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第58回【孫子の兵法18】~すべてが幸せのために~

本日は第二章「作戦篇」の続きを話します。

『敵を殺す者は怒(ど)なり、敵の利(り)を取るは貨(か)なり』


〇現代語訳
敵を殺すのは怒り、敵の兵器や物資を奪うのは利益を得る為である。

◎これを私なりの解釈でミーティングを行うと以下のようになります。

意見が対立しても相手の言い分を聞きながら、相手の有する能力や知識などを自分のものにすべきと説く。この考え方が「敵の利を取る」である。

宮本武蔵の「我以外皆師なり」という辞が、同じような意味ではないだろうか。
自分以外の人を全て師にできれば、選択肢が増え、学ぶ事が増える。
このような考え方が出来れば、人生が楽しいだろう。
人に対して、先入観を拭い捨てれば、誰からでも得る物が見えて来る。 
己と逆の者から得る力をつければ、選択肢が増える事となる。

〇人夫々影響を受けた方がいるだろう。
言い意味でも悪い意味でも。
人間とは、勝手な生き物で、自分の考えを否定する人は嫌い。
肯定する人は好きと単純に区別してしまう。
しかし、否定してくれる人の存在は後々、大きな財産となる事に気づく。

〇ブッダの辞
『怒る人に怒りを返さない人は、勝ちがたい争いに勝つ』

ここでのタイトル
『短気は損気』

本日のミーティングはここまで。

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