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神さんとのお仕事54「偽被害者にならない」

「加害者になってはいけない、被害者になってもいけない」

この世界で生きていくことに迷われた方に神さんが言われた言葉です。人に迷惑をかけるのはいけないのは当然ですが、被害者になってもいけないという言葉に相談に来られた方は「?」となられていました。

まず前提として、ここで書く「被害者」とは犯罪などの不可避なものに巻き込まれた方ではなく、「考えれば避けられることに巻き込まれたり」や「自ら被害者になりにいっている」方のことだと思ってください。

神さんが言われる「被害者になってはいけない」という言葉には、人として生きるにあたり「常に気を引き締めなさいよ」という意味があります。気を引き締めるとは「被害にあわないように常に考えて動く」ということと、「被害者になることで楽をしない」ということだと思ってください。

「被害者になって楽をしない」とは、特に被害でもなんでもないことに「傷ついた」「苦しい」などと言うことで、そこから先の行動を起こさない「言い訳」を作ることです。人として生活をしていれば「当たり前」のことを面倒や手間だからと「異常」に切り替えることを覚えた日本では、当たり前のことを異常にして苦しんでいるフリをしている人が多くなったと思います。

「幸せだから悩みができる」

悩みは幸せを失いたくない気持ちから生まれると神さんは言われます。当たり前のことをするのが嫌で被害者でいるうちは、本当の幸せを手に入れることはできません。もっとわかりやすく言えば、面倒や手間から逃げたいから意味のない被害者になることは、自らの手元から幸せを逃がしていることになると思ってください。

だからこそ、加害者にも被害者にもならない生活を送ることが大事なのだと思ってください。

自分の周りで起こる問題は、少し見方を変えれば解決ができる問題がほとんどです。ただ何かを変えるおこる面倒や手間が嫌なので、「見えないふり」をして「被害者になる」ことを選んでいる「偽被害者」の方が最近は多くなっているのではないかと思います。

本当の幸せは、しんどいや面倒や手間を越えた先にしかありません。何かに行き詰まりしんどい時は、知らぬうちにしんどいや手間や面倒を避ける理由を作っているので、そのあたりを常に自問してみてください。そうすれば無駄に苦しむことはないように思います。

偽被害者になる癖がつくとなかなか抜けないので、もしこのブログを読んでハッとされた方は今日から行動してみてください。

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