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Road to Div1. カウントダウンが終わるまで ⑦

観客席スタンドから見た
ゲームクロックが00:00を示すまで
プレーし続けたキセキとTRIDENTSのタタカイの様子はいよいよ2023Div2公式戦後半へ
と進みました。
2023秋シーズン後半
チームのみなさんのご記憶はいかがでしたでしょうか?

第5節VS大阪公立大

第4節の公立大
VS神戸学院大では勝利をあげたものの、後半終了間際ゴール前まで攻め込まれ、残り0:00という場面であわや逆転の神戸学院大パスインコンプリートで試合を終結しました。
公立大パラディンズのみなさんは第5節どんな狙いで臨まれたのでしょうか、
接戦を競り勝った流れに乗るか、
ギリギリまで追い込まれた手詰まりを
課題とされたのか、
どちらだったでしょうか
あくまでも筆者の独り言です。

一方、
大阪大学トライデンツは
第4節後のビデオ判定で失格が取り消され
出場資格が復帰、みなさんお一人お一人が
改めてルールの遵守を意識され
その自覚が芽生えたのではないかと、
また、同一対戦校神戸学院大には得失点差で勝る点も流れを後押しするのではないかと筆者には思われました。

さらに当日11/4は
第1試合大阪大学VS公立大学が、
第2試合同志社大学VS桃山学院大学、
全勝4校が臨むこの日はDiv2の行方
ひいてはDiv1との入替戦に関わる重要な日程でした。

ランプレーそして、時間。

試合を振り返りたいと思います。
筆者は王子スタジアムバックスタンドで応援しました。両チームの集中した雰囲気の中、公立大の出鼻を大阪大学がパントに抑え、第一シリーズのオフェンスは連続ランプレーでTD先制、続くディフェンスもパントに抑え、さらにランプレーをオフェンスラインが支えてTDを重ね、QB#17はクロックをたくみに利用し、公立大にオフェンスの機会を与えませんが第4Q、公立大も連続ランプレーでゲインを重ね前半終了間際にTDで14-7でハーフタイムを迎えます。
第3Q公立大はQB#8スクランブルやランプレーなどでTD14-14の同点とするも、大阪大学はディフェンスを粘り、オフェンスはまたボールポゼッションの時間をあたかもタイムキーパーを操るかのように巧みに1stdownを重ねます。その粘りに焦ったのか、スコアリングポジション目前で公立大オフサイドで5ヤード罰退、FG成立で17-14、クロック表示00:21、しかし公立大は00:03のプレー、ファンブルからラトラルパスを繋ぎ、#23が大阪大陣内20ヤードまで持ち込むも、スコアには届かず、ボールデッド。
00:00
大阪大学は17-14で接戦を制しました。


ゲームクロック00:03

オフェンスとディフェンスがその役割を全うし、集中力を途切れることなく注ぎ、チーム一体でタイムコントロールを成し遂げ公立大オフェンスの時間を脅かし、みなさんおひとりおひとりが自覚しながらプレーされた試合でした。00:03からの公立大ラストプレーでは、まるで今後はその3秒をどう扱うのかと問われるような状況だったと筆者には思われました、
勝利ももちろんですが、
おそらく部員のみなさんは、
クロック表示が00:00になるまでは集中を切らさないことをご自覚されたのではなかったでしょうか。
試合後選手からはビビりましたとそのラトラルパスの話も聞きました。
この勝利は入替戦へのまず大きな一勝でした。

4強混戦の予感

そして
続く第2試合
同志社大学VS桃山学院大学は14-17で桃山学院が勝利しました。第1試合と同スコアで、気迫の勝利という印象を受けました。
筆者はこの4チームは実力伯仲し、どのチームも優勝する可能性があるのではないかと思いました。

TRIDENTS応援しています。

Road to Div1カウントダウンが終わるまで ⑧に続く

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