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ときメモGSの男の子、3年間告白してこないのは何故?という話

ときメモGSの男の子、3年間告白してこないのは何故? という話

「ときメモGS」
このゲーム、好感度を上げるとラブラブになります。
なのでよく「なんで付き合ってないの?」「もう付き合ってるよね?」「ていうか卒業式の日に告白って、わたしたち付き合ってなかったの!?」
と思ったことあるプレイヤーはいると思います。

「ゲーム上の仕様です」と言ってしまえばそこまでなのですが。
今回は真面目に考察してみます。
もちろん「これが絶対正しい!」ということではないので、暇つぶし程度にどうぞ。


さて、これ男の子視点で考えてみると分かりやすいかもしれません。
好感度が高いと、男の子が主人公に惚れているのかが分かります。
出会った頃と態度が違うし、顔を赤くすることもあります。
もっと言うと好感度チェック画面で分かっちゃいます(身も蓋もないが)。
つまりプレイヤー(や第3者)からは好きなのは一目瞭然であるが、
男の子側からすれば、主人公の感情なんてわからないんですよね。
ここら辺、メタ視点ですが、このゲームの面白いとこだと思います。
主人公リアクションはプレイヤーに任せるというゲームなんですよね。


つまり好き状態の男の子は
「向こうから誘ってくるから、少なくとも自分のことは嫌いではないはず……」
「でも向こうはあくまで“仲のいい男友達”と思っているのかも」
という感情なんです。

いやいや、そんなわけないじゃん!
だったらなんで何回もデート誘ってるのよ!
バレンタインだって手作りチョコあげたじゃん!

と思うかもしれませんが、プレイヤーによっては複数人とデートしてるかもなんですよね。
当然ながら自分が見ていないところでは何してるかなんてわかりません。
多感な時期に恋したら男女ともに不安になってしまうのも仕方がないことです。

ちょっと他の男の子と話してるだけで気にしちゃうかもだし、
楽しく話してても「自分以外の人ともこんなに笑顔で話してるかも」と考えてしまうものです。

おまけに現実的なことを言うと、
ほぼ付き合っているような関係にもかかわらず、
他の人ともイチャイチャしている人なんて男女ともにいます。
「なんでそういうことするの?」と聞いても
「え? 私達付き合ってないじゃん」と言う人もいます。現実って恐ろしいですね!

何よりラブラブだけど、学校卒業と共に関係が終わってしまう可能性があります。
多分理由としてこれが一番大きいのではないのでしょうか。
仲のいい友達だって高校卒業と共に道が違えば疎遠になることはよくあることです。


まとめ
好きなら3年間のどこかのタイミングで告白してもいいんじゃない?
と思う人もいるかもしれませんが、いい感じの間柄の時に
「自分達の関係って何?」「自分達付き合ってるんだよね?」と
聞くのは結構勇気のあることだと思います。
だって「違うよ」と言われてしまえばそれで終わりですからね。
告白も断られたら、卒業の日まで他の男の子と仲良くしている姿なんて見たら
辛いでしょうね。

現実では「好きです」「付き合ってください」と言わずに
なんとなくお互い付き合っている(かもしれない)関係は多いと思います。
GSに出てくる男の子は、ちゃんと自分の意思表示するため、主人公の気持ちを知るため、卒業式の日に告白するのだと思います。
「3年間告白してこない」のではなく「卒業式の日にしっかり告白してくる」ということが重要な気がします。


最後に個人的な感想なので、読まなくても大丈夫です。

私は最後の告白シーンがやっぱり一番好きです。
「どんな素敵な告白をしてくれるのだろう」ということではなく。

このゲームってプレイヤー(主人公)が頑張って報われるゲームであると同時に
男の子が報われるゲームでもあると思ってるんですよね。
最初は何ともなかった主人公に対してだんだん特別な子になっていって、
3年間かけて女の子として、人として魅力的になっていく
そんな主人公にいろんな感情になりながら最終的に想いを伝えて一緒になるという。
だから主人公が告白を受けた瞬間、自分自身の達成感より「よかったね!」て気持ちになります。
特に気が弱い子や不器用な子がね。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
さてswitch版移植までもう1ヶ月ないぞ!!

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