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あと19日 現状

どーも!増量するためにすき家で特盛を頼んだあとに普通盛をおかわりしてたら、息子もそぼろ丼をおかわりしてて、店員さんからジャイアント白田を見る様な目で見られたせいしろうです。
#そのあとめっちゃ具合悪くなった
#全然食えない
#吐きそう


っと言う事で今回は現状というテーマでお話しします!

前回と前々回同様に意見はInstagramからDMください。


何の現状かというと、前回と前々回でお話した救助技術訓練のあり方に付随する内容で、
ロープレスキューの大会って他にないの?

って思われた方もいると思います。


答えは


あります。


私は出た事ないですが、先日も大阪でロープレスキューの大会が開かれていました。

数年前から日本のロープレスキューチームは、世界一を獲得したりしてて、レベルがとても上がってきてるみたいです。

本当にすごいですよね。
この方達のおかげで

日本消防すげぇ!

と世界に思って貰えてると言っても過言ではありません。

また、海外にロープレスキューの技術を学びにいって日本消防に広めてくれてる講師の方々もおられます。大変尊敬します。

私は2人の民間講師の方からロープレスキューを学びましたが、公務員脳に固まってしまっていた私の脳を弁慶で打ち砕いてくださいました。

そこからは私の頭は

『住民のため』

に真っ直ぐ考えれるようになったと思います。
ありがとうございます。

さて、

私もロープレスキューを3年前から学び直してきましたが本当に複雑で、すぐには絶対に習得できません。
その中で世界一を獲るチームってどんな方々なんだろうもめちゃくちゃ興味があります。
次回の大会は足を運んで見にいきたいと思います。


ここまで聞いてみてどう思いましたか?

いやそんな大会あるならえーやん。
と思われたと思います。

しかし!
私がこうも言っているということは、、、

そうなんです。


この大会に出場されているみなさんは、
消防を発展されたい思っている有志で結成されたチームなんです。


要は仕事とは別にプライベートを使って訓練をされています。

資機材なども自腹でお金を出し合って買っている方も多数いらっしゃいます。

この方達は、人を助けるために自らの時間やお金を犠牲にして訓練をしてくれている本当に凄い方々達なんです。

本当に頭が下がります。
ありがとうございます。



これが現状です。


これを聞いて消防士以外の方はどう思いますか?

変えなくて良いと思いますか?



少しトゲのある言い方をしますが

一方は税金で現場に直結しない訓練を

一方は自腹で現場に直結する訓練を

してるんです。

これの現状を

税金で現場に直結する訓練

にしたくないですか?


これを実現するのが、前回私が出した意見です。


むしろ、最終的には今のロープレスキューの大会でやっていることを
救助技術訓練としてやっていければ最高です。
ブラインド訓練でやるんです。

理由は二つ

○現場に直結する訓練ができる

○現場に出動する隊で訓練ができる


です。


現在、ロープレスキューの有志の方々は、近い地域から集まってチームを組まれているところが多いみたいです。

ですので、世界一になったチームがそのまま現場に来てくれる訳ではなく、そのチームの一員がいるチームが現場にきます。


もちろん、それで各チームの底上げや情報共有になるので良いと思いますが、できる事なら現場にいくチームで訓練した方がいいですよね。


なので、私が前回に話した


各本部が技術訓練にでることができれば

消防士が自腹を切ることなく
現場に即した訓練を
しっかりと時間をかけてすることができます。


さらにこれを続けていけば、

技術訓練の内容もアップデートされて、
ブラインド訓練になったり、
ロープレスキュー以外の訓練をしたりして、
より一層現場に強い日本消防が出来上がるでしょう。


私は本気で祈っています。

まずは私が杵藤地区でできることはやりました。

あとは来年の杵藤地区がどうすか、

そしてどこの本部が続いてくるか。

しっかりと続いていけば

引揚救助や障害突破は2チーム参加

技術訓練は10チーム参加

といった世界がくるかもしれません。

っていうか来ないと困ります。

前回の記事に引き続き、立場によっては耳が痛かったり、
恨まれたりする匂いがぷんぷんしますが、一度冷静になって、


『今自分達がやっている仕事は本当に住民のためになっているか。』

を考えてみてください。

救助技術訓練だけではありません。
全ての業務について考えてみてください。

せっかく消防士になったんです。
住民からしたら皆さんはヒーローなんです。

『心の底から住民を助けるために、仕事をやれている。』

と思いながら仕事をする環境を作りましょう。


我々は絶対に変われると信じています。


小田聖志郎でした。

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