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【2024年4月】我が家の太陽光発電システム収支報告!!

我が家では自宅の屋根に太陽光発電システムを設置し2023年8月25日から使用を開始しました。

8月は使用開始してから5日ほどしかないので省略し、9月から収支を記録し約8か月が経過しました。

4月に入ると暖かくなりぽかぽか陽気で気持ちのいい風が吹く季節になりました。

心身も太陽光パネルにもエネルギーが満ちてくるようでうれしい限りですが、近年の物価高や増税で懐は全然満ちてくれません・・・

いつになったら景気は良くなるのでしょうかね(´;ω;`)?


それでは、2024年4月の我が家の太陽光発電システムの収支報告を発表したいと思います。

収支発表

買電電力料金-売電電力料金=実質電力料金
5843円ー4400円 =+1443円

となりました。

太陽光発電を設置する前の2022年4月の電気料金は16092円だったので比較すると

太陽光発電システム設置前との比較

太陽光発電設置前-太陽光発電設置後=差額
16092円 -1443円  =-14,649円

となっており、太陽光発電を設置する前と比べて実質電気料金は約15000円節約となりました。

4月に入り晴れる日が多くなってきたことにより発電量が増えたことと、暖房機器の使用も少なくなり消費電力が少なくなったことと重なり電気料金がかなり安くなりました。

ここからは、このような収支結果となった詳しい内訳を紹介したいと思います。

≪ちなみに私は

雪国ソーラー発電ブログ(前 なんちゃってラインマン)

という名前のブログを運営しております。
そこでは、今回の記事を画像や表などを加えてより詳しく説明しております。
ご興味のある方はぜひブログも見に来てください≫

我が家の太陽光発電の設備容量・基本情報

当ブログを始めてご覧になる方もいらっしゃると思いますので、まずは我が家の太陽光発電の設備容量と家族構成や電力の使用環境などを、紹介したいと思います。

最初に太陽光発電の設備容量と工事金額を紹介します↓
・太陽光パネル 長州産業Bシリーズ 4.27kw
・蓄電池 Nichicon 全負荷タイプ  7.4kw

・合計工事金額 225万円

詳しい見積内容は
雪国ソーラー発電ブログ(前 なんちゃってラインマン)
で紹介しています。

コスト面からあまり設置する方が少ないように感じる「蓄電池」を太陽光パネルと一緒に設置しています。

たしかに蓄電池を設置したことにより、太陽光パネルのみの見積もりから100万円工事費が増加してしましました。

しかし、近年では災害(特に大雨による水害)が増加しているように個人的には感じているおり、まだ小さな子供もいるので安心して生活が出来るようにと災害対策として蓄電池を設置しました。

そのおかげで、今では停電を心配することはありません!

また、太陽光パネルで発電した電力を蓄電池に充電すれば電気代の節約にもなります。

次は私の家族構成・生活スタイルと大まかな電力の使用環境です↓
・30代の夫(会社員)と妻(パート)・未就学児の子供1人と猫の3人+1匹家族
・平日の日中は全員外出している
・12~4月頃は積雪のある東北の田舎に在住
・オール電化住宅
・リビングにエアコン(200v)あり。猫のため夏は日中も稼働
・1~3月は石油ストーブを使用する(外気温が-○℃になるとエアコンが霜取り運転で止まるため)
・給湯器はエコキュート(太陽光発電システムを設置してからは、日中に沸かしている)
・東北電力 オール電化向けの電力料金プラン

となっています。

どこにでもいるような普通の家庭だと思ます。

オール電化住宅で一番電力を消費する機器は給湯器の「エコキュート」だと思います。

我が家では、今まで料金単価の安い夜間の電力でエコキュートを稼働させていましたが、発電電力を利用するため昼間にエコキュートを稼働させています。

エコキュートのリモコンから「時刻の設定」を調整すればお湯を沸かす時間帯を昼間にずらすことが出来ます。(我が家では6時間遅く設定しています)

また、低い気温に弱いエコキュートを気温の上がる日中に稼働させることによりエコキュートの効率アップにもつながっているかと思います。

太陽光発電を設置した際はぜひ試してみてください。

収支情報

それでは、いよいよ我が家の太陽光発電の収支情報を報告したいと思います。

私なりに、グラフや表を使って情報をまとめましたのでぜひご覧ください!

太陽光発電電力と買電電力の使用状況の内訳

こちらは4月1日~4月30日の太陽光発電電力と買電電力の状況をグラフにまとめてみました。

今年から太陽光発電電力の内訳を「消費・蓄電・売電」で買電電力からの内訳を「消費・蓄電」と細分化して表してみました。

特に前回までは、蓄電池への充電状況が太陽光発電からの充電なのか?買電からの充電なのか?が一緒に表していて解らなかったので

太陽光発電から充電を「蓄電」・買電からの充電を「充電」と表しています。

発電量は先月(3月)の461.51kwと比べると+223.6kw大幅に増加しました。

メーカーのシュミレーションした発電量と実際の発電量を比べると

先月と比べてもかなり発電量が増加しており、メーカー予想も大きく上回っています。

晴れの日と日照時間が増えたことによる影響だと思われます。

また、太陽光発電の量が増えたため蓄電池への蓄電が十分に出来るようになりました。

なので、3月までは日中にエコキュートを稼働させた際に不足する電力を蓄電池に夜間電力で充電した電力を使用していましたが、4月からは充電しない設定に変えています。

ですが、機器の設定上まったく充電しないということが出来ないので少し充電に買電しています。

エコキュートは変わらず日中に稼働させていていますが蓄電もしてさらには売電まで出来るようになったので、それだけ発電量が増えたということになります。

太陽光パネルで発電した電力を有効に活用できるようになり、経済的にもお得になりました。

4月の電気料金の内訳

電力料金は3月27日~4月24日の検針となっており、上記の太陽光発電電力の使用状況のデータの集計時期とズレがありますが、日単位での比較が難しいため電力料金請求月で比較したいと思います。

それでは「2024年4月の電力料金の内訳」はこちらになります。

となりました。

ついに実質の電気料金が1000円台になりました!

最近のニュースでは電気料金の高騰の報道が流れていますが、我が家では関係のない話かもしれません。

これでも電気料金の単価が数年前と比べ激増しているのでその影響がなかったらもっと得したでしょう。

しかも今後電気やガスなどの光熱費を見直さないと、さらにヤバイ現実がきそうです。

2023年1月から政府は電気料金の高騰から「激変緩和措置」を実施しました。

電気・都市ガスの小売事業者等に補助金を支給し、家庭の電気・ガス料金を安くしていました。

それが今年2024年4月に縮小・5月に終了することにより電気料金が高騰することが影響しています。

このほかにも3月に「再エネ賦課金」も増やしています。

日テレNEWS 「厳しすぎてやっていけない」 電気代6月分から約400円値上げ 政府の補助金終了で

経済産業省 資源エネルギー庁 2023年6月の電気料金、なぜ値上がりするの?いくらになるの?

このような電気料金の高騰は2030年頃まで続くと予想されている記事もあります。

なのでこれからは太陽光発電システムを設置してなるべく電気を買わないで生活するということも視野に入れる必要があると思います。

太陽光発電システム設置前と設置後の電気料金の比較

太陽光発電を設置する前の2022年4月と比較してみようと思います。

となりました。

設置前と比べると約15000円の電気料金の節約ができました。

4月に入り発電量が増えたことで電力使用量が大きく少なくなっていることがわかります。

また、発電した電力を蓄電し夜間に使用することで夜間電力の買電も少なくなっています。

太陽光発電を設置したことによる電力の自給自足は電気料金の節約に大いに貢献してくれています。

ことことから「電気を買わない!」といったことが一番の電気料金の節約方法でしょう。

そのためには、家庭でできることは太陽光発電システムを設置するしかないと思います。

今後長期間で見ると、太陽光発電システムを導入した場合としない場合では差が大きく出てくるでしょう。

余談ですが、これでも日本は世界に比べて電気料金が安い方らしいです。

電気料金が高すぎてイギリスでは真冬に「暖房をつけるか?食事をするか?」の二者択一を迫られる。

BBCnews 「命に危険が」 イギリスで光熱費上限を80%引き上げ

ドイツでは冬でも水で体を洗いドライヤーも使わず暖房も制限するなどの「超節約」をしているそうです。

busines sinsider  エネルギー危機で電気代が高騰、ドイツで広がる「節約」の数々

 アメリカでは6分の1の家庭が電気料金が高すぎて滞納するといったことが起きているようです。

bloomberg 米で6分の1の世帯が公共料金を滞納 電気代高騰で過去最悪の危機か

「日本は世界に比べてマシだから!」とは思えませんが、こうしたエネルギー危機は世界規模で起きていることなので日本だけよくなるということは期待できないでしょう。

なので今後、エアコン無し・毎日水風呂・夜はローソクといった生活をしたくなければ太陽光発電の設置の検討はする必要があると考えます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

春になり日照時間が長くなったことにより発電量が増え、暖房機器の使用も少なくなり消費電力も減りました。

さらに蓄電池の活用により電力の自家消費を増やすことにより、なんと約1500円の電気料金で済みました。

しかし、太陽光発電を付けていない家庭は燃料調整費・再エネ賦課金の高騰や激変緩和対策の終了により電気料金はますます高くなっていくと予想されます。

それ以外でも、今年の元日に能登半島地震があったようにいつどこで災害が起こるかわかりません。

地震だけでなくこれからの季節は線状降水帯が発生し大雨による水害も起こる可能性があります。

ですので蓄電池の設置も検討する必要があります。

我が家ではまだ小さな子供がいるので主に災害時の対策として太陽光発電と一緒に蓄電池を設置しました。

この蓄電池は太陽光発電を設置していない家庭でも「蓄電池だけの設置も可能」となっています。

時間帯で電気料金が安くなる電力会社・電気料金プランに加入すれば電気料金の節約にもなるでしょう。

ただし、この場合は蓄電池の価格が高くコストの回収は叶わないのであくまで災害対策と考える必要があります。

また、太陽光発電を設置していて10年間のFIT制度終了時の太陽光パネルの発電電力の活用に蓄電池を活用するのもいいでしょう!

蓄電池は後付けで設置することができます。

ですので蓄電池の設置もぜひ検討してみてください!

蓄電池を付けるまではしたくない!という方は「ポータブル電源」というものがあります。

大きいバッテリーのようなもので家庭の電源と同じ100vのAC出力を出すことができます。

蓄電池のことやポータブル電源のことも当方が運営している

雪国ソーラー発電ブログ(前 なんちゃってラインマン)

で紹介しています。

そこでは、今回の記事を画像や表などを加えてより詳しく説明しております。
ご興味のある方はぜひブログも見に来てください≫

では

へばな~(@^^)/~~~

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