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我が家は太陽光発電システム導入しました!

いきなりですが、我が家では2023年5月に太陽光発電システムを導入しました。
導入するに至った背景としては2022年9月頃からの急激な電気料金の値上げによります。
原因としては、ウクライナとロシアの戦争や新型コロナウィルスに世界経済の停滞からの回復によるものなど様々な要因から、発電に必要な燃料価格の高騰によるものらしいです。

特に2022年12月と2023年の1月は目を疑うほどの電気料金でした(´;ω;`)
私の住んでいる地域では冬になると雪が降り、最低気温はマイナス10度近くにもなる北国です。

なので、もともと電気料金は高い時期になるのですが、例年だと2.5万円前後の電気料金だったのですが、初めて3.6万円と1万円近く高い電気料金でした。それも、無理のない範囲での節電を心がけていたにもかかわらずです。

これでも世間のオール電化の方たちからは安い方だったらしくて5~6万だったり、中には10万近くになった人もいるようです。
これらのこときっかけに我が家では太陽光発電を導入することを決めました。
皆様の中にも電気料金の高騰から太陽光発電をするか検討している人もいると思います。

我が家(オール電化)での例になるのですが

どこの太陽光メーカーを付けたのか?
蓄電池は設置したのか?
工事はいくらしたのか?

を公開してみますので是非参考にしてみてください。


太陽光パネル 長州産業(CIC)「Bシリーズ」4.27kw

我が家で設置した太陽光パネルはこちらの長州産業(CIC)になります。

安心の国産メーカー。各種保証も10~25年ついている

長州産業はあまり聞きなじみのないメーカーかもしれませんが、長州産業の単結晶シリコンパネルの性能は、じつは国内ナンバーワンの変換効率です。
長州産業の太陽光発電パネルは信頼の国産で製造しています。

日本の大手太陽光パネルメーカーは、事業から撤退したり生産拠点を海外に移していったりするなかで、長州産業は家庭用太陽光発電システムのと家庭用蓄電池の製造を国内工場で続けています。

外国メーカーのパネルは価格は安いかもしれませんが、性能が悪かったり・保証が付かない等ありますから、国産メーカーの長州産業は安心できると思います。

この長州産業のパネルは2023(令和5)年10月現在、長州産業が販売している家庭用太陽光パネルは、「Gシリーズ」・「Bシリーズ」・「ほっとパネル」の3種類があります。

「Gシリーズ」

Gシリーズは、「PREMIUMBLUE」(プレミアムブルー)とも呼ばれ、2017年(平成29年)から販売が開始された、長州産業の中で最も高性能な太陽光パネルです。このシリーズは、太陽光発電システム事業から撤退したパナソニックのHITと似た製造方法を採用しています。

HITは、2つの太陽電池の利点を組み合わせた太陽光パネルで、高い発電効率を持つ単結晶型太陽光パネルと、高温にも強いアモルファス(薄膜)シリコンを組み合わせています。単結晶型の太陽電池を使用するパネルは、夏季の表面温度が70℃から80℃に上昇すると発電効率が低下しますが、プレミアムブルーはHIT技術を採用しており、発電効率の低下が少ないため、年間を通じて一定の発電量を確保できます。

さらに、プレミアムブルーには長州産業独自の波長変換機能が搭載されており、紫外線を太陽光と同様に捉えることができるため、曇りの日でも発電量を確保することができます。

長州産業 公式ホームページ

「Bシリーズ」

Bシリーズは、別名「JAPANBLACK」(ジャパンブラック)とも呼ばれ、2022(令和4)年に発売された最新の太陽光パネルです。

こちらが我が家で設置した太陽光パネルになります。

JAPANBLACKの特徴は、その高い発電能力にあります。以前の主力モデルであったCS-260B61Sの太陽光パネルは、1枚あたりの公称最大出力が260Wでした。対照的に、新しくリリースされたJAPANBLACKは公称最大出力が340Wに達し、前モデルと比較して80Wもの発電能力が向上しました。

この高い出力を実現した背後には、ハーフカットセルとバスパーの増加があります。通常の太陽光パネルは、セルを製造する段階で1つのセルを作りますが、JAPANBLACKは1つのセルを半分に切って製造することで、セル内の電気抵抗が半減し、パネル内の温度上昇を抑えつつ発電能力を向上させることができました。

バスパーは、太陽光パネル内の電極を指します。従来の製品ではバスパーが5本しかなく、太陽光で生成された電力がバスパーに到達する際に電子が混雑する問題がありました。バスパーの本数を9本に増やすことで、電子の混雑が解消され、太陽光パネルの温度上昇が軽減され、それが発電能力の向上につながりました。

さらに、JAPANBLACKには、通常の太陽光パネルだけでなく、複雑な屋根にも多くの太陽光パネルを設置できるようにするための台形モジュールやハーフサイズの太陽光パネルが用意されており、これらを組み合わせて使用することで、発電量を確保できます。

長州産業 公式ホームページ

「ほっとパネル」

ほっとパネル」とは、雪が積もる地域向けに設計された太陽光パネルのことを指します。

ほっとパネルには、太陽光パネルの下に電熱線が敷設されており、これによって雪の積もりやすい条件下でも雪による被害や雪の除雪作業の手間、体力への負担を軽減できます。

さらに、雪の重みに耐えられるように、高強度の強化ガラスが使用されています。
積雪地域向けの太陽光パネルを提供しているのは、長州産業だけです。

長州産業 公式ホームページ

蓄電池 ニチコン トライブリッド蓄電システム(全負荷)7.4kw

我が家では導入するか悩みましたが、こちらのnichiconの蓄電池システムを導入しました。

業界トップクラスの蓄電池メーカー。保証も15年ついていて、気象警報が発令されると事前に蓄電池に充電を開始して停電に備える独自の機能もある!

ニチコンは、家庭用蓄電池の販売台数で業界トップの地位にあります。

この企業は、東証一部上場のコンデンサ製造企業で、2012年には世界初のV2Hシステムを市場に投入しました。

ニチコンの蓄電池は、最初は2016年ごろに京セラのブランド名で販売されていたため、それほど広く知られていませんでした。

しかし、最近では「ニチコン蓄電池」として市場に登場し、その認知度が着実に広がっています。

ブランドの認知度はまだ低いかもしれませんが、この企業は間違いなく蓄電池市場でのトップシェアを誇っています。

ニチコンでは様々な蓄電池を販売していますが、皆様は蓄電池に「特定負荷」と「全負荷」とあるのをご存じでしょうか?まずは、簡単にこれらの違いを説明いたします。

特定負荷

あらかじめ指定した特定エリアの電力を利用することができます。
商品によって異なりますが、15~20Aまでの回路を選択できます。

この範囲は、電気ブレーカー内の1~2回路に相当します。従って、停電時には冷蔵庫のコンセントやリビングのテレビなど、必要な最低限の回路だけを使用することができます。

つまり停電時は一部の電源しか使えないということです。200vで作動するエコキュートやIHクッキングヒーターなどは使えなくなります。

全負荷

電気の契約内容によりますが、通常は60Aまたは10kVA相当まで、すべての部屋で電力を利用できる設定が一般的です。

ほとんどの家庭が60Aまたは10kVAといった契約を持っており、そのため家全体の照明やコンセントは通常通りに使用できると言えます。

つまり、上記の「特定負荷」と違い200vで作動するエコキュートやIHクッキングヒーターなども使えるようになります。

我が家では、エコキュートとIHクッキングヒーター・リビングのエアコンが200vでの使用になります。停電時に使いたいためというよりかは、普段の節電を目的として「全負荷」タイプを採用しました。

これにより、日中に発電した電気を蓄電池に充電し、夜になり発電しなくなった時間帯に家中の電気を蓄電池でまかなうことができるようになります。

また、曇りや雨などで十分に発電せず充電できなかった場合でも、電気料金の安い深夜電力で充電し、日中に使用することで電気料金の高い時間帯の電気を買わずに済みます。

もちろん、停電時にも気にすることなく家中の電気を使うことができます。

しかし、導入することにより太陽光パネルのみの設置工事と比べると100万円近く工事費が変わるので、ご家庭にライフスタイルと予算に合わせて検討することをお勧めします。

ちなみに、太陽光パネルで発電した電気の使用や売電・蓄電池への充放電・電力からの買電などを制御する「パワーコンディショナー」という機器を設置する必要があるのですが、こちらもニチコンの製品を導入しました。

まとめ

以上のことをまとめると我が家ではこのような工事内容となりました。

合計金額から値引きをしているので、それぞれの詳しい単価は不透明となります。

太陽光パネルが相場より少し高いかもしれませんが、ハーフサイズのパネルが多かったせいかと思われます。
なので、屋根が大きい自宅でハーフサイズのパネルの使用が少なかった場合、もっと安くなると思います。
極端には高いわけでないと思ったので納得しています。

蓄電池を付けなかった場合は100万円安い見積もりとなりましたので、蓄電池を不要と考える方はコストの回収が早まって良いかと思いますので、検討ください。

我が家の場合は災害対策(特に最近は大雨による水害が増えている気がする)も兼ねて導入しました。

それと工事は2023年5月末に終わったのですが、その後の国と電力への申請書類の許可の関係で、2023年8月末までの約3か月間
太陽光で発電した電気を使用することも、売電することもできませんでした。

蓄電池は使用できたので、その間は深夜電力で充電して日中に使用していました。
なので、導入するタイミングも施工会社と相談してください。

最後に

ここまで閲覧してくださりありがとうございます。

きっと「よその太陽光のことなんかしらねぇよ!」と思われたでしょう(笑

この記事を書いている時点ではまだ導入して間もないので、データがたまってないので、設置してみて良かったかどうかは分かりませんが、今のところ電力の自給自足ができている日などありますので、いい結果になるのではないかと期待しております。

随時、運用データを発信していきたいと思っていますので、興味のある方はぜひ見に来てください。

「なんちゃってラインマン」

という名のブログを運営しています。良かったらぜひ見に来てください!!

それでは

へばな~(@^^)/~~~

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