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アジャニを救いたい

1.はじめに
 お疲れ様です。柳 統也です。今回は今月作ったアジャニのデッキを手短に紹介していきます。また、自分がどんな感じで考えてデッキ作っているかも伝わればと思います。気合が足りてないので細かいところかけないかもしれませんがご了承下さい。

2.ナヤアジャニ (アジャニを救いたいデッキ)
 このデッキは岩Showさんに紹介してもらったデッキです。デッキリスト及び記事は以下。(カバレージも入れときます。)

 今回のデッキコンセプトは
「アジャニを強く使いたい!!!!」
そこだけです。
 アジャニは元々構築で使われているのをほとんど見かけないPWで今回完成したのに…という気持ちと、緑白のカラーにない良い特徴があったので使いたい!という気持ちがありました。
 アジャニって何が強いの?というところを掘り下げてみます。
~ここが強いよ!アジャニ!~
①奥義がこれまでの緑白の特徴と一線を画す
 使用に耐えると思った一番の理由です。アジャニの奥義を打ったときからゲームは「負けなければ勝つ」というゲームに変わります。緑白のヘイトベアコントロールで一番苦しいところだったクロックの細さ、脆さが改善されるという点が一番の改善点でした。盤面をとりにいくことに集中していいのがデッキコンセプトを方向転換できるめちゃくちゃいい点です。特にクロックを捌ききられるコントロールに対して非常に強かったです。
②完成化というギミックの使いやすさ
 完成化を行うことで3マナPWとしても、4PWとしても運用できるのはかなり使いやすい。又、特に3マナで使った場合はプラスでクリーチャーが引けていれば除去されたとしても一応アドは取れているという点も良かったです。1マナクリ⇒アジャニという動きか、1マナクリ⇒3マナブロッカー⇒4マナアジャニという動きが出来るとかなり良い感触でした。

 このような強いところがあるアジャニですが、以下の点が致命的に弱いです。

~ここが弱いよ!アジャニ!!~
①プラスのために工夫が必要
 ここが致命的に弱いし、デッキリストが載っても値段が上がらない原因なのですが…
 

2022/10/12現在。アジャニ…強く生きろよ。

 もう少し、書いてみると、
・プラスで引っかかるのがクリーチャーかPWのため、拾える範囲が狭すぎる
⇒何もしない置物に3マナor4マナ使うのか?となる
・土地を使わないデッキ+スペルを打たないデッキは基本作れないため、プラスで確定でアドをとるためにはトップ操作をしなくてはいけない
⇒単体で仕事できないPWを入れる余裕があるんですかねえ?
 これらをまとめると、アジャニの致命的な弱点は

 アジャニ専用構築が必要

 という点に収束します。

②小マイナスがくっそよええ
 アジャニ君さあとなるところ。アジャニの小マイナスはこちらが攻めているときに強いマイナスであるため、盤面をひっくり返すというよりもライフレースで微有利を有利にするという側面が強いです。使うところがあるにしても基本的な場面で使いどころは少ないのが現状。。。

これら残念性能のアジャニ君ですが、強いところ、弱いところを補強していくと以下の方針になります。
ⅰ.アジャニは基本奥義を目指すカード。そのためにアジャニを守るまたはアジャニなんてかまってられるかという盤面を作る
ⅱ.プラスを使うためにトップ操作を行うorクリーチャーとPW中心の構築を行う
ⅲ.アジャニマイナスの意味を持たせるならライフレースに強い構築を行う

ここまで考えたところで今回作ったリストを眺めると
ⅰ.アジャニよりも脅威度が高い(ように見える)ミンスク、激情、孤独、忍耐もりもり構築
ⅱ.クリーチャーとPWしかメインに入れない
ⅲ.激情や孤独、ミンスクと賛美クリーチャーがライフレースを壊す
という条件がそろっています。そのためにある程度遊べる構築になったかなと考えています。

3.他のアジャニ構築は?
 現状の自分の理解では上記3点を満たせばデッキが出来ると考えているので
・バント構築でコントロールにアジャニを刺して、ブレスト、ポンダー、森知恵、ジェイスでトップ操作してアドを取りつつ動いていく(ブロッカーはコアトルと忍耐)
とかはありえるかなと思います。バントコントロールの苦しいところだった勝ち手段とも合致していますしね。PWもりもりにできるので面白い気がします。

4.結果
今回回した結果ですが、
おうち52回 3-0
(ジェスカイウィノータ ○○ スニショ ○○ 5Cヨーリオン ○○)
吉祥寺レガシー6回戦 2-2ドロップ
(スニショ ×× DoomsDay ×○○ デスタク ×○○ ティムールミンスク ××)
という感じでした。クロックが早いため、コンボに対して強く出れているのが特に良かったです。ただし、現状の致命的な弱点はブーをどうしようもない。。。カラカス取ればよかったなあと思いました。

5.おわりに
 今回はアジャニを活躍させるために、アジャニの何が強くて、何が弱いかを考え、強い点を活かし、弱い点を補うために出来ることを考えデッキを作るという過程を追ってみました。
 このような感じで変なカード色々使っていくと一味違った遊びが出来るかもしれません。参考になれば幸いです。次回はペインターの進捗を書くか、新作が出来れば紹介します。
 MTGは楽しいぞ! 

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