ギャルソンについて

こんばんはふくたろうです。

娘が「パパおおきくなったらだれとけっこんするの?わたしはいやだよ!」ととても真っ直ぐな目で質問してきてくれました。

#思い描いてた絵となんか違う

さて今日はたまにやるギャルソン特集!

誰もが名前を知っているけど詳しくは知らんコムデギャルソン。これって名作を集めてみたので見ていきましょ。

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ボロルック

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1982

https://seizenfuku.com/wp.../uploads/2021/02/fukuwo3.jpeg

ギャルソン?あー知ってるよ黒の衝撃でしょー?っていうにわかはギャルソンオタクからは気も止めれません。「ボロルックですか?」と言えば「おいちょっと来てくれ話せるじゃないかビール飲む?」と可愛がってもらえそう。

#イメージ

特別な機会にはこれを着るのがよろしいかも。例えば、税務署にいく時とか、賃上げを要求するときとか

などとパリでは超酷評。「当時禁忌だった黒を使ったのが衝撃だった」とギャルソンをネットを検索すると出てきますが、個人的にはこのボロルックの方が与えたインパクトは強かったんじゃないかなーと思います。

https://artsandculture.google.com/.../fgHzJmN_DceLWQ...

ネット媒体だとまともに資料残ってないんだよね。服飾史に残るボロルックがこちらでーす。

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こぶドレス

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97ss ボディミーツドレス・ドレスミーツボディ

https://kld-c.jp/wp.../uploads/2020/09/image8-1024x533.jpg

ボロルックの次にギャルソンでは有名な「こぶドレス」。こぶの中は羽毛らしいですね。

服を着るための体ではないし、体のための服でもない。服と体という関係性の呪縛から解き放たれた服。何言ってんの?

https://4.bp.blogspot.com/.../YUKI_1997_SS_COMME_des...

yukiが着るとめっちゃ可愛い。yukiだからか。

体のラインを全て無視した服は当時やっぱり賛否両論だったらしいですよ。

「社内でも、制作以外のスタッフに見せたときは最初はみんな無言でした。何か言いなさいよって言いながら孤独を感じましたね。」

川久保さんの当時のインタビューがちょっと笑う。

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2次元

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2012

https://4.bp.blogspot.com/.../2012AW-COMME-des-GARCONS-6.jpg

「たい焼きみてえだな」と個人的に思いました。立体的に作るべき服をあえてとことん平面的に仕上げた服。

https://3.bp.blogspot.com/.../2012AW-COMME-des-GARCONS-7.jpg

2枚の布をほんとただ縫い合わせただけみたいなコレクションですね。モードだしギャルソンだから許されるんだよなあって思います。

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ホワイト・ドラマ

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2012ss

https://www.wwdjapan.com/articles/41861

ギャルソンといえば黒のイメージですが、実は白だけの年もあります。

誕生、結婚、死。人生の節目に関わる白のドラマ。美術館にこのルックがそのまま全て展示されるほどにセンセーショナルなコレクションとなりました。

https://media.wwdjapan.com/.../COMME-DES-GARCONS-2012-SS...

僕この年本当に好きです。多分白が好きなんだろうなと思います。同じ白でも、コットンやシルクなどなど素材の違いでここまで奥深くなるもんなんだなーと感嘆です。

★2018aw オムプリュス

https://media.wwdjapan.com/.../COMME-DES-GARCONS-HOMME...

2018年にもギャルソン(メンズライン)は白を基調としたコレクションで話題に。この年はさらに恐竜が乗っかっていたので話題性ありましたね。おもちゃの恐竜が服についていたりなど非常にやりたい放題で最近の傑作でした。

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というわけで!

ささっとですがギャルソンの歴代名作を集めてみました。

「リリス」など他にも色々あるんですけど、基本は全部今日紹介したものの派生なのかなーと思います。ここらあたりはギャルソンオタク(もうギャルソンのみに服を注いている人もいる)に一度お話聞いてみたいなと思うところです。

では!

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