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神さんのお仕事⑬「全てを同じ気持ちでする」

毎日を生活するにはいろいろなことをやならないといけません。楽しいこと嫌なこと、どちらも生活するには必要なことなはずなのですが、嫌なことを避けることが正しいような風潮が最近見受けられます。今回はその風潮の弊害について少し触れながら、神さん的な生活の考え方を少し書いていこうと思います。

「光と影は表裏一体。必ずどちらも同じだけやってくる」

神さんは常にこう言われます。
いいことがあれば同じだけの嫌なことが起きるのが世の常なのに、その点を忘れて行動している人が多いように感じます。

たまに「悪いことは何もしていないのになぜこんな嫌な目に合うのか」という相談を受けます。ほとんどの人が悪いことはされていないのですが「幸せを先払い」でもらってしまっていて、「幸せの先払い」に見合うだけの「面倒や苦労」をされていない分の「ツケ」が最後に回ってきてしまって嫌な目にあっている感じなのです。

多くの人は自らの環境が良い方に変化した時「楽をするのは当然」ととらえがちで、面倒や手間を惜しんだ「横柄」な生活を「権利」だと勘違いして「幸せの先払い」を増やした結果、最後に回ってきた「ツケ」のためにいい印象で物事が終われないストレスのサイクルを作ってしまっています。

では、このサイクルから抜け出すにはどうすればいいのでしょうか?

「楽しいことと同じ気持ちで嫌なこともすればいい」

神さんはこう言われます。
面倒や手間のことを楽しいことと同じくらいに一生懸命にすれば、気持ちに差ができないので「先払い」も「ツケ」も発生しないのです。ツケが発生しなければストレスのサイクルは発生しないので、常に楽しいことが最後に残ってくれます。安定した気持ちで生活をしている人はこのサイクルの中で生活をしているのです。

ストレスのサイクルを作っている人がこういう話を聞くと、すぐに行動をされるのですがほとんどの人が

「しなくてもいい楽なことをしんどそうなふりをしてやる」

と神さんはよく言われます。
その場しのぎの何の考えもない行動ではうまくいくことは絶対にありません。本当にうまくいきたいのならば、自分の本当にやるべきことをしないといけないのです。

「自分に甘く逃げている間はうまくいかない」

「楽しいことをする元気はあるのに、嫌なことをする元気がないと言う人は楽しいことはすべきでない」

「楽しいことを先にして元気になりたいのなら、その後の嫌なこともちゃんとやる覚悟でやりなさい」

とも神さんは言われます。

全てに厳しくとは言いませんが、少し厳しくはできると思います。それだけで普段の生活が楽しくなるのなら楽なように思うのは僕だけでしょうか?

光と闇は表裏一体。
本当に人生を楽しみたいのなら、手間や面倒から逃げてはいけません。

楽しいことはできるのだから。

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