【2024年1月】我が家の太陽光発電システム収支報告!!
我が家では自宅の屋根に太陽光発電システムを設置し2023年8月25日から使用を開始しました。
8月は使用開始してから5日ほどしかないので省略し、9月から収支を記録し約5か月が経過しました。
季節は冬真っ只中に入りましたが雪の量は少なく、例年であれば雪かきに追われる毎日を過ごす時期なのですがその必要がなく大人は助かってますが、子供は雪遊びができずに残念がっていました(笑)
雪は少ないですが気温は低く積雪があればなかなか溶けずにいるので、車の運転や歩行時の転倒や体調を体調を崩さないように気を付けて生活をする月でした。
それでは、2024年に入って最初となる1月の我が家の太陽光発電システムの収支報告を発表したいと思います。
買電電力料金-売電電力料金=実質電力料金
15,064円 ー2,048円 =+13,016円
となりました。
太陽光発電を設置する前の2022年1月の電気料金は28,163円だったので比較すると
太陽光発電設置前-太陽光発電設置後=差額
28,163円 -13,016円 =-15,147円
となっており、太陽光発電を設置する前と比べて実質電気料金は約15,000円以上節約となりました。
冬は相変わらず日照時間が短いうえに、太陽光パネルに雪が積もると日が出ていても発電量は少なくなります。
しかし、十分な発電が見込めなくても深夜電力で充電した蓄電池が節約に大いに活躍してくれています。
昼間電力を買電する量が少なくなるのでかなり違ってきます。
また、ほかの月と違って太陽光発電システム設置前の電気料金が高いので、電気料金の差額が大きくなり節約効果がはっきりと結果に出てきました。
ここからは、このような収支結果となった詳しい内訳を紹介したいと思います。
≪ちなみに私は
雪国ソーラー発電ブログ(前 なんちゃってラインマン)
という名前のブログを運営しております。
そこでは、今回の記事を画像や表などを加えてより詳しく説明しております。
ご興味のある方はぜひブログも見に来てください≫
太陽光発電電力と買電電力の使用状況の内訳
こちらは1月1日~1月31日の太陽光発電電力と買電電力の状況をグラフにまとめてみました。
今年から太陽光発電電力の内訳を「消費・蓄電・売電」で買電電力からの内訳を「消費・蓄電」と細分化して表してみました。
特に前回までは、蓄電池への充電状況が太陽光発電からの充電なのか?買電からの充電なのか?が一緒に表していて解らなかったので
太陽光発電から充電を「蓄電」・買電からの充電を「充電」と表しています
発電量は先月(12月)の244.27kwと比べると+89.48kw増加していました。
メーカーのシュミレーションした発電量と実際の発電量を比べると+10kw多い発電量でした。
太陽光パネルが積雪で覆われていた日も多かったので個人的には「思ったよりも発電量が多いな」といった印象です。
発電電力のほとんどは消費電力で消費しており、蓄電池に蓄電するほどの余力がない状態でした。
日中に消費電力の多い「エコキュート」を稼働させていることが原因ですが、発電した電力だけでは賄えないので夜間に蓄電池を100%まで充電した電力も利用しています。
こうすることにより、エコキュートを日中に稼働しているにもかかわらず単価の安い夜間電力で沸かしていることと同じ状態になるのでお得になります。
また、低い気温に弱いエコキュートを気温の上がる日中に稼働させることによりエコキュートの効率アップにもつながっているかと思います。
このような夜間電力を利用しての蓄電池への充電設定は、発電量が少ない3月まで続ける予定です。
1月の電気料金の内訳
電力料金は12月26日~1月28日の検針となっており、上記の太陽光発電電力の使用状況のデータの集計時期とズレがありますが、日単位での比較が難しいため電力料金請求月で比較したいと思います。
それでは「2024年1月の電力料金の内訳」はこちらになります。
我が家では毎年の1月は一番電気料金が高い月となっています。
年末年始の連休は自宅で過ごすことが多く、平日とは違い一日中暖房機器等を使用するからだと思います。
発電量は少ないのに電気の使用量は多いといった環境で、実質電気料金が13,000円ほどで済んだのはかなり節約になったかと思います。
おそらくここまで電気料金が安く済んだのは、蓄電池の存在が大きく影響しています。
現在は夜間電力で100%充電して昼間に使用しています。
これにより単価の高い昼間電力を買電する量が少なくなるので電気料金の節約につながっていると思います。
また、もしもの時のために蓄電池の残量が20%残るように設定しています。
このように設定しておけば大雪や吹雪などの災害時に停電も起きても安心です。
停電すると暖房に使うエアコンやヒーターは当たり前ですが、石油ファンヒーター等のストーブも使えなくなるからです。
余談ですが、私が3.11の大震災の際にあらゆる暖房器具が使えず辛い思いを経験しましたので教訓にしています。
もしもの時は電源を必要としない「対流型石油ストーブ」というものがあります。
これは太陽光発電システムを設置している、設置していないにも関わらず保有していてもいいかもしれません。
冬の停電時や災害時だけでなくキャンプなどでも使用している方も多くいます。
この対流型ストーブは音もなく動作しますのでうっかり天板に触れて火傷しないように気を付けてください。
私は子供の頃にこのストーブでお尻をジュ~と焼きました(笑)
また、使用する際は換気を必ず行うようにしてください。
太陽光発電設置前との電気料金の比較
太陽光発電を設置する前の2022年1月と比較してみようと思います。
となりました。
例年と比べると13,000円近くの電気料金の節約ができました。
相変わらず発電量は少ないままですが、蓄電池の活用により電気料金はかなり抑えられました。
ちなみに今回は2022年の1月と比較しましたが、同じく太陽光発電システムを設置する前の2023年の1月の我が家の電気料金は過去最高額の34,672円でした。
世間では電気料金が5万以上だった方や中には10万近く払った家庭もあるようでしたので我が家は安いほうでしたが、電気料金が3万越えになったのはさすがにビビりました。
このことが太陽光発電システムの設置を検討するきっかけとなりました。
この時は電気料金の内訳の中の「燃料費等調整額」がウクライナとロシアの情勢や円安の影響などで石炭やガスなどの価格が高騰したことが原因となったようです。
政府はこのような事態を見て電気料金の「激変緩和措置」を導入しました。
経済産業省 資源エネルギー庁:電気・ガス価格激変緩和対策事業HP
「激変緩和措置」とは、電気代の急激な上昇を抑えるために政府が導入した、一時的な補助制度のことです。
この制度は2024年5月まで実施する予定で電気代の一部が補助され、家庭や企業の負担が軽減されています。
このほかにも各電力会社も電気料金プランの価格の見直しを行い、我が家で契約しているオール電化向けの料金プランも激変しました。
オール電化向けの料金プランの特徴である夜間電力の料金単価が2.5倍近く値上がりしたのです。
理由としてはメガソーラーなどの太陽光発電の普及が伸びたことにより昼間は電力が足りるようになったが、逆に夜間の電力が足りなくなったことによる影響だそうです。
現在はこのような状況なので「電気を買わない!」といったことが一番の電気料金の節約方法です。
電気を買わないで生活するためには、太陽光発電システムを設置するしかないと思います。
今後さらに電気料金の値上げが起きれば、太陽光発電システムを導入した場合としない場合では長期間で見ると差が大きく出てくるでしょう。
いかがだったでしょうか?
今月は2024年が始まって最初の収支報告で、年間の中で一番電気料金が高くなる月でもあります。
しかし、実質の電気料金は13,016円とかなり安く済みました。
短い日照時間とパネルへの積雪により発電量は少ないですが、蓄電池が大いに活躍してくれました。
蓄電池を設置することにより昼間の買電を抑えられるので電気料金の節約にもなりますし、災害や悪天候などによる停電にも対応できます。
なので蓄電池を設置する価値は大いにあると思います。
これから太陽光パネルの設置を検討している方!
現在太陽光パネルのみ設置している方!
FIT制度が終了して発電した電気を売電から自家消費に利用しようと検討している方!
は蓄電池の導入を検討してみてもいいと思います。
≪ちなみに私は
雪国ソーラー発電ブログ(前 なんちゃってラインマン)
という名前のブログを運営しております。
そこでは、今回の記事を画像や表などを加えてより詳しく説明しております。
ご興味のある方はぜひブログも見に来てください≫
では
へばな~(@^^)/~~~
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