数を確認すべし。
…なんと2枚しかありません…
ここで買い占めてしまってもよかったんですが、他のファンもいるだろうしってことで1枚購入にしておきました。
受付後に、劇場入り口でパンフレットを配っている人がいるのですが、この人はもしや…A班でヒロシ役だった天野さんでは??
これから観劇のB班では、天野さんが演出担当。
もしかして、演出さんがパンフレット配布係なのかな?
と、気づいたのはこのレポ執筆中の11月23日。
A班演出のルーシーさんとも話してみたかったんだけど、パンフレットもらっているので話す機会あったんだよね…とほほ。
天野さんには、ヒロシの演技素晴らしかったと、泣いている人がたくさんいたっぽいですよと話しておきました。
しかし、天野さんの返答は
「脚本や演出がいいだけですよ」
とのことでした。
劇中の若ヒロシは、軽い兄ちゃんって感じ。
50年後の老ヒロシは、これまたテキトーな感じの爺さん。
ところが、天野さんは話してみた限りすっごく真面目な人。
これが役者か…と関心しきりでした。
真面目に真剣に考える人じゃないと、観客の心を動かすような演出や演技はできないってことなんでしょうね。
それと演出担当をされているなら、どこがオススメの席なのかが気になり聞いてみました。
A班のパンフレット配布係さん(たぶんルーシーさん)は、
「前の席の方が役者が喜びますよ」
と言ってました。
しかし、A班はとにかく舞台全体で会話に加わっていない役者も何かしら演技しているので、全体が見えるよう後ろに座りたいと思ったのです。
このことを、天野さんに話してみると
「前の方が演者が喜ぶのは本当です。でも、演出の立場としては真正面で見るので、なるべく前の席、真ん中がいいと思いますよ」
とのお答えだったので、一番前の真ん中の席にしました。
そして、開演数分前になって再度受付に行ってみて初咲里奈さんのチェキがもう1枚余っているか確認してみたのですが…
残念、チェキ袋はからっぽだった!という事実を知れただけでした。
B班最後の開演
B班サキ役の志村さんが
「平成生まれの人ー!?イエー!」
「昭和生まれの人ー!?イエー!」
とノリノリのテンションで歌から始まるのは前回と同じ。
オープニングソングが終わった後の暗転が明けた直後、ガールズは床に横たわってるんですよね。
初回観劇時は死んでる?とビックリしましたが、さすがに二回目なのでそれは無し。そもそも地縛霊の役だしね。
B班の面白かったのは、詳しくは書けませんが修羅場のシーン。
A班のミッツは、ヒロシの衝撃発言の後、あまりのショックに気絶してしまい、地縛霊なのにナッツが蘇生しようとしたりコミカルなのですが、B班のミッツは修羅と化します。
BGMも必殺仕事人の曲が流れ、マスター役のしばい屋さんがトランペット吹いたりして、まさに修羅場バンバ状態。
初咲里奈さん演じるミッツも、倒れているヒロシに
「オンリー・ユーって言ったよなぁ?」
と激怒したり、腹の底から発せられた
「くぉろしてやるぅぅぅぅ」
という叫び声もとてもよかったです。
ちょっと話が遡ってしまいますが、50年前のヒロシがオンリー・ユーを歌った際の萩原さんは発声、声量、リズム感全て非常に上手かったと感じたのですが、もしかして歌手もやられている方なんでしょうか?
B班の演出ではミッツが最後に泣きながらオンリー・ユーを歌い、最後に泣き崩れる演出もとてもよかったです。
B班メンバーとの歓談時間
まずは、初咲里奈さんとのツーショット撮影です。
チェキ担当さんにツーショット券を渡して、初咲さんを呼んでもらうと、あー!と驚いた様子。
さとう愛理さん、タカフジチヒロさんと同様に私のことがわかったようです。
過去のレポ含め、何度も書いてますが顔が覚えられない私には考えられないことです。だって4日前にほんの数分会話しただけだし、その後にも公演はあり、お客さんにも会っているはずなのに、すぐわかるなんて…
女優って、優れた女性って意味なんですね。と密かに納得しました。
それと、さとう愛理さんの時と同様に初咲里奈さんにも、
「チェキがないので可能ならば追加してください。C班も見るので時間は大丈夫です」
と話しておきました。
まだ余りがあるとのことで、あとで受付に渡しておくと言ってもらえました。
C班開場前、再入場までの待ち時間
カレー屋はB班までの待ち時間で行ってしまいました。
次までの約2時間はどうするかなぁ…何も作戦考えてませんでした。
とりあえずあちこちフラフラ歩いてみましたが、どうにも馬喰町近辺はオフィス街のようで見る所、時間潰せる所がありません。
結局、日高屋に行くしかないという結論に至りました。
他に座って時間潰せられるようなとこないしね。
ある程度、日高屋で時間を潰した後、また早めに劇場前で待つことにしました、最終日の最終公演なのでめっちゃ混むかもしれないですしね。
先程のA班からB班のインターバルにも、役者さん達が何度か出入りしていましたが、この時間帯もさとう愛理さんに挨拶していただけました。
それと、初咲里奈さんにもチェキを受付に渡しておいたと言っていただけました。
C班開場から開演まで
C班はこの時点で役者さんの誰もわかりません。
いや、実はこのレポを書いている今現在も変わらないのですがその理由は後述するとして、C班を見ようと思ったきっかけは、A班でサキ役だった沢木さんが演出担当をしていることに興味があったからです。
正直言って、A班のサキはちょっと怖いなぁ…と思ってみていたのですが、実際の沢木さんはすごく丁寧な女性でした。天野さんと同様、やっぱり役者ってすごいんだなぁと感心しきり。
たまにドラマの悪役に嫌がらせの手紙送っちゃう人とかいるらしいけど、中の人と、配役の人格は別物って当たり前だよね。
しかし、そのギャップがあるほどすごいなとは素直に思いました。
天野さんの時と同様、沢木さんにもオススメの席を相談してみました。
全体を見るなら後ろの方とのお答えでした。
いやーこれは面白かったです。
天野さんは、一番前の真ん中がいいと言ってました。
沢木さんは、後ろがいいと。
どちらが正解、間違っているという話じゃないんです。
こういう差異が演出の違いに現れているんだろうと思うと、もうこの時点でC班の開演が楽しみでした。
なお、C班は誰も知らなかったのでチェキ、ツーショット購入は無しでした…勉強してから出直してきます。
なお、受付ではB班の歓談時間に初咲里奈さんに頼んだチェキが購入できました。
C班最後の開演
当日の帰宅途中のツイートにも書きましたが、C班では観劇中にものすごいことが発生しました。
確かに全ての班で笑うポイントはありましたが、C班の笑いはインパクトでかすぎです。
これって沢木さんが演出したものなんだろうか?だとしたらタイミングといい天才だ…すごいよ…初の演出だと言ってたはずなのに。
しかし観客だけでなく、舞台上の役者さん達も笑っていたので、これはもしや演出ではなく、ガチな事故だったのでは?
劇の演出自体もよかったですが、とにかく老ヒロシの事件が発生してからは、もう全部ヒロシが持って行っちゃっていたようにも感じました。
C班のミッツも最後に老ヒロシのためにオンリー・ユーを歌うのですが、これはいい演出だなぁと思ったのが、デュエットのように二人が舞台前列に並んだのは、C班だけでした。
50年ぶりの再開、お互いに想っている同士ではあるけど、もう言葉を交わすことはできない。
そんな二人が、位置こそ離れているものの横に並んで立つ姿にも涙が出ました。
あ、いかん…書いてて泣けてきた。
C班メンバーとの歓談時間
もう最初にしたいことは、演出の沢木さんにあの事故っぽいのは演出なのかどうか確認すること。
あれが狙ったものだったら、タイミングといいアイデアといい本当にすごい。
しかし弊害もあって、あの後はそれが強く印象に残りすぎちゃっていたし、役者さんも本当に笑っていたのでガチ事故かなぁと思いつつ、沢木さんのところに急いだのですが、他のファンが既に話していてなかなか話しかけられませんでした。
そこで、舞台上の役者さん達に直接聞いてみることに。
ヒロシ役のクボさんに聞いてみると、そんなことあったっけ?ってな反応。
あい!とおでこの辺りで柏手を打たれてしまいました。
大地役のルーシーさんも、そんなことはなかったよとの反応。
う…そうか、なかったことにする作戦か…
メグ役の大澤さんに
「あれって結構笑ってたし、ガチ事故ですよね?」
と聞いてみると笑っていたので、うん、たぶんそういうことでしょう。
ちなみに、C班もこれで7回目の公演ですが、初の事故だったようです。
その後、沢木さんが空いたので直接聞いてみることに。
やっぱり事故だったそうです。
そうだよね。
ウルトラマンタロウで、ゾフィーの頭が燃えたことあったんだけど、あれは演出なんだってさ。
だから、もしかして今回も…と思ったんだけど、あれはちょっとインパクトでかすぎでした。
観客のほとんど、役者さんまで笑うってすごいよ。
ちょっと残念なのは、C班の演技ももう1度見たかったです。
A班、B班ともに1回目では見えず、2回目で見えたものがあったのでC班も見たかったな…と。
やっと感想
全ての班、すべての演出がとてもよかったです。
同じ脚本を使っているので、基本的なセリフも展開も同じ。
すごーくざっくり言い表してしまうと、今回の脚本はミッツとヒロシの当時と今を表していると思いました。
A班は、終始コミカルな雰囲気だったため、ずっとおふざけだったヒロシが終盤にミッツへの気持ちを吐露したシーンで心を揺り動かされた人は多かったと思います。
そして、終盤の主役はヒロシだったと思いました。
天野さんは若ヒロシと老ヒロシで姿勢や声まで変えており、このヒロシは照れ屋ではあるけど、それをふざけてごまかすみたいな性格に描かれているとも感じました。
B班は、とにかく修羅場がすごかったです。
アクションシーンみたいになっていましたから。
それだけに、泣きながらヒロシへの気持ちとしてオンリー・ユーを歌い、最後に泣き崩れるミッツの姿に涙した観客も多かったと感じています。
そして、B班での主役はミッツだったと思っています。
B班でのヒロシは、とにかくシャイな人でなかなか本心を明かせない人に見えました。
セリフ自体は、別班と同様になんでそこでミッツじゃないの?というものがあり、それで修羅場になったわけですが、あれこそ照れ隠しに感じました。
C班は、ミッツとヒロシ、どちらかに主眼を置くのではなく、二人で閉幕させるという演出に思えました。特に最後に並んでオンリー・ユーを歌っているかのようなシーンがよかったです。
老ヒロシには、ミッツは見えていないけど少なくともミッツはあの時、幸せだったんじゃないかなと。
大笑いしましたが演出ではなく、事故があったため他の印象が薄れてしまっているのが本当に残念ですが、やっぱりもう一度C班も見たかったです。
今回のレポはこれで終了です。
ずいぶん長くなりましたが、なんとか最終日の翌日に書き上げられました。
役者のみなさん、関係者のみなさん、素晴らしい劇、時間をありがとうございました。
また次回からもちょくちょく劇場にお邪魔させていただこうと思います。
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