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不良品

買ってきた商品が当初の目的に合わなくて無駄になることがよくある。サイズが合わなかったり、取付けられなかったり、イメージと違ったり。大抵は慎重に選ばなかったことが原因だ。オレは性格が大雑把でいつも「これでいいんじゃね?」的な買い物をする。一旦帰宅して寸法を測り直してまた買いに行くのが面倒なのだ。原因は自分のせいだとわかっているのでオレはいつもそういうものを返品しに行かず、そこら辺に置いておく。適当に買って返品するくらいならちゃんと調べて買え。ちゃんと調べないなら返品するな。というのがオレの持論だ。

買ってきた商品に小さな不良が見つかることもよくある。普通の人なら不良品を交換しに店に行くと思うのだが、オレは交換しに行ったことが殆どない。大抵は自分で直してしまうのだ。妻に言うと「は?なんで自分で直すの?馬鹿じゃないの?」と怒られるのでいつも黙っている。
全てを受け入れて生きてきたオレの辞書に「返品・交換」という文字はないのだ。

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