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臨海学校バンザイ‼️

自然環境リテラシー学  海コース 第1回 6/18.19

皆さん、初めまして!
しゅーせーです。
皆さん、僕のタイトルを見て、ん?と思うのではないでしょうか。「臨海学校バンザイ‼️」にはこの2日間で学んだこと、楽しかったこと、思ったことなど全てが詰まっています。その全てをこのnoteに書いて最後にこのタイトルについてお話したいと思います。

一日目

初のシーカヤック!

昼から風が強くなり雨が降る予定だったのでテントの組み立てとシーカヤックの予定を入れ替えて一日目がスタートしました。まず最初に感じたことは出艇前の準備がとても肝心であることです。僕はすぐに出艇できると初めは思っていました。しかし、自分の命を守る準備、カヤックが沈まないための準備、装備などの点検など出艇するにあたってたくさんのポイントがあることに気づきました。PFDの4つの重要性(浮力、クッション性、保温性、視認性)、スプレースカートの重要性、ハッチがどんな役割を果たしているか、ダブルチェックをする意味など多くのことを学びました。
そして、いざ出艇!!
カヤックは船とは違い安定しておらず、波を肌で受けている実感がありました。パドルで漕ぐときも1回1回体がぐらついて上手く前に進むことが出来ませんでした。しかし、リーダーの方のアドバイスでコツをつかむことができ、少しずつですがカヤックをコントロールできるようになりました。

出艇準備の様子


曲がったり、後ろに漕いだりと慣れてきて楽しくなってきたとき、僕を生まれて初めての船酔いが突然襲いました。ぼーっとしてきて、気分が悪くなってきて、深呼吸をすると少し良くなる感じがして「これが船酔いってものなのか。」と実感しました。今回のカヤックまで船酔いの経験がなかった為酔い止めを飲まず、少し寝不足の状態で漕いだからこんな事態になってしまったと思いました。なので明日は酔い止めを飲んで、もっと周りの景色を見て、気づきを増やして、非日常的な体験を存分に楽しもうと思いました。

夕ご飯

支給してもらったガスバーナーを使ってカレーを作りました。日中はシーカヤックとテント張りで体の全てエネルギーを使ってしまったためなのかカレーがものすごく美味しく感じました。大学生になってこんなにもご飯が美味しくなる体験は初めてでした。なんか、高校時代に部活終わりに食べたご飯のように感じて懐かしい気分にもなりました。みんなで話してご飯を囲むことでとてもコミュニケーションがとれて、朝の集合の時よりも仲が深まったと感じました。そして、コミュニケーションの大切さ、ご飯を食べることのありがたみなどこの夕ご飯の時間で多くの気づきがありました。あいりさんの誕生日会?もありより一層チームとして団結できたと思います!

あいりさんおめでとうございます🎉🎉


2日目

レスキュー訓練

レスキュー訓練の朝は大学生にとって早すぎました!!
前日の夜に伝えられたのは6時半から出艇準備ということでした。一瞬耳を疑いましたが、指示のままに受け入れて5時半に起きました。こんな早起きするのは久しぶりでしたが、いい事がありました。海が霧に包まれていてとても幻想的な景色が目の前に広がっていました。
景色で感動する体験が得られたのはこの実習のおかげです!!

2日目早朝

朝霧に包まれながら一日目の船酔いの反省点を活かして事前に酔い止めを服用し、出艇準備を始めました。いざ、出艇して少し沖にでてから干潟の方へ向かいました。一日目よりも晴れていて、風も穏やかで漕いでいて風がとても気持ちよく感じました。
干潟の方に着くとレスキュー訓練開始!!
カヤックが転覆した際に必要となる、グループレスキューとセルフレスキューの2つを学びました。グルーブレスキューとは、沈(カヤックが転覆)した人が救助者と協力することによって再乗艇するまでの過程を指します。最初はカヤックをコントロールすることが難しく、全ての作業を行うときに時間がかかり体力もたくさん消費してしまいました。スムーズに行うには経験しかないと思い、何度か取り組みました。セルフレスキューは1人で転覆した状態から元に戻します。セルフレスキューはとても難しく、体のバランスや筋力などが重要になってくると感じました。僕は1度干潟へ生物観察に行ったのですが、どうしてもその日に成功させたかったので、もう一度挑戦して成功することが出来ました!!
達成感を感じることが出来たと共に諦めないことの大切さを改めて学びました。
レスキューにおいて大切なのは、沈してしまったら直ぐにスプレースカートを外すこと!!そして、パドルとカヤックを絶対に離さないようにすること!!
これは転覆してパニック状態なっても忘れずにしたいと思います。

グループレスキューの様子

最後に

皆さんタイトルの意味が気になっている頃ですよね??
臨海学校とは小・中学生が夏に行われる学校行事で海を身近に体験することを目的として実施されるものと考えられています。また、普段の学校生活においては学べないことを子供たちが集団生活を通して学ぶ意図もあるそうです。僕はこの2日間で小・中学生の頃のような純粋な気持ちで自然を五感全てで感じることが出来ました。「なんで朝霧がでているのだろう?」とか「赤潮と風向きの関係はあるのかな?」など自分で気づいて疑問を持つ新鮮な体験をしました。それに加えて、日常のキャンパスライフでは体験できないシーカヤックや干潟観察などを友達と協力しながら学び、楽しむことが出来ました。
この実習が終わって疲れて居たのですが、それ以上に充実感と楽しかった!という感情が込み上げてきました。このとき小学生のとき夏休みに海で遊んだ思い出と似ていると感じました。しかし、今回は学びの多い有意義な時間を過ごすことができたので「臨海学校」にしました。
また、今度の実習も学び多き時間にして、小学生のように自然を楽しみたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました‼️

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