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「家族」について対話する

♯家族看護

大切な人のご縁で、支援者ではなく一般の方々を対象とした対話の会を開催することになりました。

実は、私自身、これまで、一般の方々を対象とした講演には消極的でした。そんな私が今回のお話をお受けしたのは、「もっと、家族看護の知識や知恵を、一般の方々に向けて発信してほしい」というご意見を頂戴したからです。

「家族看護は、生きる知恵そのもの。医療や福祉の領域の人たちだけのものにしないで、どんどん発信してほしい」という声に、心が動きました。

ただ、実際に内容を考えてみると、これがなかなか難しい・・・。

というのも、「家族」について語り合うことはとてもデリケートな内容を含むからです。


家族といえば、「素の自分の戻れる場所」「暖かくぬくもりを感じる場所」というイメージを抱いている方もいらっしゃれば、「なるべく近寄りたくない」「正直なところ、できれば避けて通りたい」というネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。

もちろん、世代によっても家族観は異なる傾向にあるでしょう。


取り上げ方によっては、対話のありようによっては、予期しないところで参加者の心を深く傷つけてしまう可能性があます。

しかし、当たり障りのない話題では、あまり意味のないものになってしまいます。


参加者それぞれが、「家族」についてご自分の考えを深めるのがミーティングの目的。

落としどころを最初からイメージするのは全く意味がない。


「家族看護」を大切にしてきた私が提供できる話題は何だろう?

私だからこそ提示できることは何だろう?


ミーティングのテーマは、「新しい時代の家族力」

新しい時代に求められる家族力とは何だろう?

社会と家族の関係は?

どう育んでいけばよいのだろう?


今回いただいたこのチャンス。

誰よりも私自身に多くのことが問いかけられていると感じています。


ミーティングのご案内はこちらです。


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