強烈な両手バックハンドの打ち方
両手バックで強烈のボールをどう打つの?
というリクエストを頂きました。
リクエストありがとうございます。
端的にいうと5つのポイントを押さえる必要があります。
同時にすべてを意識して練習することはできないと思いますので
1)~5)の順で練習することが重要です。
1)やや上向きにインパクトし、フェースローテーションでナチュラル
スピンをかけること
※これについては以下の動画が参考になります。
9:30 付近から後ろの部分で本村剛一プロが両手バックハンドの
打ち方を解説してくれています。
2)左手でフォアを打つイメージをもつこと
(左手の手のひらでボールを押し込むこと)
世界一の両手バックハンドの持ち主本人に解説いただきましょう!
3)2)を実現しやすくするために体の開きを押さえること
※実際にアガシは、
・左手でフォアを打つ
・右手で片手バックを打つ
という練習もしていたそうです。
前者でボールを押し込む感覚を覚え、後者で体の開きを
止めることでスイングを加速させる感覚を覚えたらしい。
4)なるべくラケットが最下点をむかえた位置(=スロットポジション)は
体の近くに取ること
(体に腕を少し巻き付ける感覚でテイクバックするとよい)
5)スロットポジションで手首をだらんとさせること
(ラケットは落とさない最小限の力で握ること。
ラケットの先端をやや相手方向に向けてテイクバックし、
勢いをつけてスロットポジションにおける手首の後方アングルを
作るのも一つの手です。)
※4)5)の静的イメージについては冒頭の写真を参照ください。
以下の動画で3)~5)内容を具体的に知ることができます。
REVEALED: How Andre Agassi Developed One Of The Best Two-Handed Backhands Of All Time
注意:
5)はリストの可動域を広げる分、クリーンヒットが難しく
なります。クリーンヒットさせたいときは、敢えて可動域を押さえる
ことも必要です。トレードオフを考えながら両手バックを極めていって
ください(笑)
ちなみに、1)~4)までが綺麗にできていて、お手本にすべき
プレーヤーとして角田咲コーチを紹介させていただきます。
みなさんの参考になれば幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?