僕は何者なんだろうか

高校生のときからふと、ずっと頭をよぎる。
幼いころにあこがれたお医者さん、なりたかったスポーツ選手、ロマンを感じた宇宙飛行士、僕はいま、何者なんだろうか。

自分と他人は同じ構造をしたまったく違う生き物で、
同じにはなれないと知りながら比べてしまう。
自分も同じように比べられているのか?
比較しないと自分は成り立たないのだろうか。
僕はいったい何者なんだろう。

日々を積み上げて、今の僕はどういう風に映るんだろう。
なりたい自分になれましたか?やりたいことはできましたか?
今が楽しいですか、辛いですか、諦めたいですか、なにがしたいんですか。
僕はいったい何者なんだろう。

過去は自分の通ってきた事実で、未来はこれからの姿なら、
じゃあ今って、今の自分はいったいなんだろう。
やりたいことも、かなえたい夢もたくさん逃してきた。
何者にもなれたのに、なれなかった。ならなった僕がいた。

僕はいったい何者なんだろう。
僕はきっと何者でもない。
通り過ぎた日々も、これからも、今も僕は僕で誰でもない。
きっと僕は何者にもなれない。

少し先であの頃を思い出せるように。
僕は何者でもないのだから。


曲聴いててふとためてたことを書きました。


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