キャピタルゲインとインカムゲイン

資産運用によって投資家が手にする利益には、キャピタルゲインとインカムゲインの2種類があるのはご存じですか？両者の基本的な内容を整理して違いに注目してみましょう。

キャピタルゲインとは

キャピタルゲインとは、資産の売却で得られる利益のことです。将来値上がりが期待できそうな金融商品に資金を投資して、価格が上昇したタイミングで売却し利益を狙うのがこのキャピタルゲインの投資方法です。将来の値上がりを狙っていくスタイルが特徴となります。

インカムゲインとは

インカムゲインとは、資産を保有している期間、定期的に得られる利益のことです。継続的に安定した収益を得やすいことから、インカムゲイン狙いで投資をしている投資家もたくさんいます。

つまりキャピタルゲインは売却による利益、インカムゲインは保有期間中の配当による利益という違いがあるということです。保有資産から利益を得るための仕組みが異なります。
またキャピタルゲインは、短期間で大きな利益を得られる可能性がありますが、一方のインカムゲインは、長期的に安定した収益を期待できます。

将来の値上がりを予測して投資を行って保有資産の売却益を狙うのか、保有期間中の配当益に期待するのか。投資の目的やスタイルで投資する対象が変わっていきますね。