フェニックスプロジェクトの体験会に参加してきた

フェニックスプロジェクト DevOpsシミュレーション研修無料体験会 に参加してきたので感想を書こうと思います。

「The DevOps 逆転だ!」は読んでいたのですが、何かモヤッとしたものがありました。体験会を通して、これが言いたかったのか! と腹落ちがしたイメージがあります。濃い一日で自分の考えを考え直した良い一日でした。この機会を与えてくれたITプレナーズ様ありがとうございました!

またこの本を再読しよう

概要

ITプレナーズ様の紹介ページにはこんな風に書かれています

DX推進におけるカギとなる「DevOps」をゲーミフィケーションで体感できる、シミュレーション型研修「フェニックスプロジェクト DevOpsシミュレーション研修」。
受講者は様々な問題を抱えた架空の企業の一員となり、続々と発生する問題に対処しながら業務を遂行し、どのようにDevOpsを実務環境に適用するかを実践的に学べます。

概要の詳細は紹介ページを見てください。

今回の講師はgaoryuさんでした。

スケジュール

ざっとスケジュールですが、朝9時半に集合してから

  • 今日の体験会の概要説明

    • ロールの説明

    • 自分でロールを決める

  • ラウンド

    • 今回の研修のメイン

  • 全体振り返り

ラウンドでの内容

ネタバレになるので、内容の詳細を書くことは控えますが、トラブルあり笑いありと感情の起伏が激しく、楽しかったですが、終わったときにはとても疲れていました。ということで頭も体も使う良い研修かとおもいました。

各ラウンド間で講師のgaoryuさんがファシリのふりかえりのホワイトボードがこんな感じです


これは3ラウンド目が終わった後ですが、カオスを超えてのものなのでプラスのことが多かったです。個人的には「わかんないが言えた」は最高の感想だと思っています

感想

終わった後に一番最初に出た感想は「これを会社でやってみたい!」でした。これを思った理由としては

  • ロールに囚われすぎて壁を作っていないか?

  • じゃあ、みんなが不満を持たない働き方とは?

  • みんなホットなことに注目しがちだよね

この3つの感想を持ちました。

これを会社でどうにか出来ないかな。。

ちなみに全体のふりかえりはこんな感じでした

ロールに囚われすぎて壁を作っていないか?

「自分のロールはXXXだから」とか「少し情報が詳細すぎるからもう少しサマった情報が欲しい」みたいな会話が出たり、グループ(開発-Biz)でグループが出たりみたいな壁を自分たちで作っていました。ゲームでもこんな感じで出来ているんだから会社ならなおさらだなって思ってしまった。

現地現物が大切だと頭でわかっていても、ロールによってお互いに壁を作った結果分断されてしまうということを実体験したのは良かった。でも、ラウンドが進む毎に1つのチームをして1つのタスクをこなす雰囲気が出来たのは良かったです。

じゃあ、みんなが不満を持たない働き方とは?

「開発者チームは…」「Bizの優先順位の付け方がわからない」こんな現場で出がちな感想が出ていたのは個人的には「へぇ」って思った。1つ部屋で同じテーブルを囲み、同じホワイトボードを見ている。こんな状況でもこんな感想が出るんだから、実際の現場ならなおさらだなって思った。

個人的な興味として「同じ情報を持っていたと思うんですが、どうしてそんな感想を持つんですか?」って聞いてしまった。これはちょっと反省。聞き方が良くなかったな。だけど、よくよく聞いてみると自分が判断に関われていないという感情から来るんだなってことがわかったのは大きな学びだった。

みんなホットなことに注目しがちだよね

最後にこれは自戒もあるけど、炎上していること、ゲーム的な要素があるものにはみんな集中して、改善ポイント、ふりかえりは軽視されがちだなと思った。これがふりかえりをスキップしてしまう理由なんだなーって観察できた。自分がコントロールできるし、気になるからそこに気持ちが行きがちだけど、自分たちの不満の解消・業務改善のためには不満の共有、何が改善ポイントなのか、じゃあ具体的に何をするということを話すことが重要なんだなっと再認識した。

おわりに

まだ大阪の回の募集をしているみたいです。もし興味を持っている方は是非応募してみてください。きっと最高の体験が出来ると思います

最後になりますが、講師のgaoryuさん、サポート役のAkiさん、高江洲さん、一緒に体験した参加者の皆さん、今回研修を企画してくださったITプレナーズ様本当にありがとうございました。いろいろ場を荒らしてしまいましたが、個人的には最高の体験ができたと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?