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鳥羽とは??

自然環境リテラシー学  海コース 第2回 7/17.18

皆さんどうもこんにちは!!
しゅーせーです。
今回は鳥羽で1泊2日を行い、自然を肌で感じてきました。体験したこと、学んだこと、鳥羽盛りだくさんのnoteを読んでもらえたら嬉しいです!

1日目

まさかの、、、雨

電車とバスに乗り約2時間かけて鳥羽の水産実験所に着きました。着いてからなーんか雲が多くて「雨降りそうだな。」と感じていました。雨が降ってきて出艇が怪しい状況に…
しかし、いざ出艇!!
鳥羽は遊覧船や漁船が多く通り、霧が発生すると視界が悪くなる地域であると感じました。雨の中出艇し、旅館のある湾へと移動しました。その後、近くの島を1周しました。このとき雨が激しく降っていました。しかし、岸の近くを通ったため、座礁しないように気をつけて漕ぎました。ふと上を見るともう雨は止んでいました。雨を忘れるほど夢中に漕いでいたのです! 周りも観察でき、発見ばかりのカヤックでした。
カヤック最高‼️

島一周成功✌️

鳥羽の海

カヤックが終わり、プロカヤッカーとして世界を旅して回っていらっしゃる柴田丈広さん
(https://www.algaforest.jp/aboutus-staff)による「鳥羽の海」についての説明がありました。主に潮についての説明でとても興味深く面白かったです。
まず、伊勢湾と外洋の違いについてでした。伊勢湾の鳥羽では、島が多いため瀬戸内海のように海が穏やかですが、外洋の方に出るとうねりの影響を受けます。また、鳥羽のような島が密集した場所では、反流(本来の流れとは逆の方向の流れ)が生じやすく、潮の流れが複雑になります。満潮と干潮では潮の高さから潮の流れが変化することが分かりました。このことから自分が行く方角と潮の流れの変化によってとても進む速さが速くなったり、漕いでも漕いでもその場に留まるような状況ができるのではないかと考えました。なので明日は潮の流れも観察したいと思いました。
さらに、鳥羽は島が数多くあり反転流が起こるため潮の流れを予測するのが難しいのも分かりました。それも含め鳥羽の海がどれだけ面白いか知れた充実した時間となりました!

鳥羽を学んでいる様子

三重アウトドアヤングサポーター育成事業

一日目は三重アウトドアヤングサポーター育成事業の一環として過ごしたため、ロープワークを学びました。もやい結びを忘れかけていたので、思い出すことが出来て良かったです。
さらに、自分にもやい結びをかける方法を習ったことでもし救助が必要になった時など役に立つ知識を得ることができました。


夜ご飯

今日の晩御飯はお魚‼️
前から聞いていたことでしたが、予想以上の魚の大きさと量!カツオ、ハマチ、鯛など魚を選んで自分の食べたい魚の大きさに切り、自分の食べたいように調理し、食べることで鳥羽の魚を満喫することが出来ました!!
さらに、初めてご飯をメスティンで炊きました。「はじめチョロチョロなかパッパ」の合図を19年の間で初めて使いました。小さな頃から聞いてはいた言葉でしたが、「人生でいつ使うんだろうか。」と思ってました。遂に来た「はじめチョロチョロなかパッパ」。この合図通り白米を炊いてみました。
最初はグツグツなって、煙が出てきました。途中から火を消して、蒸らすと初めにしては上手にできた気がします。最高の魚と最高の白米で夜ご飯を充実させることができました。

腹が減っては戦ができぬ

2日目

まさかの、、、晴れ☀

今日は朝からまさかの、、、晴れ‼️
昨日の雨とは変わって晴れており風もなく、「カヤック日和」と言うべき1日のスタート!
朝からバナナとパンで栄養補給をし、出艇。
前日学んだ潮の向きを考え、感じながら漕ぎました。最初、満潮の影響により向かう方向の潮が流れていました。確かに、パドルを力強く漕いでも流されている感覚があり、進まないと感じました。近くを流れていた洗剤ボトルが凄まじく左右に動かされ、潮の怖さを体感しました。


スナメリ参上

目的地に到着するとスナメリをみんなで探しました。「どこかな〜。」って目を凝らして探してみると、少しだけ頭をスナメリがみせてくれました。人生初の野生のスナメリ!!
熊本県天草出身の私は野生のハンドウイルカを何度か見ることはありましたが野生のスナメリは初めて見ました。水族館のスナメリとはまた違う視点で観察することができました。
水族館では「可愛い」の一言でしたが、野生では性格の特徴や個体の大きさ、数などもっと深くまでスナメリについて考えることが出来ました。スナメリは意外と恥ずかしがり屋であるのかなと感じました。もっと顔を出して欲しかったのですが、会えただけでラッキーでした😁😁

最後に、1泊2日を通して

今回の鳥羽での回を通して1回目の河芸では味わえないような新たな体験をすることができました。
まず、天気のこと。どしゃ降りも晴れもどちらも体験し、カヤックをするための自然的要因について学びました。
次に、鳥羽の海について。柴田さんの海での説明、座学の時間を通して鳥羽の海がどれだけ特徴的であるか学びました。鳥羽の海は穏やかでありながらも潮の流れが目に見えるほど変化します。スナメリにも出会うことができました。
そして、水切りを幼少期ぶりにしました。兄と回数を競い合っていた頃がとても懐かしく感じ、良い体験になりました。
このように、1泊2日にしては盛りだくさんの体験をし、学び、考えることが出来ました。今までで1番充実し過ぎた2日間になり、なんと言っても「楽しかった!!」につきます。
最後に、このような機会を与えてくださった先生方や私たちのために準備や片付けをしてくださったリーダーさん達への感謝の気持ちを忘れず次回も楽しみたいと思います。鳥羽の海、先生方、リーダーの皆さん楽しい時間をありがとうございました。

ご拝読ありがとうございました‼️

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