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神さんとのお仕事㉙「倍と半分」


「犯した間違いは倍に、施したことは半分に」

これは神さんがお客さんに言われたことがある言葉で印象に残っている「行動指針」です。人前に出たり、有名になったり、人の上に立つときにこの気持ちを忘れてはいけないと伝えられた言葉です。

間違ったことの反省は時間が経つにつれて薄れていくものですが、それは「自分の心の中」のことだけであって他人の心の中にはあまり薄れず残ります。だからこそ誰よりも犯した間違いに対して常に向き合い続けることでしか失った信頼を得ることはできないので、神さんは自分の犯した間違いは自分が思っている倍の大きさで考えた立ち居振る舞いをしなさいと言われます。

誰かに施したことは時間が経つにつれて美化されてしまうので、施したことがいつの間にか心の中で倍に膨れ上がってしまう時があります。これは間違いとは逆に施された側は薄れていき、施した側はあまり薄れずに残るからです。だからこそ自分が施したと思っていることの半分が適正量だと常に思っておくと、人との間に軋轢が生まれることも自分の欲が膨れ上がることもないので人間関係がうまくいくと神さんは言われます。「施したことをいつまでも言い続けていると必ず信頼を失う」とも神さんはよく言われます。

この考え方はとても堅苦しく古臭いと感じられるかもしれませんが、人間関係を円滑に構築するのにはとても大事なものだと思っています。

誰しも間違いは犯します。犯した間違いの償いに終わりはあっても、反省に終わりはあってはいけません。

誰しも良い行いで感謝をされることはあるでしょう。でも感謝はし続けることはあっても、し続けられる場所に居続けてはいけません。心が腐ります。施したことは早く忘れて次に動きましょう。

写真はいただいたジャガイモで作った「チーズとしめじとじゃがいもとひき肉の炒め物」です。
盛り付け下手です(笑)。

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