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熊野速玉大社・熊野本宮大社

熊野那智大社から元来た道を戻り市街地へ向かう。熊野速玉大社は宿へ向かう道中に看板が見えており大体の場所はわかっていた為、迷わずたどり着くことが出来た。
駐車場へバイクを停め、お社へ歩いて向かう。道中は坂道や階段もなくスムーズに行くことができた。
お社は「町の神社」と言っていいものかわからないが、朱色を基調としたハイカラな建屋。画像でしか見たことはないが沖縄の首里城みたいな趣があった。そのまま速玉宮でお参りをし授与所で御守を購入。

境内をしばらく散策し御神木や熊野神宝館等見て回り20分程度で駐車場へ舞い戻ってきた。
時間も少し押し気味でもあり次の目的地、熊野本宮大社を目指し10:30頃熊野速玉大社を出発することにした。

熊野本宮大社までは35㎞、時間にして40分程度。道中、熊野川を川に沿って整備された山道をひた走る。川の幅はなかなか広いもので昨日から雨が降っていたこともあり水嵩もかなり上がっていた。また山側には所々滝が流れている場所もあり迫力のある風景が続く。そんな景観を楽しみながら走っていると左右に建物が立ち並び、道の両側に沢山の人が歩いていた。参道と言っていいのかわからないがおそらくそれに類した道なのだろう。マップを確認すると熊野本宮大社までまもなく、駐車場へは少し先へ進んだ所と表示されており、本宮大社入口を過ぎ駐車場へ向かった。最初に案内された駐車場が熊野川沿いの砂利が深めの場所だった。そこには私以外に人もおらず、バイクは足を取られ今にも転倒しそうな状態。「道中たくさんの人がいてこんなとこに停めないといけないわけないだろ」と思いもう一度Googleマップを検索。すると熊野本宮館の前に駐車場があるようでそこへ引き返すとバイク駐輪可能なスペースもあったためそちらへ駐車することにした。

バイクへ雨具や荷物を括り付け、身軽にして熊野本宮大社のお社へ向かう。すべての熊野古道は本宮大社へ至る道と言われており、古来から目的地とされてきた言わば熊野参詣のゴール地点。現時点で神門内は撮影禁止区画となっている。禁止されていると知るとどんなところなのか余計気になり胸が躍る。

大きな鳥居を潜り階段を上る。道中手水所がありお清めしたあと、撮影禁止とされている神門の中へ進む。



神門内には左寄り結宮(第一殿、第二殿)、本宮(第三殿)、若宮(第四殿)、満山社と建屋が並ぶ。お参りする前に確か順番があったような・・・と思い出し、Google先生に教えを乞うと第三→第二→第一→第四→満山社と教えてくれたのでその順番通りにお社を確認し参拝して回る。神聖な場所というべきなのだろうが、私はこの順番とお賽銭の残りが気になって雰囲気を味わう余裕がなかった。今思えば凄くもったいない時間を過ごしたような感じもするが。お参りが終わった後は授与所で御守購入と八咫烏のおみくじを引いた。なんと大吉。しかし今日だけで何回引いたことか。いい結果が出るまで引けばいつかは大吉が出ますわな。

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