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2024/6/20 アラクノフォビアの受難

・夏至に大雨。いかにもな梅雨ですね。季節とは、順繰りと彩度を移ろわせているように見える。冬に低まった彩度が春が近付くにつれ鮮やかさを取り戻していく。これから痛いくらいビビットな夏に向けて彩度を高めていくはずなのに、梅雨というのは唐突に色を失わせる。あまりにもにわかだったために、随所が水彩のように色が滲んでいる感触がある。この滲みが、晩夏を過ぎた地のベースとなるのかもしれない。秋を色付けてくれるのなら梅雨も悪くない。


・気圧が関係しているのか、雨の日は常時睡魔が襲い、挙句沢山眠ってしまう。週末に姪が来るので、姪の夢を見ました。姪ラヴです。いきるかてうましかて。


・一昨日、お風呂場にてアシダカグモの幼体を発見。まだ大きくないため、処理は容易かった。しかし、これが一匹に留まらないのである。風呂場の壁を睨み付けると、八方に小グモが遍在。うそでしょ……。

・浴室全体をシャワーで流し、浴槽に入った小グモを桶で掬って事なきを得ました。その後フマキラーの屋内用殺虫剤を散布して終了。

・翌日、さすがにもう居ないだろうと入室してみると、まだいる。そして、気付けば至る所に群がっている。


エ居すぎじゃない!?!?!?


諸蜘蛛の皆々様には蜘蛛の子を散らさないでいただきたい。すべて共食いして己も自死せい。


・よく「囲まれたか……!」と敵に囲まれて絶体絶命なワンシーンがあるが、これは現実にも起こり得る事態である。台湾でも、気付けば猫に囲まれていたことがあった。そっちは極楽さながらの空間だったが、今は地獄より惨い。

・壁にシャワーを当てると、今まで黒い点としか視認していなかったソレが、わあっと蠢き出した。思わず「キィッッ⤴︎⤴︎!!!!!」と半狂乱な声を上げてしまった。

・今夏を平穏無事に過ごしたいので、蜘蛛専用の殺虫剤を買おうと決意しました。


・しかし、もう遅い。一度蜘蛛の姿を見てしまうと、一週間はどこにいても蜘蛛が自身に張り付く妄想がよぎり、その度背筋が凍る思いをする羽目になる。現在しております、背筋フリーズ。


はは。


平穏を返してくれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ェッッ!!

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